2008年4月30日水曜日

リベルタドーレス2008 決勝T1回戦① vsリーベル(H)結果


試合後、気分よくアミーガのお誕生日会に出席して泥酔してしまったため、すっかり更新が遅くなってしまいました。。。
もう翌日になってますが、当日のこととして書きます。
今日の第1戦はボカ戦に匹敵あるいはそれを上回る出来で、サン・ロレンソにとって最大の難敵であるリーベルに勝利しました。
AWAYの第2戦では厳しい試合になることが予想されますが、次につながる1勝です。

試合開始から迫力のある攻撃を見せる両チーム。
先に歓喜の瞬間を迎えたのはサン・ロレンソでした。
前半27分、右サイドをリベーロとゴンサーレスで突破し、カピタンがグラウンダーでシルベーラにラストパス、最後の一振り(だけ)に異常な能力を発揮するクキがこれを外すわけがなく、ネットを揺らします。
しかしその3分後、シクロンキラーのファルカーオが頭で合わせて振り出し、いやそれ以下の状況に。
「1-1になるくらいだったら、0-0の方がよかった・・・」という思いとともに前半が終了しました。

後半に入ると、失点ありの引き分けでは危ういアスルグラーナが攻め続けます。
特にアセベードに代えてヒルシーグを投入する70分までは、相手の戦い方にも助けられ圧倒的でした。
このまま終了してもOKのリーベルは、選手交代では攻撃的な選手を投入してくるものの、攻めの姿勢が感じられず、後半放ったシュートは2,3本。
シクロンの方もサンティアーゴの凡庸かつミスの多いプレイでリズムを崩し、その攻撃は時間が経つごとに萎んでいきましたが、最後の最後にこのサンティアギートが活躍?しました。

試合終了まで5分を切った頃、ダレッサンドロが右から放り込んだFKにアレクシス・サンチェスが手を出してクリア。
ペナルティエリア内での行いにバルダッシは当然PKを宣告しました。
両軍人数が揃った状態でカンチャではよく見えませんでしたが、帰りの車の中で聞いたラジオによると、サンティがこのチレーノを後ろからプッシュしたために起こったこととのこと。
とはいえ、「あれはシミュで大げさに飛び過ぎたから手に当たった」という意見もあります。

PKを任されるのは、第1にゴンサーレス、第2にアウレリアーノ。
パラーグアはボカ戦で負傷(右脚内転筋肉離れ、1か月アウト)でこの日は不在。
この場面↓では、一番手でフル出場だったアドリアンです。



これを受け、ようやく攻撃的なチームに戻ったリーベル。
しかし彼らに残された時間はほとんどなく、シクロンの逃げ切りです。
第1戦はHOMEで2-1の勝利、最低限の結果は出しました。

なお、今日は時々ピッチに侵入するパレルモ(犬)はやってこず。
この試合の前にボンボネーラでプレイしていたので間に合わなかったようです。
あちらの試合がもうちょっと早い時間帯に中断されていれば来られたかもしれませんが(笑)

AWAYゴールの扱いについて。
「直前情報」で、「AWAYゴール2倍あり」と書いたり、「なし」と書いたりし、挙句よく分からなくなってその部分を削除しましたが、調べたところやはり「あり」でした。
ただ、「2倍はしない」というか「2倍する意味がない」ということで。。。

周りはみな「AWAYゴールは2倍になる」と言い、昨日ラヌースがHOMEで0-1の敗戦を喫した試合の放送でもそう言ってました。
こちらではまだ、2倍する習慣が残っています。
ということで、最初は「あり」と載せました。
しかしCONMEBOLの規定を隅から隅まで読んでも「2倍する」なんて一文はどこにもなく、また変わったのか?と思いながら、「直前情報」では「なし」に変更したというのが経緯です。

決勝トーナメントで勝敗が並んだ時の勝ち抜け優先順位について、規定では、①得失点差②※総得点③AWAYでの得点と書いてあり、③まで同じだった場合はPK戦に突入するとあります。
決勝のみ、①が同じだったら次は15分ハーフの延長戦(得点ありの引き分けでもAWAYゴールの影響なし)、それでも決着がつかない場合はPK戦です。
※②は、両チーム①が並んだ時点でないはず。

頭の中がゴチャゴチャになってきた私はセルヒオに電話しました。
私:「AWAYゴールって2倍になるの?」
セ:「なるよ、ここでもだいぶ前に導入されたじゃん」
私:「それは知ってるけど、またなくなったんじゃないの?」
セ:「でもみんなそう言ってるよ」
私:「じゃあ、 CONMEBOLのルール送るから読んでみて」

しばらくして電話がありました。
セ:「2倍するとは書いてないね」
私:「でしょ!」
セ:「でも、③の条件がそういうことになるんじゃないの?」
私:「なるほど・・・」

カンチャに向けて出発するまでの2時間、「こっちが2点であっちが1点で・・・」とあらゆるケースをシミュレーションし、数字と格闘。
その結果わかりました、セルヒオの言う通りだと。

念のため、引き続きネットでも確認すると、最後にウィキペディアに到達。
「『AWAYゴールが多い方』とするだけで十分なのでもう『2倍』はしないし、誤解を与えるのでそういう言い方もしない」とありました。
これって、たぶん常識なんでしょうね。
ここで唯一見ることができる他大陸のサッカーはヨーロッパ。
しかし欧州サッカーに興味がなく、チャンピオンズリーグだろうがなんだろうがほとんど見ない私は、いまだに「2倍」している国に住んでいるので混乱してしまいました。。。
スミマセン!

対リーベルに戻りますと、第2戦は勝ちか引き分けなら安泰、負けるにしても今日2-1でしたので、2-3以上のスコアで1点差でなければなりません。
1-2だとPK戦に運命を委ねることになり、得点を奪えずに負けた場合は敗退です。

それから、スダメリカーナ2008でも訂正があります。
ディフェンディング・チャンピオン枠があると、別のところに書いてありました。
昨年の覇者アルセナルも出場確定で、アルゼンチンからは7チーム出場です。

     <対戦表>

2008年4月29日火曜日

リベルタドーレス2008 決勝T1回戦① vsリーベル(H)直前情報

明日は決勝トーナメント1回戦(第1戦)、HOMEでリーベルと対戦します。
試合開始が15分繰り下げられ、19時45分からになりました。

日  時:4月30日19時45分(日本時間翌7時45分)
カンチャ:ヌエーボ・ガソーメトロ
主  審:バルダッシ
通算成績:サン・ロレンソの2勝3分1敗(8得点4失点)
直近結果:リーベル 1-1 サン・ロレンソ(リベルタ1996準々決勝第2戦)

予想スタメンは以下の通りです。

GK:オリオーン
DF:ゴンサーレス
DF:メンデス
DF:アギーレ
DF:プラセンテ
MF:リベーロ
MF:J.M.トーレス
MF:アセベード
MF:ダレッサンドロ
FW:ベルヘッシオ
FW:シルベーラ

FWでは通常練習に復帰したクキがスターターを務める予定です。
スタメンCBでガジェーゴとコンビを組むのは、ボティネーリではなくアギーレというのがラモンの選択でした。
彼と"ネグロ"アセベードは、最近の働きぶりからレギュラーの座を確保した感があります。
ベンチ入りは、シャンパーニュ、トゥーラ、ボティ、アルバラード、ヒルシーグ、ラージョ、ベルニー。
負傷中のフラーコとボカ戦で負傷したパラーグアはベンチ外です。

上に書いた通算成績はすべてリベルタでのもので、その他のコパでは対戦がありません。
国内リーグでは大きく負け越していますが、国際舞台での対決では互角以上の結果を残しています。
数少ない対戦とはいえ、ひとまずほっとさせてくれる材料です。

最近10試合はすべてリーグでの対戦で、3勝3分4敗(10得点18失点)。
AWAYで1-5,0-5の大敗があり、もっと負けている印象がありましたが、そうでもありませんでした。
とはいえ、最後にリーベルに勝ったのは3年前の05後期です。

主審はコルドバ人でベルグラーノとリーベルのファンであるバルダッシ。
べレス戦の時に書いたように、シクロンには厳しい審判です。
しかしこれまでに彼が担当したすべての青赤対赤襷は4戦2勝2敗(5得点9失点)でまずまず。
この4試合もすべてリーグで、モヌメンタルで行われました。
明日のヌエーボ・ガソーメトロではどう出るでしょうか。
選手たちも、多少のことではファウルを取らない「バルダッシ基準」を十分に理解しているはずですので、その点では他国の審判より安心です。(アルヘン対決で、今回は元々外国から来る可能性はありませんでしたが)

「直前情報」では、毎回このようなデータを書くようにしたものの、本当のことを言うと個人的にはあまり重視していません。
審判はともかく、クラブ間の戦績など、戦った時代も違えば選手も様々で、今を戦うチームとはほとんど関係ないはずです。
少なくとも、歴史的に苦手なリーベルを相手にした時にはそう思わなければ。(そう思わないのは対ボカの時だけにします!)

クラウスーラ2008 第12節 vsボカ(H)いろいろ

一昨日のボカ戦にまつわる出来事です。

"PALEEERMO! PALEEERMO!"
試合前、ボカの主将がピッチに出てきて単独で走り込みを敢行。
敵だろうが味方だろうが、すばらしい選手には賛辞を惜しまないサン・ロレンソのインチャスは、「パーレ~ルモ! パーレ~ルモ!」を連呼して彼を称えました。
しかしこの時ロコはなぜか四足で走り回っていたので、私たちの粋な計らいに手を振って応えることができず。


ウォーミングアップのし過ぎで試合中まったく走れなくなった9番。
完全に消えていて、前半で消えました。

"VARGAS, NO MIENTAS!"
試合終了間際にダレッサンドロへのファウルで2枚目のイエローをもらい退場処分を受けたバルガスが、主審のラベルニを告発。
昨日の練習後、コロンビア訛りがきついスペイン語で、「ラベルニはーダレッサンドロにーユニフォームをーねだってただ」と発言しました。


言われた方のラベルニは、「バルガスは嘘つきだ。選手からプレゼントをもらうことはAFAの規定で禁止されてるし、頼んだ覚えもない」とこれを否定。
唯一彼が肯定したのは、「あれはPKだった」というボカを助けたプレイに関することだけでした。
思わぬ事態に巻き込まれたカベソンも、「ラベルニとは一言も言葉を交わしてない。それにパラーシオとユニフォームを交換する約束をしてたんだから」と冷静に対応しています。
「バルガス、嘘をつくな!」

"BUENAS NOCHES AMEEERICA!"
熱狂的シクロンファンのマルセーロ"エル・カベソン"ティネーリが司会を務める番組ShowMatch(月~金、22:15~)。


今クール(というかここ2年くらい)は、ダンス(もしくは歌)のコンテストをやっていますが、昨日は開始から約15分間、サン・ロレンソ-ボカ戦に時間を割きました。
いつもの通り、マルセーロの「こんばんは、アメ~リカ!」の言葉で始まった番組で、彼はボカのユニを着た子供の手を引いて登場。
(何を意味するのかもうお分かりですね)
続いて、一緒に番組をやっているボカファンのゴルド(通称、太った人の意)が入ってきました。

マルセーロは、ゴルドに数々のプレゼントを用意。
映画"PAPA POR SIEMPRE(パパ、永遠に)"のDVD、アルゼンチン版「たまひよ」"Ser Padres(親になる)"の雑誌、「お父さんの歴史が詰まった」サン・ロレンソ100周年公式本、「シクロンのFWを捕まえられなかったカセレス他ふがいないDFたちに」カウボーイのロープ、「いつも勝利する偉大な監督」ラモンの写真(ちょっと前にマルセーロ対ラモンもありましたが。。。)、その他諸々を贈呈しました。
そのすべてを不満そうに受け取っていくゴルド。
この太っちょはかつて結果が逆だった時にマルセーロをおちょくりに出て、生放送中、顔面にツバを吐きかけられた過去がありますが、こちらのカベソンに同じことをしたら間違いなく失業しますので、そんな愚行は犯しませんでした。

マルセーロの仕掛けはまだまだ続きます。
彼は負けたチームの選手たちを呼んでいたのです。
しかし、「パレルモを先頭にボカの選手たちがやって来ました!」と紹介されて入ってきた一群は、やっぱり犬でした(笑)
青と黄色のコスチュームを身にまとったワンちゃんたちを相手にするマルセーロ。
ある一匹には、ゴールシーンでのまずい飛び出しを踏まえて「おいカランタ、何やってるんだ?」、前半ただフラフラしてるだけだった先頭の9番には「こっちこっち、マルティーン、こっちに来い!」、そしていよいよ手に負えなくなると、「ちょっとイスキア呼んできて!」と、こんな感じで。

この後は通常の番組に戻り、明日対戦するシメオーネ(昨日誕生日)の元嫁(or別居中)で元モデルのカロリーナ・バルディーニが出場することになっていました。
私は最初のくだりしか見ませんでしたが、たぶんこちらも面白かったと思います。

さすがは視聴率No.1番組。
やることがすごい!

2008年4月28日月曜日

サポーターソング(34)



今日の最後。
ボカ戦収録分はまだありますが、次回は普通の応援歌を載せられると思います。

タイトル:"SACALE UNA FOTO"
    「写真を撮れ」

"Mirá, mirá, mirá....
Sacale una foto....
Se van para la Boca con el culo roto...."

「見ろ! 見ろ! 見ろ!
1枚撮っとけ!
掘られたケ〇を抱えてラ・ボカに帰って行くぜ。」

カンチャでは感じませんでしたが、こうやって文章にしてみると結構きついですね。(今日の歌ほぼ全部。。。)

<オリジナルソング>
アーティスト:不明
タイトル:不明

サポーターソング(33)



タイトル:"SON HIJOS DEL CICLON"
    「お前らはシクロンの息子」

"Baila la hinchada baila....
Baila de corazón....
Son todos negros....
Son todos putos....
Son hijos del Ciclón...."

「踊る、インチャーダは踊る。
心からはじけてるんだ。
お前らは全員黒〇ボ。
全員ホ〇野郎。
全員シクロンの息子。」

今日は基本的に"応援"歌ではありません。
でも、サポーターソングなので。。。

<オリジナルソング>
アーティスト:不明
タイトル:不明

サポーターソング(32)



タイトル:"SALUDEN A PAPA"
    「パパに挨拶しなさい」

"Ole le ola la....
No sean maleducados....
Saluden a papá...."

「オーレ、レ、オーラ、ラ。
無作法はいけません。 
パパに挨拶しなさい。」

ボカ以外にも使えます。
サン・ロレンソには子供がたくさんいるので。

<オリジナルソング>
アーティスト:不明
タイトル:不明

サポーターソング(31)



タイトル:"HIJOS NUESTROS"
    「息子たち」

"Hijos nuestros, hijos nuestros...."

「俺たちの息子! 俺たちの息子!」

「ソング」ではないですが。。。

<オリジナルソング>
アーティスト:不明
タイトル:不明

サポーターソング(30)



タイトル:"HIJOS NUESTROS MORIRAN"
    「くたばる息子たち」

"Vamos vamos San Lorenzo....
Vamos vamos a ganar....
Que nacieron hijos nuestros....
Hijos nuestros morirán...."

「バモ! バモ! サン・ロレンソ!!
バモ! 必勝だ。
俺たちに子供ができた。
くたばる運命の息子たちさ。」

元歌について調べましたが、結構古くかつ多くのアーティストにカヴァーされているので、オリジナルが誰なのか最早わからないようです。
各国の人で意見が分かれています。

<オリジナルソング>
アーティスト:不明
タイトル:PICAN LOS MOSQUITOS

ZOOだかZOOMというバンドのヴァージョン。
(THE SACADOSは関係ないそうです)
人様のものなので、消えちゃう可能性があります。

サポーターソング(29)



タイトル:"EN PLAZA CONSTITUCION HAY UN NEGRO CON GRABADOR"
    「コンスティトゥシオン広場には録音機を持った黒〇ボがいる」

"En Plaza Constitución hay un negro con grabador....
Si usted lo mira muy bien se peina como Gardel....
Es un hincha de Boca que está esperando el último tren....
Es un hincha de Boca que está esperando el último tren...."

「コンスティトゥシオン広場にはレコーダーを持った黒〇ボがいます。
よく見ればわかりますよ、ガルデルみたいに髪をとかしてるので。
そいつは最終電車を待つボカのサポです。
そいつは最終電車を待つボカのサポです。」

テレビで元歌を聞いたことがありますが、タイトル等がわかりません。
コンスティトゥシオン広場はラ・ボカ地区からほど近いコンスティトゥシオン地区にあり、同名の駅が隣接していてます。
ここ以外でも、広場や公園で海賊版のCDやDVDを売って生計を立てている人がたくさんいるんです。
最終電車の時間まで働いてるのかはわかりませんが。。。
現状はともかく、「貧困層にファンが多い」と言われるボカを揶揄しています。
コンスティトゥシオン駅からは、ブエノス南部に行く電車が出ていますが、南部も貧しいと言われる地域です。
なお、ガルデルはタンゴの名歌手した(1887 or 1890-1935)。

<オリジナルソング>
アーティスト:不明
タイトル:不明

サポーターソング(28)



ボカ戦収録第1弾。
今日は7曲紹介します。

タイトル:"LOS BOSTEROS SON AMARGOS"
    「ボッテーロスは冷たい奴ら」

"Vamos San Lorenzo, vamos a ganar....
Vamos San Lorenzo, vamos a ganar....
Los bosteros son amargos, son amargos de verdad...."

「バモ! サン・ロレンソ!! 勝つぞ。
バモ! サン・ロレンソ!! 勝つぞ。
ボッテーロスは冷めた奴ら、マジで冷たい奴らだ。」

"AMARGO"は元々「苦い」の意味で、シチュエーションによって様々に訳せます。
ここでは、「簡単にチームを見捨てる、応援を放棄する冷たい奴」という意味です。
この歌では、"Las gallinas son amargas"等、各種用意されています。

<オリジナルソング>
アーティスト:不明
タイトル:不明

BGM削除しました

BGMとして流れていたサポーターソングを削除しました。
イスラエルのジョニーが作ってくれたものだったので長いことためらっていましたが、「音が出るので会社で見られません」というメールを頂きましたし、ネタ掲載直後に確認・編集を繰り返す私にとっても実は悩ましいものだったので。

ソースがなくなってしまったサポーターソング1~7には、代わりに動画を置きます。

2008年4月27日日曜日

クラウスーラ2008 第12節 vsボカ(H)結果

稲妻走る!
ともに飛車角その他を落としてのゲームでしたが、人材が揃うサン・ロレンソとボカとでは選手層が違います。
1ゴールしか奪えなかったものの、今日のサン・ロレンソはチャンスの数も多く、内容のある試合をしました。
迎えたピンチは数回だけ。
ラベルニの不安定なジャッジをものともせず、すべてにおいて相手を上回り楽々勝ち点3をゲットです。

ゴールは開始早々の2分でした。
縦1本に"ラージョ"メンセゲースが反応。
飛び出してきたGKカランタにクリアされるかと思われたボールでしたが、稲妻のスピードはすさまじく、追いすがるDFをも振り切って先に到達しました。
彼が放ったシュートは心地よい軌道を描きながら、ゆっくりと無人のゴールへ。
その後の43分間も良く攻めましたが、明らかなPKを2つ見逃されるなどして1-0のまま前半終了です。

後半はいつもの通り少し勢いが落ちます。
ボカは開始からパレルモに代えてパラーシオを投入してきました。
それでも、チャンスの数=シクロン>セネイセで、裏返して言えばピンチの数=シクロン<セネイセは前半と変わらず。
相手に与えた決定的チャンスは78分、コーナーキックからロンカグリアのカベサーソがポストに当たった1回のみでした。
追加点はなりませんでしたが、アマリージャ0枚のゆる~いディフェンスでボカを完封です。

今日ようやく、"ラバンディーナ(漂白剤)"ベルヘッシオとメンセゲースのコルドバ人先発2トップが実現しました。
これは間違いなく当たりです。
ともにスピードとテクニック、突破力があり、彼ら2人だけで相手にかなりの脅威を与えることができます。
9番と合わせて1人だけとなると、前線で体を張れるベルヘッシオが一歩リードですが、今日の出来から、「7番2人で2トップ」というのもラモンの選択肢に正式に加えられたことでしょう。
ゴール後、おしゃぶりポーズでさり気なく「息子」をバカにするメンセゲースもグッドです。(本当は他のことを意味してるのかもしれませんが)

それからAWAYゴール裏にいた人たち。
シクロン相手に早々と1点のビハインド、これを3点差、5点差に感じてしまうのは無理もないことです。
しかし、負けてる時に声を張り上げないようではインチャとは言えません。
昔からこんなに少なかったっけ?と問いたくなるような小集団のラ・ドーセがか細く歌うのみで、歌を引き立てるはずのトランペットがメインになってるようでは、こういう試合はものにできませんね。
それが私たちと君たちの差ですよ。


AMARGOS!

今日の勝利により、無敗で2ポイント差の3位にいたボカを抜きました。
首位リーベル及びピンチャからは3ポイント差の位置にいます。

次節は来週日曜日、水曜のリベルタHOMEリーベル戦をはさんで、AWAYでヒムナシア(LP)と対戦します。
ロボ・プラテンセはともかく、リーベルはボカよりも数倍難しい相手です。
今日の勝利はただの1勝、次の試合に気を引き締めていかなければなりません。

     <対戦表>

     <08後期リーグ順位表>

     <07/08シーズン順位表(上位のみ)>

〇スダメリカーナ2008への道!
・今期終了時に確定。
・アルゼンチンからは7チームが出場。
・昨年の勝者アルセナルはディフェンディング・チャンピオン枠で
 出場が確定。
・ボカ、リーベルはCONMEBOLの招待で出場が確定。
・残りはアルセナル、ボカ、リーベルを除いた成績上位4チームが
 出場。
・成績は07/08シーズン(07前期+08後期)トータルの勝ち点・得失点差等
 により確定。(上表)
・前期及び後期優勝による出場権獲得はなし。
 (但し上位4チームに入る場合多し)

〇リベルタドーレス2009への道!
例年ではスダメリカーナと同様に後期終了時点で確定していましたが、2009年大会は前々年の前期リーグ(=その年の後半)の勝者が出場権を獲得する現状を是正するため選考方法が変更されています。
(効果が出るのは2010年大会から)

・08前期終了時に確定。
・アルゼンチンからは最少5、最大6チームが出場。
・07前期勝者のラヌースは出場が確定。
・残りは08後期勝者と08前期勝者及び優勝チームを除いた成績上位
 2チームが出場。
・成績は3期(07前期+08後期+08前期)トータルにおける1試合当たり
 平均獲得勝ち点(総勝ち点/総試合数)により確定。
・成績2位のチームは予備選から出場。
・ディフェンディング・チャンピオン枠があり、今年の勝者がアルゼンチン
 のチームだった場合は、そのチームも出場。
・その場合、成績1位のチームも予備選から出場。
・1つのチームが複数のタイトルを獲得した場合、成績3位以下も出場権
 獲得。
・その場合、予備選に回る順位も繰り下げ。

2010年大会には09後期勝者と09前期勝者及び成績上位3チームが出場することになると思いますが、リーグの1年は引き続き年またぎで、降格・昇格もそれに合わせて決定されるため、出場権獲得の順位決めでは「1試合当たり平均獲得勝ち点」方式が踏襲されるものと思われます。

2008年4月26日土曜日

クラウスーラ2008 第12節 vsボカ(H)直前情報

明日の午後、HOMEでボカとクラシコです。

日  時:4月27日16時20分(日本時間翌4時20分)
カンチャ:ヌエーボ・ガソーメトロ
主  審:ラベルニ
節前順位:サン・ロレンソ4位(勝ち点21) ボカ3位(同23)
通算成績:サン・ロレンソの65勝45分57敗(244得点235失点)
直近結果:ボカ 2-0 サン・ロレンソ(アペルトゥーラ2007第12節)

予想スタメンは以下の通りです。

GK:オリオーン
DF:トゥーラ
DF:アギーレ
DF:ボティネーリ
DF:ボボリール
MF:リベーロ
MF:J.M.トーレス
MF:ヒルシーグ
MF:A.トーレス
FW:ベルヘッシオ
FW:メンセゲース

コパとリーグを天秤にかけた時、スダメリカーナとリーグだったらリーグ優先もありえます。
しかしリベルタドーレスとリーグだったら、間違いなくリベルタです。
リーグでも優勝を狙える位置にいるシクロンとセネイセですが、南米で最も価値があるコパを狙う今、考えることは一緒。
明日は両チームとも戦力を落として臨むことになります。

サン・ロレンソは、メンデス、ゴンサーレス、ダレッサンドロ、アセベード、プラセンテそしてロメーオが、少なくともスタメンからは外れる見込みです。
ロメーオはスタートから使いたいところですが、シルベーラが左膝に不安を抱えており水曜日のコパに完璧なコンディションで出場できるか微妙、ボカ戦でロメーオに何かあると、リーベル戦で計算できる9番が不在になってしまう可能性があることから、ここで危険を冒すことはできません。
スタメン2トップは、かねてから個人的に希望していた"ラバンディーナ"ベルヘッシオと"ラージョ"メンセゲースの7番2人が担うことになりそうです。

対するボカも、リケルメが完全休養でパラシオはベンチ。
イエロー累積で出場停止にリーチがかかっているバターグリア(9枚)、ダートロ(4枚)も、翌週のリーベル戦を考慮して外れる予定です。

上記の通り、サン・ロレンソはボカに対して歴史的に勝ち越しています。
リーグ168戦65勝45分57敗でその差は8、これにコパでの対戦を加味すると+2で10になります。
自称「世界一のクラブ」ボカは、直接対決の勝敗でサン・ロレンソに並んだことはあっても、一度として勝ち越したことがないんです。
「お前らが邪魔しなければ、国内タイトル数でもガシ~ナを上回れたのに・・・」と言われても、「父と子」の関係は運命ですので、どうしようもありません。
※1試合数字が合わないのは、90前期ボンボネーラでの試合中
 シクロンが1-0でリードしていた時に両バーラスが衝突し
 ボカのソシオ1名が巻き込まれて死亡、「両チーム負け」
 の裁定が下されたことによります。

しかし「子供」を甘やかしてはダメです。
ここ10試合は5勝5敗でタイ。
02前期ボンボネーラでの2-2を最後に引き分けもありません。
もっと「父親」の威厳を示さなければ。

両監督vs対戦相手の成績も見てみます。
イスキアはサン・ロレンソに対して3勝1分4敗。
べレス、ヒムナシア(LP)、セントラルを率いてのもので、なかなかの結果を出しています。
ボカでは初対決です。
一方ラモンは、ボカに対して3勝4分6敗。
シクロンでは1勝1敗ですので、自称「一番偉大なクラブ」リーベルを率いていた時の成績が響いていますが、明らかにボカを苦手にしてます。
まぁ、クエルボを率いて1年以上経ってますので、ライバル相手にもう「チキン肌」が立つこともないでしょう。

主審は今期4節のシクロン対ピンチャ戦を吹いたラベルニです。
アスルグラーナの試合を担当したのはこれまで6試合だけですが、3勝3分で負けなしと相性抜群。
明日も期待してます。

みな頭の中が来週のリベルタで占められていて、どうもいけません。
私も今日、無事にコパのチケットを入手できたので、ボカ戦に気持ちが向くかなと思っていましたが、やはり考えること・話すことは対リーベルになってしまいます。
選手はプロなので、今から明日のクラシコに集中してくれてると思いますが。
朝(実際は昼過ぎに)起きたら、対ボカのことを考えられるかな。

2008年4月25日金曜日

リベルタ決勝T1回戦、チケット争奪戦開始

明日10時から、リベルタ決勝トーナメント1回戦(第1戦)のチケットがカンチャで発売されます。
日曜のリーグ12節ボカ戦のチケット販売も並行して行われるため、恐らく現場は大混乱でしょう。
日本と違い、最後尾でプラカードを持って案内してくれる人なんていないんで(笑) 

まだベスト16の段階ということもあり、価格は通常レベルに落ち着きました。
一番高いメインスタンド1階席非ソシオ価格でも100ペソ(約3,500円)で、一番安いHOMEゴール裏でソシオ12ペソ(約420円)、非ソシオ35ペソ(約1,225円)です。
ただでさえ熱くなっている私たちにこの価格。
チケット争奪競争に拍車がかかることは間違いありません。

加えて、この試合は同じ国のチームとの対戦で、リーベルのインチャスにも大量のチケットを割り当てなければなりません。
グループリーグ最終戦のカラカスとの試合ではAWAYゴール裏までカラスたちが占めましたが、ヌーニェスとはお互いAWAYサポに7,100枚譲ることで話が付きましたので、残りは3万枚強。
う~ん、やっぱり早起きして行く方が安全ですね。

ちなみに明後日やってくるボカに対して、サン・ロレンソは4,000枚与えています。
ボカはかつて、ラ・ボンボネーラでの試合でゴール裏2階席も私たちに開放していましたが、だいぶ前から3階席しかくれなくなりました。
そのため、毎回2,500~3,000枚しかチケットがなかったのです。
今回、ボエードが4,000枚放出する代わりに、次回ラ・ボカで戦う時にはこちらにも同数寄こすという約束をしました。
しかし、あのいびつなカンチャの3階席は3,000人でぎゅうぎゅうのはず。
残りの1,000人はどこに入るんでしょう?

2008年4月24日木曜日

LA GLORIOSA BUTTELER

えー、今日はこれといったネタがありませんので
アルゼンチンNo.1のインチャーダを紹介します。
ラ・ドーセ? ロス・ボラーチョス・デル・タブロン?
ラ・グアルディア・インペリアル?
いえいえ、サン・ロレンソのラ・グロリオーサ・ブテレールですよ!

         
試合前です。
かなり前から盛り上がってます。

         
試合前その2。
タイコ部隊。


ウォーミングアップを終え戦場へ移動。
ゲームが始まってかなり経ってから入場することも。
そっちの方が多いかな。


下から入場ヴァージョン。


HOME入場シーン。
バックスタンドから見たインチャーダ。


HOME入場シーン2。
心強い仲間を迎えるインチャス。


HOME入場シーン3。
PRICELESS!


AWAYべレス戦も実質HOME状態。


ついこの間のAWAYアルヘンティノス戦。
ゲートに着いてもすぐには入りません。
私たち一般のインチャスは一足先に中へ。

上の動画はすべて人様のものなので、消えちゃう可能性があります。
まだご紹介してない応援歌が多数含まれていました。
そのうち掲載したいです。

2008年4月23日水曜日

リベルタ決勝T組み合わせ決定!

もう一度カンペオンになるぞ。
今度はリベルタドーレスで。
ボエードにフィエスタが戻ってくる。
そして鶏小屋ではお葬式だ。
(サポーターソングNo.24)

かかって来い!ガジーナ!!

<決勝トーナメント組み合わせ>
〇S1
A:1位フルミネンセ(BRA) vs 16位ナシオナル(COL)
H:8位サン・パウロ(BRA) vs 9位ナシオナル(URU)

〇S4
D:4位アトラス(MEX) vs 13位ラヌース
E:5位クルゼイロ(BRA) vs 12位ボカ

----------------------------
〇S2
B:2位フラメンゴ(BRA) vs 15位アメリカ(MEX)
G:7位ククタ(COL) vs 10位サントス(BRA)

〇S3
C:3位リーベル vs 14位サン・ロレンソ
F:6位エストゥディアンテス vs 11位リーガ・デ・キト(ECU)

準々決勝はAの勝者対Hの勝者(S1)、B対G(S2)、C対F(S3)、D対E(S4)で
準決勝はS1対S4、S2対S3です。
例外として、準決勝で同じ国の2チームが別のヤマにいた場合は
決勝が同国チーム同士の対戦にならないように入れ替えられ、
そこで対戦することになります。

いよいよ相手が決まりました。
唯一の同国チーム対決です。
2位通過のチームが先にHOMEですので、4月30日(水)にヌエーボ・ガソーメトロ、5月8日(木)にモヌメンタルですが、その前後のリーグ12・13節の相手がともにボカですので、これがリベルタでの戦いにかなり影響してくると思います。

〇4月27日(日)クラウスーラ12節 
・サン・ロレンソ対ボカ
・リーベル対アルヘンティノス

〇4月30日(水)リベルタ決勝T1回戦(第1戦)
・サン・ロレンソ対リーベル

〇5月4日(日)クラウスーラ13節
・ヒムナシア(LP)対サン・ロレンソ
・ボカ対リーベル

〇5月8日(木)リベルタ決勝T1回戦(第2戦)
・リーベル対サン・ロレンソ

※サン・ロレンソはこの後、後期14節で対インデペンディエンテ(H)
 15節で対ウラカン(A)と、クラシコが続きます。

ラモンは、「ブラジルでもメキシコでもどこでもいい」としつつ、前々から国内のチームとの対戦を望んでいました。
今日のベレス戦後のインタヴューでも、「9時間飛行機に乗ってメキシコに行くのと、30分ミクロに乗ってヌーニェスに行くのだったらどっちがいい?」の問いに、「そんなのヌーニェスに決まってる」と即答しています。
リーベルに勝った後の準々決勝では、ピンチャかリーガのどちらかが相手ですから、この組み合わせは恵まれたと言えるんじゃないでしょうか。

2月に対戦した時とはチーム状況が違います。
焼き鳥にしてやる!

クラウスーラ2008 第6節(延期分) vsべレス(H)結果

日曜日のアルヘンティノス戦で連勝が止まったエル・シクロン。
ここで勝ち点を落とすと、もう対戦がなく直接叩けない首位リーベル及びエストゥディアンテスから5ポイント以上離れたままとなり、絶対に負けられない、いや絶対に勝ちたい試合でした。
快進撃を見せていた頃のサッカーからはほど遠い内容でしたが、勝ち点で並ぶべレスを相手に1-0で勝利です。

この試合唯一のゴールはコーナーキックから。
前半14分、ダレッサンドロが上げたボールにボティネーリが頭で合わせました。
この後も何度か決定機を迎えたシクロンでしたが、すべてGKの好守に阻まれて追加点は奪えず。
べレスの方も形らしい形を作れず、終盤には退場者を出して万事休しました。

こう言ったところで伝わらないのは重々承知してますが、今日は「懐かしい」サン・ロレンソを見た気がします。
内容は決して良くないのに勝利するシクロンです。
まぁ、勝ち点3も2も落とさなかったので、とりあえず喜ぶことにしましょう。

この試合、オフィシャルサイト以下主要なところは皆14時開始と言っていましたが、14時10分からでした。
私がカンチャについて中に入れたのがちょうど14時10分くらいで、選手の入場もすでに始まっていましたので、結果的にそれでよかったです。

悲しい事件があって延期された試合ですが、今回はべレスの奴らが多少の破壊活動を行っただけで、大きな問題はありませんでした。
警察もわざわざヘリコプターを飛ばして監視してましたからね。

観客の入りは、メインスタンド4割、バック5割、HOMEゴール裏7割、AWAYゴール裏4割が埋まるくらいでしたが、平日のこの時間としては結構入ったと思います。

今日は延期されていた他の試合も行われました。
シクロン-フォルティン戦と同じ今期6節のヒムナシア(J)-ラヌース戦は2-0でフフイの狼の勝ち。
昨年のスダメリカーナで決勝に進んだアルセナルの都合により延期されていた昨期の18節ヒムナシア(LP)-アルセナル戦は、ラ・プラタの狼が後半先制された後にすぐ追いついて1-1で引き分けています。
これにより、07/08シーズンの消化試合数は全チーム同数になりました。
今後は試合を延期することなく進んで欲しいものです。
少なくとも暴力沙汰では。

次戦12節は27日(日)、HOMEにボカを迎えます。

     <対戦表>

     <08後期リーグ順位表>

     <07/08シーズン順位表(上位のみ)>

〇スダメリカーナ2008への道!
・今期終了時に確定。
・アルゼンチンからは7チームが出場。
・昨年の勝者アルセナルはディフェンディング・チャンピオン枠で
 出場が確定。
・ボカ、リーベルはCONMEBOLの招待で出場が確定。
・残りはアルセナル、ボカ、リーベルを除いた成績上位4チームが
 出場。
・成績は07/08シーズン(07前期+08後期)トータルの勝ち点・得失点差等
 により確定。(上表)
・前期及び後期優勝による出場権獲得はなし。
 (但し上位4チームに入る場合多し)

〇リベルタドーレス2009への道!
例年ではスダメリカーナと同様に後期終了時点で確定していましたが、2009年大会は前々年の前期リーグ(=その年の後半)の勝者が出場権を獲得する現状を是正するため選考方法が変更されています。
(効果が出るのは2010年大会から)

・08前期終了時に確定。
・アルゼンチンからは最少5、最大6チームが出場。
・07前期勝者のラヌースは出場が確定。
・残りは08後期勝者と08前期勝者及び優勝チームを除いた成績上位
 2チームが出場。
・成績は3期(07前期+08後期+08前期)トータルにおける1試合当たり
 平均獲得勝ち点(総勝ち点/総試合数)により確定。
・成績2位のチームは予備選から出場。
・ディフェンディング・チャンピオン枠があり、今年の勝者がアルゼンチン
 のチームだった場合は、そのチームも出場。
・その場合、成績1位のチームも予備選から出場。
・1つのチームが複数のタイトルを獲得した場合、成績3位以下も出場権
 獲得。
・その場合、予備選に回る順位も繰り下げ。

2010年大会には09後期勝者と09前期勝者及び成績上位3チームが出場することになると思いますが、リーグの1年は引き続き年またぎで、降格・昇格もそれに合わせて決定されるため、出場権獲得の順位決めでは「1試合当たり平均獲得勝ち点」方式が踏襲されるものと思われます。

クラウスーラ2008 第6節(延期分) vsべレス(H)直前情報

延期されていた6節の試合が明日行われます。

日  時:4月23日14時00分(日本時間翌2時00分)
カンチャ:ヌエーボ・ガソーメトロ
主  審:バルダッシ
節前順位:サン・ロレンソ4位(勝ち点18) べレス5位(同18) ともに-1試合
通算成績:サン・ロレンソの62勝47分41敗(234得点179失点)
直近結果:ベレス 2-0 サン・ロレンソ(アペルトゥーラ2007第6節)

予想スタメンは以下の通りです。

GK:オリオーン
DF:ゴンサーレス
DF:メンデス
DF:ボティネーリ
DF:プラセンテ
MF:ヒルシーグ
MF:J.M.トーレス
MF:アセベード
MF:ダレッサンドロ
FW:ベルヘッシオ
FW:シルベーラ

負傷中のリベーロとビーロス、累積アマリージャ5枚に到達したアギーレはベンチ外。
シャンパーニュ、トゥーラ、アルバラード、ボボリール、A.トーレス、E.ディアス、ロメーオ、メンセゲースから1引いた選手がベンチ入り予定です。
フラーコのケガはそこそこ重傷で、3~4週間はかかると言われています。

昨日、エミリアーノの起用に関してマルセーロ・ティネーリがラモン・ディアスに噛みつきました。
視聴率ナンバーワン男のティーネーリ対アルゼンチンを代表する名将ディアス。
ということで、今日午後のサッカー番組は、どのチャンネルもリベルタを戦うボカの情報を後回しにしてこの件を扱っていました。
ただ、マルセーロも昨夜の生放送(バラエティ番組)でラモンに謝っていましたし、ラモンも今日の練習終わりの会見で、「ローテーション(して選手を休ませること)は必要なので」と軽く流しています。
二人とも大人ですから大丈夫でしょう。
しかしなぜエミリアーノなんだろう?
(他に"も"いい選手はいるのに。。。明日はベンチに入れるのかな?)

当初の試合開始時間は16時だか16時半だかでしたが、14時に変更されました。
平日の昼過ぎではさすがにガラガラでしょうね。
べレスの「無観客試合」要請が却下されただけまだましですが。。。
この試合に行くのに、仕事を明日の午前中までに終わらせないといけません。
早起きを強いられますので、「対ベレス」の細かいことは省略してもう寝ます。

その前に1つだけ。
主審は3月の時と同じバルダッシです。
シクロンの試合はこれまでに27試合担当し、12勝5分10敗(67得点66失点)という結果が残っています。
はっきり言って相性は悪いです。

リベルタ決勝T組み合わせ予想(6グループ確定時点)

今日のグループ3、個人的な予想は「ボカ死なない」だけ当たりました。
明日にはすべて決まりますし、時間がないので簡単に済ませます。

現在の順位に基づいて決勝トーナメントの組み合わせをみてみました。
明日戦われる試合はすべてスコアレスドローとして反映させています。

A:1位フルミネンセ(BRA) vs 16位アメリカ(MEX)
B:2位リーベル vs 15位サン・パウロ(BRA)
C:3位アトラス(MEX) vs 14位サン・ロレンソ
D:4位クルゼイロ(BRA) vs 13位ナシオナル(URU)
E:5位エストゥディアンテス vs 12位ラヌース
F:6位ククタ(COL) vs 11位ボカ
G:7位フラメンゴ(BRA) vs 10位リーガ・デ・キト(ECU)
H:8位ナシオナル(COL) vs 9位サントス(BRA)
※準々決勝はAの勝者対Hの勝者(S1)、B対G(S2)、C対F(S3)、D対E(S4)で
 準決勝はS1対S4、S2対S3と予め決まっています。

1位通過の1~8位は、5グループ確定時からチーム・順位とも動きませんでした。
シクロンの対戦相手は相変わらずアトラスですが、たぶんこことは当たらないと、今になっては思います。

2008年4月21日月曜日

リベルタ決勝T組み合わせ"本気"予想(5グループ確定時点)

これまでの結果を踏まえて、細かいところまで探ってみました。
個人的な予想も入れてシミュレーションしたいと思います。
もちろん、シクロン中心です。

グループ2位通過では、勝ち点10を獲得しているのが、サントス(得失点差+8)、リーガ(+5)、ラヌース(+3)、サン・ロレンソ(+1)、同9がアメリカ(±0)ということから、サン・ロレンソの上に3チーム、下に1チームというのは確定しています。
したがって、シクロンは9~11位及び16位になることはありません。
そして調べたところ、今週行われる残りの3グループの試合結果がどうなっても、12~15位(5~2位と対戦)の幅に収まることが分かりました。
同様に、考えられるすべての試合結果を考慮して、可能性があるチームを見てみます。(得失点差以下は省略)

ここまでで、決勝トーナメント1回戦で絶対にシクロンと当たらないチームが分かります。
・6~8位になることが確定していて、11~9位との対戦になるククタ。
・グループ1位通過でも7・8位で、10・9位と対戦するシエンシアーノ。
・同じくアウダックス。
・グループ1位通過の可能性がまったくないボカ。

逆に、「対戦相手順位」が3つ以上重なるリーベル、アトラス、コロ・コロ、両ナシオナル、サン・パウロなどは、当たる可能性が高いチームといえますね。
※上の表は漏れとか付け間違いがあると思います。

次に、明日以降に行われる試合を予想してみます。

<グループ3> 4月22日(火)
・コロ・コロ(勝ち点9/得失点差+2/総得点10) vs アトラス(10/+5/10)
・ボカ(7/±0/9) vs マラカイボ(脱落決定)

現実的に、ボカがマラカイボに負けたり、引き分けたりすることは考えにくいです。
また、コロ・コロとボカの得失点差は2だけですので、ボカがマラカイボに大勝する可能性が高いことを考えると、コロ・コロは引き分けでは不安、結果としてそうなることはあっても、アトラス戦に引き分け狙いで行く、もしくは相手とそれを"アレンジ"することはないでしょう。
私の予想は2-1でコロ・コロ勝利、そして4-0でボカ勝利です。

1位:コロ・コロ(勝ち点12)
2位:ボカ(勝ち点10/得失点差+4/総得点13)
3位:アトラス(勝ち点10/得失点差+4/総得点11)

<グループ4> 4月23日(水)
・フラメンゴ(10/+3/7) vs ボロニェーシ(脱落決定)
・ナシオナル(9/+2/6) vs シエンシアーノ(7/-2/4)

順当にHOME勝利とみて、3-0でフラメンゴ、3-1でナシオナル。

1位:フラメンゴ(勝ち点13)
2位:ナシオナル(勝ち点12)
3位:シエンシアーノ(勝ち点7)

<グループ7> 4月23日(水)
・サン・パウロ(8/+1/5) vs Atl.ナシオナル(8/+4/8)
・ルケーニョ(脱落決定) vs アウダックス(7/±0/5)

サプライズはここ。
サン・パウロとAtl.ナシオナルは2-2で引き分け、アウダックスがAWAYで1-0の勝利。

1位:アウダックス(勝ち点10)
2位:Atl.ナシオナル(勝ち点9/得失点差+4)
3位:サン・パウロ(勝ち点9/得失点差+1)

これを基に組み合わせてみると、

A:1位フルミネンセ(BRA) vs 16位アメリカ(MEX)
B:2位フラメンゴ(BRA) vs 15位ナシオナル(COL)
C:3位リーベル vs 14位サン・ロレンソ
D:4位コロ・コロ(CHI) vs 13位ラヌース
E:5位クルゼイロ(BRA) vs 12位ボカ
F:6位エストゥディアンテス vs 11位リーガ・デ・キト(ECU)
G:7位ククタ(COL) vs 10位サントス(BRA)
H:8位アウダックス・イタリアーノ(CHI) vs 9位ナシオナル(URU)

になります。
シクロンの相手は、やはり可能性が高かったリーベルになりました。

それから、私のメル友も予想しています。

コロ・コロ vs アトラスは1-0でコロ・コロ。
ボカ vs マラカイボは4-0でボカ。
フラメンゴ vs ボロニェーシは2-0でフラメンゴ。
ナシオナル vs シエンシアーノは1-0でナシオナル。
サン・パウロ vs Atl.ナシオナルは1-0でサン・パウロ。
ルケーニョ vs アウダックスは0-0。

だそうで、

A:1位フルミネンセ(BRA) vs 16位ナシオナル(COL)
B:2位フラメンゴ(BRA) vs 15位アメリカ(MEX)
C:3位リーベル vs 14位サン・ロレンソ
D:4位コロ・コロ(CHI) vs 13位ラヌース
E:5位ナシオナル(URU) vs 12位ボカ
F:6位クルゼイロ(BRA) vs 11位リーガ・デ・キト(ECU)
G:7位エストゥディアンテス vs 10位サントス(BRA)
H:8位ククタ(COL) vs 9位サン・パウロ(BRA)

ということです。
似たような予想なので、こちらもカラス対ニワトリでした。

どうせなら旅行に行きたいな、シクロンと。

サポーターソング(27)


人様のものなので、消えちゃう可能性があります。

同志の力にも頼ることにしました。
YouTubeにあると楽ですね。


ボカ戦勝利後(自前)のも載せます。
このムービーは2008年4月28日UPです。

タイトル:"ME LO DIJO UNA GITANA"
    「ある占い師はそう言った」

"Me lo dijo una gitana, me lo dijo con fervor....
O largás la marihuana o te vas para el cajón....
Me lo dijo una gitana, yo no le quise creer....
Yo le sigo dando al vino, a los fasos y al papel....
Una gitana hermosa tiró las cartas....
Dijo que San Lorenzo va a ser campeón....
Ya lo corrimo' al Globo y no pasó nada....
Vamo' a correr a Boca que es un cagón...."

「ある占い師はそう言った、熱心に。
マリファナをやめるか、棺桶に入るかどっちかだと。
ある占い師はそう言った、でも俺は信じたくなかった。
だから酒も葉っぱもクスリもやり続けているよ。
美しい占い師はカードを散らした。
そして言ったんだ、サン・ロレンソがカンペオンになるって。
グローボはもう蹴散らした、簡単なことさ。
今度はボカをやる番だ、ヘタレ野郎の。」

サッカーの応援歌です(笑)
みんなで歌いますが、実際やってる人は5%くらいでしょう。
多い?

<オリジナルソング>
アーティスト:KATUNGA
タイトル:ME LO DIJO UNA GITANA

人様のものなので、消えちゃう可能性があります。

2008年4月20日日曜日

クラウスーラ2008 第11節 vsアルヘンティノス(A)結果

絶好調だったサン・ロレンソ、ここで連勝ストップです。
今日は全くさえない試合でした。
両チームともグダグダでしたが、どちらかというとHOMEのビーチョの方がかたちは作れていたと思います。
引き分けでも御の字だったところ、最後の最後にやられて敗戦です。

この試合、先制したのはシクロンでした。
最初の45分をほとんど無駄に費やして突入したロスタイム、カウンターからのプレイでPKを獲得。
センターライン辺りでボールを受けた"ラージョ"メンセゲースがペナルティエリア付近まで疾走しロメーオにラストパス、ベルニーがエリア内で倒されました。
このチャンスを"パラーグア"トーレスがものにしたところで前半終了。
思わぬかたちでリードしました。

しかし後半、今度は逆にPKを献上します。
前半同様みるべきものがないまま迎えた70分、クロスを阻止に行ったアギーレの左腕にボールが当たり無情の笛。
オリオーンが防げず1-1です。
勝ちにこだわるラモンは直後、長男エミリアーノに代えてダレッサンドロを投入しましたが流れは変わらず、ただ時間だけが過ぎていきました。
そして後半ロスタイム、引き分けもやむなしの雰囲気だったところ、致命的な逆転弾を浴びます。
エリア内からのシュートをオリオーンがいったんはね返したものの、ボールは、後は押し込むだけというビーチョの選手に。
国内では2ヶ月ぶりに敗戦です。。。

昨日の話の続きetc.を。
今日はゴロシートがベンチに着いたところで、予想通り「ピーポ」コールをしました。
しかし、なかなか反応せず、私の近くにいたおっさんが「挨拶しろ、バカ野郎!」といったところで、ようやく手を振ってくれました。
聞こえたわけではないでしょうが。

それから3番のボボリール、よかったです。
後半途中でアギーレと交代しましたが、その際AWAYのスタンド全体からネームコールが起こりました。
選手名を連呼して称えることなど、主力数名にしかしないアルゼンチンでは異例のことです。
これには「プラセンテ要らねー」の意味も多分に含まれてますけどね。

一方、ダレッサンドロと代わった長男には激しいブーイングを送っています。
これまではラモンの手前もあり控えてきましたが、もう我慢の限界です。

最後にカベソン。
試合展開上しょうがないとはいえ、正直、今日は使いたくなかったです。
地元ラ・パテルナル(もしくは近く?)出身の彼がアルヘンティノスから表彰されたというのは日本でも知られた話だと思いますが、そのためか、交代出場で「アンドレ~ス・ダレサ~ンドロ」と場内アナウンスされた時に、ビーチョスから何のブーイングも受けませんでした。
かといって、拍手喝采されたわけでもなく。。。
結局、このクラブではプレイしてませんので、あちら側にいた人たちもどう対応すべきか戸惑っていたのかもしれません。
実際、出てこられると困るでしょうし。
彼はそのままビーチョのサポなんだろうと私は思っていましたが、物知り博士セルヒオによるとラシンサポ(だった?)らしいです。
まぁ、どうでもいいや。

今日負けましたが、順位は-1試合で4位キープ。
次節は27日(日)にHOMEでボカとのクラシコですが、その前の23日(水)に同じくHOMEで延期分の6節べレス戦があります。
この敗戦を引きずらなければ、どちらも難しい相手ではないです。

     <対戦表>

     <08後期リーグ順位表>

     <07/08シーズン順位表(上位のみ)>

〇スダメリカーナ2008への道!
・今期終了時に確定。
・アルゼンチンからは7チームが出場。
・昨年の勝者アルセナルはディフェンディング・チャンピオン枠で
 出場が確定。
・ボカ、リーベルはCONMEBOLの招待で出場が確定。
・残りはアルセナル、ボカ、リーベルを除いた成績上位4チームが
 出場。
・成績は07/08シーズン(07前期+08後期)トータルの勝ち点・得失点差等
 により確定。(上表)
・前期及び後期優勝による出場権獲得はなし。
 (但し上位4チームに入る場合多し)

〇リベルタドーレス2009への道!
例年ではスダメリカーナと同様に後期終了時点で確定していましたが、2009年大会は前々年の前期リーグ(=その年の後半)の勝者が出場権を獲得する現状を是正するため選考方法が変更されています。
(効果が出るのは2010年大会から)

・08前期終了時に確定。
・アルゼンチンからは最少5、最大6チームが出場。
・07前期勝者のラヌースは出場が確定。
・残りは08後期勝者と08前期勝者及び優勝チームを除いた成績上位
 2チームが出場。
・成績は3期(07前期+08後期+08前期)トータルにおける1試合当たり
 平均獲得勝ち点(総勝ち点/総試合数)により確定。
・成績2位のチームは予備選から出場。
・ディフェンディング・チャンピオン枠があり、今年の勝者がアルゼンチン
 のチームだった場合は、そのチームも出場。
・その場合、成績1位のチームも予備選から出場。
・1つのチームが複数のタイトルを獲得した場合、成績3位以下も出場権
 獲得。
・その場合、予備選に回る順位も繰り下げ。

2010年大会には09後期勝者と09前期勝者及び成績上位3チームが出場することになると思いますが、リーグの1年は引き続き年またぎで、降格・昇格もそれに合わせて決定されるため、出場権獲得の順位決めでは「1試合当たり平均獲得勝ち点」方式が踏襲されるものと思われます。

クラウスーラ2008 第11節 vsアルヘンティノス(A)直前情報

リーグ7連勝を狙うサン・ロレンソは、明日の午後AWAYでアルヘンティノス(以下、長いのでビーチョと書きます)と対戦です。

日  時:4月20日14時10分(日本時間翌2時10分)
カンチャ:ディエゴ・アルマンド・マラドーナ
主  審:アバール
節前順位:サン・ロレンソ4位(勝ち点18) ビーチョ15位(同11) SLは-1試合
通算成績:サン・ロレンソの53勝32分22敗(196得点125失点)
直近結果:サン・ロレンソ 2-1 ビーチョ(アペルトゥーラ2007第11節)

予想スタメンは以下の通りです。

GK:オリオーン
DF:トゥーラ
DF:メンデス
DF:ボティネーリ
DF:ボボリール
MF:E.ディアス
MF:J.M.トーレス
MF:ヒルシーグ
MF:A.トーレス
FW:メンセゲース
FW:ロメーオ

リベーロとビーロスはそれぞれカラカス戦とセントラル戦で負傷、ゴンサーレスとプラセンテ、アギーレは完全休養で、ベンチには、シャンパーニュ、次男マイケル、アルバラード、アセベード、ダレッサンドロ、ベルヘッシオ、シルベーラが入る予定です。

新加入選手の活躍に若手の成長、ベテランの復活もあり、選手層がかなり厚くなってきました。
2チームとはいわないまでも、1.8チームくらいの戦力は有していると思います。
明日スタメン予定の11人では、長男エミリアーノとボボリールを除けばそのままレギュラーといってもおかしくないです。

ボボリールもSUB-20アルゼンチン代表でU-20W杯カナダ2007の優勝メンバーでしたので、個人的にはもっと使って欲しいんですけどね。
同オランダ2005優勝メンバーのフォルミカもしくはフォルミーカ(現地でもアクセントの位置がイマイチはっきりしません)でもいいんですが。
(負傷中?)
まぁ、プラセンテもはっきり「悪い!」といえる状態から、「良いんだか悪いんだか分からない」といえるところまで来てますので、もう少し我慢するとしましょう。

対ビーチョでは、アスルグラーナがHOME・AWAY問わず歴史的に大きく勝ち越していますが、直近の10戦は3勝4分3敗(8得点9失点)と五分の戦績です。
ラ・パテルナル地区の小さなクラブは、2004年のプリメーラA復帰後はビッグ5キラーで、07後期までに、対ラシン5勝0分2敗、対シクロン、リーベル、ロホ3勝2分2敗、対ボカ3勝1分3敗、トータル17勝7分11敗という成績を残しています。
加えて、昨期6節からHOMEでは8連勝を記録し、ここまで9勝2分(23得点4失点)で11戦負けなしです。
今期は低迷していますが、侮れない相手であることは間違いありません。

主審のアバールは2005年のアペルトゥーラで1部デビューを果たした審判で、トップカテゴリーでは28試合に登板、サン・ロレンソの試合は明日が初ジャッジになります。
28試合中、HOME勝利が17で引き分けが6、AWAY勝利は5だけです。
100試合以上裁いた経験がある審判では、HOME勝利40~45%、引き分け30%前後、AWAY勝利25~30%ですので、サンプリング数が少ないとはいえ、HOME勝利60%以上、引き分け・AWAY勝利が約20%ずつというのは気掛かりではあります。

いいデータを挙げますと、まず、最近4試合の対戦は2勝2分で負けてません。
また、ここ11年間AWAYでは04前期の1回しか負けてません。
ビーチョは2部にいた時期もあってAWAYでは8回しか戦ってなく、あちらも長い間放浪中だったので、エル・マラドーナでの対戦は3回しかないですが。。。
ビーチョの現監督ゴロシートは、DTとしてシクロンと5回戦っていますが、2分3敗で未勝利です。

普段のピーポは、穏やかなしゃべり口で見た目は冷静に話すタイプの人です。
しかし、問題発言が絶えません。
昨年は、かつて率いていたラヌースがアペルトゥーラで快進撃を見せていましたが、ビーチョの監督としてAWAYで対戦した時に、「(ラヌースが位置する)ブエノス・アイレス南部では、70%が(ラヌースのライバル)バンフィエルのサポーター」とやって、グラナーテのインチャスを怒らせています。
今年も、「私のアルヘンティノスは、(前任者の)カルーソ・ロンバルディがみせた結果至上主義のつまらないサッカーではなく、見ていて面白いサッカーをする」と発言していたことから、前節カルーソ率いるNOBとロサリオで対戦した際に、挨拶すら交わしませんでした。
これには、カルーソとピーポの姉(もしくは妹)がかつて関係があったからとか、他にも理由があるようですが。。。

ペラードとピーポ、両チームの監督はともにリーベルでプロのキャリアをスタートさせましたが、一時代ずれているのでヌーニェスでも代表でも、それからマリ~ノスでもチームメイトではなかったようですね。
ピーポは選手時代シクロンに移籍してからも大活躍でしたので、恐らく明日は彼の名前をコールをすることになるでしょう。

2008年4月18日金曜日

サポーターソング(26)



カラカス戦(H)収録で最後の歌です。
まだ主力級の歌がたくさん残ってますので、目標掲載数30曲では収まりそうにありません。

タイトル:"YO SOY DEL BARRIO DE BOEDO"
    「俺はボエード地区の出身」

"Yo soy del barrio de Boedo....
y siempre lo voy a seguir....
Aunque juegues en cualquier cancha....
contigo yo tengo que ir....
Por eso te aliento esta tarde(noche)....
te llevo en el corazón....
La hinchada quiere el campeonato....
quiere ser campeón ohhh...."

「俺はボエード地区の出身で、
いつもサン・ロレンソと共にある。
どこのカンチャで試合があっても、
一緒に行かないといけないんだ。
だからこの午後(夜)も応援しにきた。
心の中に君を留めているよ。
俺たちは優勝したい。
カンペオンになりたいんだ、オオオー!」

これも定番曲です。
元歌はLos Fabulosos Cadillacsに故Celia Cruzが参加したVasos Vacíos。
キューバ人でサルサ歌手だったCeliaは2003年7月に永眠しました。
普段サルサを聞かない私でも名前だけは存じ上げていましたので、すごい人だったのだと思います。

<オリジナルソング>
アーティスト:LOS FABULOSOS CADILLACS C/CELIA CRUZ
タイトル:VASOS VACIOS

人様のものなので、消えちゃう可能性があります。

サポーターソング(25)



タイトル:"DALE SAN LORENZO"
    「ダレ、サン・ロレンソ」

"Dale dale dale San Lorenzo....
Dale dale dale San Lorenzo....
Dale Sanlore...."

「ダーレ! ダーレ! ダーレ! サン・ロレンソ!!
ダーレ! ダーレ! ダーレ! サン・ロレンソ!!
ダレー! サンロレー!!」

紹介するほどの歌ではないんですが。。。
こういう簡単なのもあります。

<オリジナルソング>
アーティスト:不明
タイトル:不明

サポーターソング(24)



タイトル:"VAMOS A GANAR LA LIBERTADORES"
    「リベルタドーレスを取るぞ」

"Vamos a volver a salir campeones....
Sanlore Sanlore Sanlore....
Vamos a ganar la Libertadores....
Sanlore Sanlore Sanlore....
Va a volver la fiesta para Boedo....
Sanlore Sanlore Sanlore....
y va a haber velorio en el gallinero....
el gallinero....
Esta es tu banda descontrolada....
Sanlore Sanlore Sanlore....
la que te alentó y nunca pidió nada....
Sanlore Sanlore Sanlore....
la que esta re loca por esa copa....
Sanlore Sanlore Sanlore....
para que nos chupen bien las pelotas....
River y Boca...."

「もう一度カンペオンになるぞ。
サンロレ! サンロレ! サンロレ!
今度はリベルタドーレスで。
サンロレ! サンロレ! サンロレ!
ボエードにフィエスタが戻ってくる。
サンロレ! サンロレ! サンロレ!
そして鶏小屋ではお葬式だ。
鶏小屋では。
俺たちサポーターはもう止められないぜ。
サンロレ! サンロレ! サンロレ!
これまでずっと君を応援してきたし、何も要求してこなかったろ。
サンロレ! サンロレ! サンロレ!
今回はどうしてもコパが欲しいんだ。
サンロレ! サンロレ! サンロレ!
そして俺たちに跪かせるんだよ。
リーベルとボカを。」

リベルタ用の歌です。
動画では1番と2番が逆になっています。
オリジナルはキューバ人とコロンビア人のドュオ、Donato y Estéfanoが歌っています。
下にPVを載せましたが、応援歌ではサビの部分を使ってないんですね。

<オリジナルソング>
アーティスト:DONATO Y ESTEFANO
タイトル:SIN TI

人様のものなので、消えちゃう可能性があります。

サポーターソング(23)



昨日に引き続き、HOMEカラカス戦で収めた残りの4曲を載せます。

タイトル:"MAMA, YO QUIERO"
    「ママ、僕は欲しい」

"Mamá mamá mamá yo quiero ohhh....
Mamá yo quiero ohhh....
Mamá yo quiero mamá....
Que gane Boedo ohhh....
Que gane Boedo ohhh....
Que gane Boedo y todo el año es carnaval...."

「ママ、ママ、ママ、欲しいよ。
ママ、欲しいよ。
ママ、僕は欲しいんだよ、ママ。
ボエードの勝利が。
ボエードの勝利が。
ボエードの勝利で1年中カーニバルさ。」

元歌はブラジルの有名な歌だと思います。
誰の何ていうタイトルの曲なのか調査中です。
主にゴール後に歌います。

<オリジナルソング>
アーティスト:調査中
タイトル:調査中

リベルタ決勝T組み合わせ予想(5グループ確定時点)

リベルタドーレスは、昨日までで8グループ中5グループが確定です。
残りの試合は来週の火・水に行われます。
3グループが未確定ですのでまだまだ妄想の世界といえますが、現在の順位に基づいて決勝トーナメントの組み合わせをみてみました。
来週戦われる試合はすべてスコアレスドローとして反映させています。

A:1位フルミネンセ(BRA) vs 16位サン・パウロ(BRA)
B:2位リーベル vs 15位アメリカ(MEX)
C:3位アトラス(MEX) vs 14位サン・ロレンソ
D:4位クルゼイロ(BRA) vs 13位ナシオナル(URU)
E:5位エストゥディアンテス vs 12位コロ・コロ(CHI)
F:6位ククタ(COL) vs 11位ラヌース
G:7位フラメンゴ(BRA) vs 10位リーガ・デ・キト(ECU)
H:8位ナシオナル(COL) vs 9位サントス(BRA)
※準々決勝はAの勝者対Hの勝者(S1)、B対G(S2)、C対F(S3)、D対E(S4)で
 準決勝はS1対S4、S2対S3と予め決まっています。

グループ5から抜け出した2チームは変わりませんでしたが、得失点差で2位だったリーベルがサン・マルティンに勝ち、1位だったアメリカがカトリカに敗れたため、順位が入れ替わりました。
この2チーム、現時点では決勝トーナメント1回戦で再び当たることになっています。

肝心のサン・ロレンソは、順位がさらに動いても相手はやっぱりアトラスでした。。。
ここまでくると行きたくなってきましたメヒコ、遠くても。
グループ3の2試合が来週火曜日にありますので、最終日前に1・2・3・5・6・8の6グループが確定します。
その後のシミュレーションでもアトラスに付きまとわれていたら、メキシコ行きのチケットを即予約、なんてことはしません。

2008年4月17日木曜日

サポーターソング(22)



本日最後の歌です。
残りはまた明日。

タイトル:"EL NUEVO GASOMETRO YA ESTA"
    「ヌエーボ・ガソーメトロは準備万端」

"Soy de San Lorenzo si señor....
Que loco soy....
Con esta hinchada yo te quiero ver campeón....
Vamos Ciclón....
El Nuevo Gasómetro ya está....
Vamo' a ganar....
En cancha nueva otra vuelta quiero dar....
De frente más...."

「俺はサン・ロレンソのサポーター。
クレイジーさ。
このインチャーダと共に君の優勝を見たいんだ。
バモ! シクロン!!
ヌエーボ・ガソーメトロはもうできた。
絶対勝とうぜ。
新しいカンチャでも優勝パレードがしたいんだ。
さあ、行くぞ!」

ヌエーボ・ガソーメトロができた時の歌ですから、15年前から歌っています。
原曲はCARLOS SAURA監督のスペイン映画"CRIA CUERVOS"のテーマ曲で、イギリス→スペイン人に帰化したJEANETTEの歌です。

<オリジナルソング>
アーティスト:JEANETTE
タイトル:PORQUE TE VAS


ATTAQUE 77ヴァージョン

人様のものなので、消えちゃう可能性があります。

サポーターソング(21)



タイトル:"HAY QUE GRITAR"
    「叫ばなくちゃいけません」

"Hay que gritar....
señor hay que gritar....
Hay que gritar....
señor hay que gritar....
Hay que gritar....
señor hay que gritar....
Y vamos San Lorenzo que tenemos que ganar...."

「叫ばなきゃいけませんよ。
セニョール、叫ばなきゃ。
叫ばなきゃいけませんよ。
セニョール、叫ばなきゃ。
叫ばなきゃいけませんよ。
セニョール、叫ばなきゃ。
バモ! サン・ロレンソ!! 俺たちが勝つんだ。」

サポーターソング(6)の別ヴァージョンです。

<オリジナルソング>
アーティスト:不明
タイトル:不明

サポーターソング(20)



タイトル:"SOY DE BOEDO"
    「俺はボエードのサポーター」

"Somos los gauchos matadores, que vamos a salir primeros....
Somos los gauchos de Boedo, somos campeones....
Fumada está tu hinchada y delira en el tablón....
entonando esta canción....
Soy de Boedo, soy de Boedo, soy de Boedo, yo soy...."

「俺たちはマタドールのガウチョ、俺たちが一番。
俺たちはボエードのガウチョ、俺たちがカンペオン。
君のインチャーダはラリッててゴール裏でも錯乱状態さ。
この歌を歌いながら。
俺はボエード、俺はボエード、俺はボエードのサポーターだ。」

"SOY DE 〇〇(チーム名等)"で「俺は 〇〇のインチャ」という意味になりますが、"BOEDO"は地区の名前なので、「俺はボエードの出身」とも訳せます。
この部分以外は最初の1回以外繰り返して歌わないので、全体の収録は難しいです。
始まりから"SOMOS CAMPEONES"までは録れてません。

<オリジナルソング>
アーティスト:不明
タイトル:不明

サポーターソング(19)



昨日のカラカス戦で8曲収録しました。
今日と明日に分けて4曲ずつUPします。

タイトル:"QUE GRITEN LOS CUERVOS"
    「叫べ、カラスたちよ」

"Alentemos todos juntos pa' que pongan huevos nuestros jugadores....
Que los partidos se ganan dentro de la cancha y acá en los tablones....
Que griten los cuervos....
si quieren salir campeones....
Que griten los cuervos....
si quieren salir campeones...."

「選手たちに頑張って欲しいからみんなで応援するぞ。
試合はピッチとゴール裏の両方で勝ち取るものだ。
叫べ! カラスたちよ!! カンペオンになりたいなら。
叫べ! カラスたちよ!! カンペオンになりたいなら。」

サポーター自らに気合いを入れる歌です。

<オリジナルソング>
アーティスト:不明
タイトル:不明

リベルタ決勝T組み合わせ予想(3グループ確定時点)



昨日のカラカス戦ではサポーターの応援も熱かったです。
選手入場時に撮ったものですが、この紙テープはシウダ・エビータのペーニャの人たちが自費で用意してくれました。
一人当たり10ペソ負担しています。
えらい!
シクロンの選手たちも見えていたため、多くの人がフライングして投げちゃいましたが。。。

リベルタドーレスは、昨日までで8グループ中3グループが確定です。
残りの試合は、今日と来週の火・水に行われます。
5グループが未確定ですのでまだまだ幻想の世界といえますが、現在の順位に基づいて決勝トーナメントの組み合わせをみてみました。
今日以降に戦われる試合は、すべてスコアレスドローとして反映させています。

A:1位フルミネンセ(BRA) vs 16位サン・パウロ(BRA)
B:2位アトラス(MEX) vs 15位サン・ロレンソ
C:3位クルゼイロ(BRA) vs 14位リーベル
D:4位エストゥディアンテス vs 13位ナシオナル(URU)
E:5位ククタ(COL) vs 12位コロ・コロ(CHI)
F:6位フラメンゴ(BRA) vs 11位ラヌース
G:7位アメリカ(MEX) vs 10位サントス(BRA)
H:8位ナシオナル(COL) vs 9位リーガ・デ・キト(ECU)
※準々決勝はAの勝者対Hの勝者(S1)、B対G(S2)、C対F(S3)、D対E(S4)で
 準決勝はS1対S4、S2対S3と予め決まっています。

1位通過の5位ククタと6位フラメンゴは勝ち点・得失点差・得点まで並びました。
CONMEBOLのルールには、次にAWAYでの得点が多い方が上になるとあります。
総得点7のうち、AWAYでのゴールはククタが6点なのに対してフラメンゴは3点ですので、ククタの方が上位ですね。
それにしても、HOMEで1得点だけだったのにGL突破、しかもグループ1位でというのはすごい。
ここまでみても同じだった場合は、最後の手段で抽選になるそうです。

肝心のサン・ロレンソは、順位が動いても相手はやっぱりアトラスでした。。。
行きたくないですメヒコ、遠いので。
グループ5の2試合と同8の1試合が今日ありますので、今週で1・2・5・6・8の5グループが確定します。
この後のシミュレーションでもアトラスに付きまとわれていたら、最後までこのチームですよ、きっと。

2008年4月16日水曜日

リベルタドーレス2008 グループ1 vsカラカス(H)結果

記念すべき1960年の第1回大会に、前年度のアルゼンチンリーグ・チャンピオンとして出場したサン・ロレンソ。
それから49回目となる今大会で出場回数は10を数えます。
後述のとおり、シクロンが参加した大会で最初の5回は当前のように決勝ラウンドに進出していましたが、2000年以降に出場したここ4回はグループリーグすら突破できずにいました。
しかし10回目となる節目の今回は100周年でもあり、気合いが違います。
多少もたつきながらも、久しぶりに決勝トーナメント進出です!

ただ勝利だけが求められた試合で、アスルグラーナは結果を出しました。
前半16分に先制点をあげると、35分には追加点。
後半に入っても78分に勝利を決定付けるゴールを決め、完璧な守りでカラカスを零封です。

1点目はゴンサーレスのクロスをプラセンテがヘディングで落としてベルヘッシオがゲット。
2点目はべルヘッシオのアシストでシルベーラがゴールです。
このゴールはクキとDFとGKがもつれあってゴチャゴチャしてましたので、カンチャで見た時は何がどうなったのかよく分かりませんでした。
3点目は完全に相手からのプレゼントで、アセベードが前線に出したパスをクリアしにかかったGKが空振りし、クキが拾って決めています。

試合後、気分が良くて飲みすぎてしまいましたので、まともに文章が書けません。
詳しくはサン・ロレンソUSAにゴールシーンの動画がありますので、そちらを見てください。
いつまで残っているかわかりませんが。。。

サン・ロレンソUSAのカラカス戦(H)ゴール動画

「決勝トーナメントから本当のコパが始まる」といわれるリベルタドーレス。
勝負はこれからです。

<リベルタドーレス過去大会での到達地点>
1960:準決勝 対ペニャロール(URU)
1973:準決勝 対インデペンディエンテ、ミジョナリオス(COL)※
1988:準決勝 対ニューウェルス
1992:準々決勝 対ニューウェルス
1996:準々決勝 対リーベル
2000:GL 対ジュニオル(COL)、セロ(PAR)、ウニベルシタリオ(PER)
2001:GL 対コンセプシオン(CHI)、ナシオナル(URU)、ビルステルマン(BOL)
2002:GL 対ポトシ(BOL)、エル・ナシオナル(ECU)、ペニャロール(URU)
2005:GL 対オンセ・カルダス(COL)、コブレロア(CHI)、チーバス(MEX)
※この時代、決勝ラウンドもグループでH&Aの総当たりでした。

     <対戦表>

     <グループ1順位表(全日程終了)>

2008年4月15日火曜日

リベルタドーレス2008 グループ1 vsカラカス(H)直前情報

いよいよ明日はグループリーグ最終節、カラカスとの決戦です。

日  時:4月16日19時30分(日本時間翌7時30分)
カンチャ:ヌエーボ・ガソーメトロ
主  審:ロルダーン(COL)
現在順位:サン・ロレンソ3位(勝ち点7) カラカス2位(同7)
通算成績:サン・ロレンソの1勝1分1敗(6得点4失点)
直近結果:カラカス 2-0 サン・ロレンソ(リベルタ2008Gr.1第1節)

予想スタメンは以下の通りです。

GK:オリオーン
DF:ゴンサーレス
DF:メンデス
DF:アギーレ
DF:プラセンテ
MF:リベーロ
MF:J.M.トーレス
MF:アセベード
MF:ダレッサンドロ
FW:ベルヘッシオ
FW:シルベーラ

昨日まで、アギーレ、メンデス、ボティネーリの3バック、メンセゲース、シルベーラ、ベルヘッシオの3トップで行くといわれていました。
しかしラモンは結局、あえてここで冒険はせず、これまでに一番結果が出せている4-4-2で臨むことを決断した模様です。
3-4-3はどうしても1点が欲しい時のオプションとして試したのかもしれません。
実現していれば、ともに好調なベルヘッシオとメンセゲースが今季初の同時スタメンでしたので、少々残念ではあります。

驚きなのはボティネーリが外れて、アギーレが引き続きDFラインの一端を担うということです。
彼はラモンの強い要望によりNOBから連れてきた選手ですので、DTのお気に入りなのは間違いありません。
スピードがないのは今更どうしようもありませんが、空中戦には元々強く、最近は1対1の対応も向上、読みを効かせたディフェンスも見せるようになってきました。
メンデス先生の授業を受けてかなり成長してきましたので、ポカがなければ大丈夫でしょう。
基本的な能力はボティの方が高いですが、彼の場合はもはや伝統になりつつあるポカがありますので。。。

グループリーグ後半から終盤のこの時期になると、「電卓を叩きながら戦う」という表現をよく目にします。
勝ち点はもちろん、得失点差や得点数等も計算して試合に臨むということですが、サン・ロレンソの場合はもう足し算も引き算もする必要がなく、「電卓」は不要です。

まず、グループ1ではクルゼイロの1位通過とポトシの脱落が確定済みで、2位の座をかけてカラカスと直接対決ですので、もう1試合の結果がどうなろうと影響を受けることはありません。
それから、カラカスとは勝ち点(7)・得失点差(-2)まで同じで、違いはその次に重要となる得点数(サン・ロレンソ5、カラカス6)で1点劣るだけですので、スコアは関係なく、この試合にとにかく勝てばよいということになります。
裏返すと、カラカスは負けなければよいわけです。

相手はセオリー通りにカウンター主体の守備的な戦いを挑んでくると予想されますが、今のシクロンの攻撃力をもってすればきっと大丈夫!
いや、絶対に!!

2008年4月14日月曜日

サポーターソング(18)



先週末のセントラル戦にはカメラを持って行きましたが、集中して応援したかったのでほとんど収録しませんでした。

タイトル:"ESTA HINCHADA NO TE DEJA DE ALENTAR"
    「俺たちサポーターはいつも君を応援する」

"Vamo' Azulgrana, que tenemos que ganar....
Que esta hinchada no te deja de alentar...."

「バモ! アスルグラーナ!! 必勝だ。
俺たちサポーターがいつも君を応援してるんだから。」

シンプルな定番曲です。
クラブ名やニックネームを入れ替えた歌を他チームのサポーターも歌っています。

<オリジナルソング>
アーティスト:不明
タイトル:不明

リベルタGL最終節の楽しみ方

リベルタドーレス2008も全32チームがグループリーグの5試合を消化しました。
すでに決勝トーナメントへの進出を決めたチーム、逆にチャンスがなくなったチームもありますが、まだ多くのチームに可能性が残されていますので、明日から始まるGL最終節では白熱した試合がたくさん見られるはずです。
しかし、ただ各グループの進出・脱落状況を見るだけでは面白くありません。
決勝Tの組み合わせを考えながら、もっというとサン・ロレンソの次の相手がどこになるのか?を見ながら追っていくと、より一層楽しめます(笑)
まず、グループ毎に可能性のあるチームを見てみましょう。

〇グループ1
1位クルゼイロ(BRA)*:勝ち点11/得失点差+8/得点10(以下同並び)
2位カラカス(VEN):7/-2/6
3位サン・ロレンソ:7/-2/5

〇グループ2
1位エストゥディアンテス:8/+2/7
2位ラヌース:7/+2/7
3位クエンカ(ECU):6/-1/2
4位ダヌービオ(URU):4/-3/4

〇グループ3
1位アトラス(MEX):10/+5/10
2位コロ・コロ(CHI):9/+2/10
3位ボカ:7/±0/9

〇グループ4
1位フラメンゴ(BRA)*:10/+3/7
2位ナシオナル(URU):9/+2/6
3位シエンシアーノ(PER):7/-2/4

〇グループ5
1位アメリカ(MEX):9/+2/10
2位リーベル:9/+1/9
3位ウニベルシダ・サン・マルティン(PER):6/-1/4
4位ウニベルシダ・カトリカ(CHI):6/-2/4

〇グループ6
1位ククタ(COL)*:11/+4/6
2位サントス(BRA):7/+7/12
3位チーバス(MEX):6/-1/5
4位サン・ホセ(BOL):4/-10/4

〇グループ7
1位ナシオナル(COL):8/+4/8
2位サン・パウロ(BRA):8/+1/5
3位アウダックス・イタリアーノ(CHI):7/±0/5

〇グループ8
1位フルミネンセ(BRA)*:10/+7/10
2位リーガ・デ・キト(ECU)*:10/+6/10

32チーム中、*印の5チームが決勝トーナメント進出決定済み、6チームが脱落確定、サン・ロレンソを含む21チームにチャンスが残されていますが、次に進めるのはW杯やUCLに同じく各グループ2枠で16チーム(未決定11)です。

決勝Tに進出した16チームは、これも他のメジャーな大会と同様に、グループ☆の1位がグループ△の2位と対戦します。
しかし、その組み合わせの決定方法は異なっていて、W杯のように予めヤマが用意されているわけでもなく、UCLのような抽選でもありません。

リベルタでは、まず、1位で通過した8チームをそれぞれのグループで獲得した勝ち点等により1位から8位まで順位付けし、同じように2位通過の8チームで9位から16位まで順位付け、この後に、1位対16位、2位対15位・・・8位対9位といったように対戦相手を決めていきます。
その際、同国チームの対戦や同グループにいたチームの対戦になっても全く考慮されません。
南米10ヶ国+メキシコだけの大会ですので、細かいことをやると収拾がつかなくなるからでしょう。
ただ、ちょっと前に規定ができて、準決勝の4チームが確定した際に同じ国の2チームが別のヤマにいた場合は、決勝の対戦が同国チーム同士の対戦にならないように入れ替えられ、そこで対戦することになりました。
3チーム同じ国だったらどうするんでしょうね?
(どうもしないか。。。)

現在の順位を基にちょっとシミュレーションしてみましょう。
最後の試合でサン・ロレンソがカラカスに1-0で勝利しグループ1を2位で通過、その他の15試合はすべてスコアレスドローで各グループ現在の順位通りに終了したとします。
すると、

A:1位クルゼイロ(BRA) vs 16位ラヌース
B:2位ククタ(COL) vs 15位サントス(BRA)
C:3位フルミネンセ(BRA) vs 14位サン・パウロ(BRA)
D:4位アトラス(MEX) vs 13位サン・ロレンソ
E:5位フラメンゴ(BRA) vs 12位リーベル
F:6位アメリカ(MEX) vs 11位ナシオナル(URU)
G:7位ナシオナル(COL) vs 10位コロ・コロ(CHI)
H:8位エストゥディアンテス vs 9位リーガ・デ・キト(ECU)
※準々決勝はAの勝者対Hの勝者(S1)、B対G(S2)、C対F(S3)、D対E(S4)で
 準決勝はS1対S4、S2対S3と予め決まっています。

Bはグループ6同士の対戦で、Cはブラジル対決。
Dのサン・ロレンソはアトラスに勝って次に進むとEのフラメンゴかリーベルか。
といった感じです。

UCLのような抽選も一大イベントになりますが、GL最終節の試合結果ですべてが決まるリベルタのこの方式もけっこう面白くないですか?
最初の方ははっきりいって無意味な作業です。
でも、日程が進むにつれてだいたい固まってきますので、それはそれで楽しいんですよ!

2008年4月13日日曜日

クラウスーラ2008 第10節順位表

6連勝のサン・ロレンソは順位を1つ上げ4位につけています。
そしてまだ1試合少ないです!(しつこい性格なので毎回言います)

アルゼンチンリーグの連勝記録は13で、その記録保持者はなんとサン・ロレンソなんですよ。
クラウスーラ2001をマヌエル・ペレグリーニの手で獲得した際、8節のHOMEリーベル戦を落として以降、9節から最終19節まで11連勝。
期をまたいで3節のAWAYバンフィエル戦で引き分けるまでの13試合を勝ち続けました。
この01後期では、短期リーグでの最多獲得勝ち点47も記録。
今期は残りが10試合ですので、全部勝つと勝ち点48で自らの記録を抜け、連勝記録も16に伸ばせるというわけです!!
そこまでは望みませんけどね。

     <08後期リーグ順位表>

     <07/08シーズン順位表(上位のみ)>

〇スダメリカーナ2008への道!
・今期終了時に確定。
・アルゼンチンからは7チームが出場。
・昨年の勝者アルセナルはディフェンディング・チャンピオン枠で
 出場が確定。
・ボカ、リーベルはCONMEBOLの招待で出場が確定。
・残りはアルセナル、ボカ、リーベルを除いた成績上位4チームが
 出場。
・成績は07/08シーズン(07前期+08後期)トータルの勝ち点・得失点差等
 により確定。(上表)
・前期及び後期優勝による出場権獲得はなし。
 (但し上位4チームに入る場合多し)

〇リベルタドーレス2009への道!
例年ではスダメリカーナと同様に後期終了時点で確定していましたが、2009年大会は前々年の前期リーグ(=その年の後半)の勝者が出場権を獲得する現状を是正するため選考方法が変更されています。
(効果が出るのは2010年大会から)

・08前期終了時に確定。
・アルゼンチンからは最少5、最大6チームが出場。
・07前期勝者のラヌースは出場が確定。
・残りは08後期勝者と08前期勝者及び優勝チームを除いた成績上位
 2チームが出場。
・成績は3期(07前期+08後期+08前期)トータルにおける1試合当たり
 平均獲得勝ち点(総勝ち点/総試合数)により確定。
・成績2位のチームは予備選から出場。
・ディフェンディング・チャンピオン枠があり、今年の勝者がアルゼンチン
 のチームだった場合は、そのチームも出場。
・その場合、成績1位のチームも予備選から出場。
・1つのチームが複数のタイトルを獲得した場合、成績3位以下も出場権
 獲得。
・その場合、予備選に回る順位も繰り下げ。

2010年大会には09後期勝者と09前期勝者及び成績上位3チームが出場することになると思いますが、リーグの1年は引き続き年またぎで、降格・昇格もそれに合わせて決定されるため、出場権獲得の順位決めでは「1試合当たり平均獲得勝ち点」方式が踏襲されるものと思われます。

2008年4月12日土曜日

クラウスーラ2008 第10節 vsセントラル(H)結果

こんなところでは止まりません!
先発FWのベルヘッシオとロメーオがそれぞれ1ゴールずつで、ダレッサンドロも1アシスト。
取るべき人が取り、取らせるべき人が取らせたゴールで勝った試合です。
後半失速する悪い癖が出ましたが、全体的にはボールを支配し上出来といえる内容。
リーグでの連勝を6に伸ばしました。

序盤からいいリズムでパスが回り、先制点の匂いが充満するサッカーをしていたシクロンは8分、アセベードの華麗なヒールパスを受けたプラセンテが左サイドを駆け上がり、同サイドのダレッサンドロへ。
ダレがエンドライン付近からエリアに入りマイナス方向にパスを出すと、これを中央のベルヘッシオが捕えてゴールに叩き込みました。
24分には、左のカベソンから右のゴンサーレスへのサイドチェンジが決まり、カピタンの完璧なクロスにロメーオが合わせて追加点。
この5分後にミドルレンジからゴラーソをくらいますが雰囲気は悪くなく、前半をリードして終えました。

後半に入ると、立ち上がりの時間帯にセントラルの攻撃を許します。
しかしこれを乗り越えた58分、カウンターのロングボール1本からこの日最後のゴールが生まれました。
センターサークル辺りにいたロメーオが相手DFの追跡を振り切りながらドリブルでエリアに侵入すると、GKが飛び出してきて交錯。
シクロンにPKが与えられ、職人ゴンサーレスがきっちり決めました。

この後は残念ながら攻撃が実らず。
セントラルも遠目から鋭いシュートを2,3本放ったのみでオリオーンの壁を突破できずに、3-1のまま試合終了です。
今日は気温が低く寒かったですが、試合で温めてもらいました。

次節は4月20日(日)に、"ピーポ"ゴロシートのアルヘンティノスとAWAYで対戦します。
その前の16日(水)にはリベルタのHOMEカラカス戦があり、後には23日(水)に延期された6節のHOMEべレス戦、27日(日)に12節のHOMEボカ戦と、週2試合ペースで連戦です。
幸いHOMEと近距離AWAYでの試合ですので、何とか乗り切りたいですね。

     <対戦表>
順位表は10節の全試合終了後に掲載します。

2008年4月11日金曜日

クラウスーラ2008 第10節 vsセントラル(H)直前情報

リーグ5連勝中のサン・ロレンソは、明晩ロサリオ・セントラルとHOMEで戦います。

日  時:4月12日21時10分(日本時間翌9時10分)
カンチャ:ヌエーボ・ガソーメトロ
主  審:サビーノ
節前順位:サン・ロレンソ5位(勝ち点15) セントラル9位(同13) SLは-1試合
通算成績:サン・ロレンソの49勝46分41敗(218得点175失点)
直近結果:セントラル 1-3 サン・ロレンソ(アペルトゥーラ2007第10節)

予想スタメンは以下の通りです。

GK:オリオーン
DF:ゴンサーレス
DF:アギーレ
DF:ボティネーリ
DF:プラセンテ
MF:リベーロ
MF:アセベード
MF:アルバラード
MF:ダレッサンドロ
FW:ベルヘッシオ
FW:ロメーオ

アテネ五輪で金メダルに輝いたカベソンは、いま世界中を騒がせている北京オリンピックの聖火リレーに参加し、無事ランナーを務め上げました。
では、試合についてです。
コパ、リーグの両方で可能性がある今、ラモンは1試合に集中して主力を休ませるのではなく、だいたい3試合に1試合のペースで順番に休養を与えています。
今回はメンデスとシルベーラがお休みのようです。

相手のセントラルは昨期からしばらくB落ちの危険地帯にいましたが、今期は尻に火がついて、そこから抜け出せるくらいの結果は出しています。
しかし、前節NOBとのクラシコにHOMEで敗れ、再び入替戦ゾーンに入る一歩手前のところまできていますので、明日の試合には気合十分で向かってくるでしょう。

それから主審のアレハンドロ・サビーノについて。
彼は、サン・ロレンソの会長ラファエル・サビーノとは何の関係もありません。
スペイン語の発音上区別がないですが、あちらの「ビ」は"BI"で、こちらは"VI"です。
1部で笛を吹いた試合は昨期終了時点で6試合だけですので、まだ新しい審判ですね。
私は生で見た記憶がありません。

最後に昔話をしたいと思います。(ちょっと長いです)
かつて両クラブのサポーターは、「セントラルとエル・シクロン、心は一つ」という歌を声を合わせて歌っていました。
クエルボスとカナージャスは、30年以上にも渡ってお友達だったのです。
アルゼンチンにおいて最も認知された友好関係だったので、日本でもそこそこ知られているでしょう。
で、「過去形」で表現していることからもお分かりの通り、もうお友達ではなく、「なぜ友情が壊れたのか?」というのが本題です。

友情にひびが入った原因について、「セントラルのバーラ内で政権交代があり、新勢力が、旧勢力と仲が良かったサン・ロレンソのバーラとも敵対する関係になったから」と私は聞いていました。
きっと、現在ロス・ボラーチョスやラ・ドーセが繰り広げているような権力闘争が、ロサリオの地でもあったんだろうなとつい最近まで思っていたわけです。
しかしセルヒオに聞いた話によると、根っこの部分は別のところにありました。
90年代の出来事になります。

1995年のクラウスーラ最終節、2位だったサン・ロレンソはロサリオでセントラルと戦い1-0で勝利。
一方、1ポイント差で首位だったヒムナシア(LP)は、HOMEでのインデペンディエンテ戦を0-1で落としました。
結果、シクロンの逆転優勝で、ロサリオではクエルボスとカナージャスが一緒になって朝までお祭り騒ぎ。
この時、この友情は永遠に続くものと思われました。

1999年のアペルトゥーラ最終節、セントラルは首位リーベルから3ポイント差の2位でべレスとHOMEで対戦。
ラモン・ディアス率いるトップの赤襷は、オスカール・ルジェーリ率いるサン・ロレンソとヌエーボ・ガソーメトロで戦いました。
この時期日本にいた私は雑誌の立ち読みで、「ルジェーリは『友人セントラルのために最大限がんばる』と言っています」というの目にした記憶があります。(読んだ時には試合はとっくに終わっていたと思いますが)
彼はエル・シクロンとラ・アカデミアの友好関係を十分理解していましたし、何より95年の優勝時、選手としてその場に立っていたのです。
しかし、実際にはサブを大量投入して試合に臨み、終了間際にロメーオが同点弾を決めて追いつくのが精一杯、2-2の引き分けで終了。
セントラルはべレスに1-0で勝利しましたが、サン・ロレンソの「裏切り」により1ポイント及ばず、優勝決定戦に持ち込むことができませんでした。

ルジェーリがレギュラーを使わなかった理由で、少なくとも説得力のあるものは何一つありませんが、セルヒオは、現場監督よりさらに上に位置する人たちの間で何やらあったと言います。
彼の話ではこうです。
「リーベルがお〇を積んできたからね。いや、セントラルも積んできたんだよ、勝ってくれって。でもリーベルの方が〇額が高かったんだもん、しょうがないじゃん。ハハハ」
本当かどうかはわかりません。
しかし本当であっても私は驚きません。
むしろ、この手の話にもはや驚かなくなった自分に驚くぐらいです(苦笑)
(ここでは全然関係ないですが、リベルタで崖っぷちのボカがマラカイボとどういう動きを見せるのか、ではなくどういう試合をするのかが、今から楽しみ!)

真実はともかく、この一件をきっかけに、両クラブのサポーターの友好関係は急速に冷え込みました。
「95年の時に俺たちは助けてやったのに、お前らは・・・」というセントラルとサン・ロレンソは、対戦する度に罵り合うようになり、"エル・ピジーン"ことアンドレス・ブラカモンテがトップを務めるロス・ピジーネス(現ロス・ゲレーロス?)がカナージャのバーラを牛耳るようになって以降はさらにエスカレート。
2005年のロサリオでの試合で、ついに大規模な場外乱闘が起こりました。

現在、ラ・ブテレールとロス・ゲレーロスの関係は最悪、一般のインチャスもそれにつられて大半は反目している状態です。
極一部に「復縁」を願う声があり、たまにネットで友好的なメッセージを見ますが、元に戻ることは恐らくないでしょう。
ロサリオのクラシコがなくなるとサッカーファンとして寂しいので、明日の試合以外ではセントラルを応援しますよ!(今期は)

2008年4月10日木曜日

驚異の回復力? それとも・・・

昨日9日付のオレ紙には、「チャコは21日間ダメ」と確かにありました。
そして今日10日の同紙記事には、「チャコは回復してフィジカルトレーニングを行った、試合に出るかは監督次第」と出ています。
チャコが鉄人なのか、それとも記者が適当に仕事してるのか?
答えはたぶん後者でしょうね。
これら2つの記事はWEB版で6つしか離れていないところにまだ載ってます。

それから、ヌエーボ・ガソーメトロのピッチ状態も昨日の記事で書かれていたより悪いようで、ラモン・ディアスは明後日のHOMEセントラル戦を、再びボンボネーラでやるようにクラブ首脳に要請しました。
この話はすんなり通るかわかりませんが、試合2日前でも時間や場所はサクッと変更されるので、可能性はあります。
この辺はいい加減だと解せずに、柔軟さがあると見るべきでしょうか。。。

2008年4月9日水曜日

ATLAS LA MISMA PASION

ケガ人情報

前々々節のアルセナル戦で負傷退場したヒルシーグは今週から通常練習に復帰済み。
前々節のラヌース戦で負傷退場したJ.M.トーレスは、肉離れで少なくとも3週間はプレイできず。
前節のティーグレ戦で負傷退場したビーロスは、「超痛かった」けど単に足がつっただけで大事に至らず。
という現状で、戦列を離れている主力はチャコだけです。
彼もケガしてからすでに10日以上経っていますので、欠場確実なのは今週土曜の後期10節セントラル戦と来週火曜のリベルタ最終節カラカス戦のみ、早ければ20日(日)の後期11節アルヘンティノス戦には間に合うでしょう。
代役を務めるアセベードが、チャコと同等かそれ以上の活躍を見せていますのでとりあえずは安泰。
しかし、彼もチームに欠かせない戦力であることに変わりはありませんので早期復帰が望まれます。

それから、ケガ"人"ではないですが。。。
100周年のイベントをカンチャで行ったため、自慢のピッチが若干傷んだようです。
頻繁にイベントが開催され慢性的にピッチコンディションが悪いモヌメンタルに比べれば症状も軽く、気にするほどではないとのことですが、ここ数年ピッチを完ぺきな状態に保ってきたヌエーボ・ガソーメトロのグラウンドキーパーの方々には少しのダメージも見逃せず、懸命に修復しているそうです。
ホント、頭が下がりますね。
一方、ピッチの惨状が叫ばれて久しい鶏小屋では、3月30日(日)から4月6日(日)までの間に、計4日Quilmes Rock 2008が開催されました。
リーベルに影響を及ぼす分には構いませんが、代表の試合も開催されるので何とかして欲しいですよ!

2008年4月8日火曜日

ベト現る!

今日昼過ぎ、ベト・アコスタに会いました。
うちのペーニャにオブザーバー参加しているイスラエルのジョニーは元々彼の国のペーニャの会長で、「ベト・アコスタ」の名をペーニャの正式名称に冠するほど偉大な9番とは仲良し。
というわけで、高速を使って1時間以上かかる郊外に住んでいるにもかかわらず、ジョニーの誘いにわざわざ首都まで来てくれたのです。
普通のカフェでお茶しただけですが、セルヒオの家でバンダ・アンチャの設置に手間取ったうえ、トイレの水を流すボタン(壁埋め込み型)が押されたまま戻らず、水が流れっぱなしになるというトラブルに見舞われた我々日本組は、1時間半近くも遅刻して到着しました。
それでも待っててくれたベトは、人間としても大きいですね。
「日本語は一切忘れた」そうですが(笑)

彼は今、プリメーラC(4部)のフェニックスというクラブで現役復帰しています。
居を構えるピラール近郊にあるクラブで、HOME及び近くのAWAY限定での出場ですが、ベトの活躍もありフェニックスは現在首位から2ポイント差の2位です。
機会があったら、彼の変わらぬ雄姿を見に行きたいと思います。

     イスラエルのペーニャの人たちと。

     ありがとう、ベト!

2008年4月7日月曜日

サン・ロレンソの輝かしいニックネームたち

前に別のメンバーがちょこっと書いてますが、応援歌の翻訳や100周年祭で様々なニックネームが出てきましたので、改めて自分でもまとめてみました。
サン・ロレンソ100年の歴史の中から生まれた愛称は、付けられた時のチーム一代限りのものから、後のチームにも引き継がれてクラブのニックネームとして定着したものまで、いろいろあります。
現在の使用頻度や定着度を、S=クラブ名に匹敵、A=そこそこ使う、B=たまに見聞きする、C=ほとんど使わない、として記載しました。

〇AZULGRANA(アスルグラーナ):S
・意  味:青赤
・命名時期:クラブ創立初期
クラブのカラーです。
「青赤」としましたが、"AZUL"には「紺」も含まれ、"GRANA"は"GRANATE"のことで正確には「えんじ」、漢字では「臙脂」と書くらしいです。
ユニフォームでは青と普通の赤が組み合わされることも多いですし、ニックネーム以外の使用では「青と赤」で"AZUL Y ROJO"と言うこともあります。
教会(後述する"LOS SANTOS"参照)のマリア像が羽織っていたマントの色とされていますが、クラブのオフィシャルサイトによると、青は「理想」、赤は「戦い」を表しているそうです。

〇EL CICLON(エル・シクロン):S
・意  味:サイクロン
・命名時期:1932年
アルゼンチンでプロのリーグが始まったのが1931年。
サン・ロレンソのプロ化後初優勝はその2年後の1933年ですが、初年度はボカ、2年目はリーベルと最後まで優勝を争いました。
この時期に圧倒的な攻撃力で勝利を重ねるサン・ロレンソを見て、ジャーナリストのウーゴ・マリーニが「エル・シクロン」と命名したのが始まりです。
サン・ロレンソのライバルがウラカン(ハリケーン)なのを意識して付けられたのは言うまでもありませんが、このネーミングは他のジャーナリスト・記者にも共感され、瞬く間に広まりました。

〇LOS CUERVOS(ロス・クエルボス):S
・意  味:カラス
・命名時期:クラブ創立初期
神父さんの黒い服装から想起されたものです。
「エル・シクロン」が主にクラブを示す愛称であるのに対し、こちらはサポーターを主体にしたニックネームと言えます。

〇LOS MATADORES(ロス・マタドーレス):S
・意  味:マタドール
・命名時期:1968年
1968年のメトロポリターノをアルゼンチンサッカー史上初の無敗で優勝したチームに付けられた愛称です。
応援歌にも多用され、現在でもサン・ロレンソ=マタドールとして認識されています。

〇LOS GAUCHOS(ロス・ガウチョス):A
・意  味:ガウチョ
・命名時期:1932年
プロ化を契機に、有力なクラブは全国から優秀な選手を集めるようになりました。
サン・ロレンソは、サンタ・フェ州からアルベルト・チビディーニ、ガブリエル・マガーン、ヘナーロ・カンテーリの3選手を獲得。
彼らの出身地から、「ロス・ガウチョス」のニックネームが付きました。
今でも「俺たちがボエードのガウチョ、俺たちがカンペオン・・・」という応援歌を毎試合歌います。

〇LOS SANTOS(ロス・サントス):A
・意  味:聖人
・命名時期:クラブ創立初期
クラブ名が「聖ロレンソ」ですからそのままです。
カトリック・サレジオ会のロレンソ・マーサ神父のおかげで今のサン・ロレンソがあるわけですが、クラブに宗教色はなく、サポーターにはユダヤ系や中東系、私のような無宗教の人間もいます。

〇LOS CARASUCIAS(ロス・カーラスーシアス):B
・意  味:汚ない顔した奴
・命名時期:1963年
この年、ナルシーソ・ドバール、フェルナンド・アレアーン、エクトル・ベイラ、ビクトリオ・カーサ、ロベルト・テルチの5人の下部組織の選手たちが若くしてトップに昇格、それぞれ活躍しました。
この時のチーム、もっと限定すればこの5人衆に付けられた愛称が「ロス・カーラスーシアス」です。
直訳して「汚ない顔した奴」としましたが、顔を洗う習慣がまだ身に付いていない子供のことで、「小僧」程度の意味になると思います。
クラブのニックネームにまで昇華することはなく、今では彼らのことか、サン・ロレンソの下部組織上がりの若手を「カーラスーシア」と表現するくらいでしょう。
それでもブエノス北部のカラスたちが、5人とそのチームへのオマージュから"LOS CARASUCIAS ZONA NORTE"の横断幕を出していますので、まだ目にする機会はあります。

〇LOS CAMBOYANOS(ロス・カンボジャーノス):C
・意  味:カンボジア人
・命名時期:1986年
70年代末から始まったクラブの経営危機。
自身のカンチャを失い、まともな練習場もなくシャワーといえば水、契約さえもきちんと履行されない。
当時の選手たちは過酷な環境下にありました。
これは、1986年に所属していたウルグアイ人選手ルイス・マルバーレスが、「俺たちは孤立無援でカンボジア人みたいだ」と言ったことから付いたニックネームです。
この時期しばらく使用されたようですが、最早使う人は誰もいません。
昔を懐かしむ話でもなければ。

〇LOS SANLORENCISTAS(ロス・サンロレンシスタス):C(A)
・意  味:サン・ロレンソファン
・命名時期:クラブ創立初期
ユヴェンティーノやインテリスタ、ミラニスタみたいなものですが、アルゼンチンではかしこまった言い方になるので、日常の会話の中でこのタイプはほとんど使いません。(イタリアではどうなのか私は知りません)
ペーニャなどの団体や博物館等の名称に付けられたり、クラブ会長のお堅い演説や新聞等のメディアで登場するのみで、「俺はサンロレンシスタ」とか、そういう使い方はないです。
他のクラブでも同様で、「ボケンセ」なぞ反対語の「リーベルプラテンセ」並に普段言わないんですが、なぜか日本では。。。
まぁいいか、あっちの人のことは。

サン・ロレンソのオフィシャルサイトやファンサイト、ウィキペディアなどを参考に書きました。
ニックネームとして存在している(いた)のは確かですが、由来の信憑性は?です。

2008年4月6日日曜日

クラウスーラ2008 第9節 vsティーグレ(A)結果

俺たちがマタドーレス!
5得点で圧勝、リーグ5連勝、5位浮上です!!
(そしてまだ1試合少ないです)
チケットを入手できず、生観戦できなかったことだけが残念であります。。。
この試合、ベルヘッシオに代わってスタメン出場したメンセゲースがハットトリックを達成するなど、随所に活躍しました。

1点目は3分、メンセゲースがペナルティエリアやや外からコーナーを突いた技ありゴール。
2点目は9分、相手DFのクリアミス(空振り)をメンセゲースが拾い追加点。
28分、スローイン→クロス→カベサーソ→ポスト直撃→リバウンド→シュートという流れで1失点。
3点目は40分、メンセゲースがエリア内でティーグレDFのひじ鉄を誘発して相手の一発退場とPKを獲得、アウレリアーノがゲット。
4点目は47分、ティーグレDFがまたしてもクリアの際に処理を誤り、メンセゲースがかっさらってトリプレーテ。
5点目は61分、DFラインでボールをカットしたガジェーゴがそのまま上がって最後は中央でどフリーだったビーロスにパス、フラーコが締めの一発、ゴール後に喜んでいるところで痛み出して負傷退場するというおまけつ付き。

というのが、テレビ観戦だった今日はよく見えました(笑)
(ちなみに、テレビ中継のスタメン発表でも6番ボティで3番アギーレでしたが、実際はやはり逆でした)

ここのところ、ロメーオ、シルベーラの9番勢も復調の兆しを見せてますが、ベルヘッシオ、メンセゲースの7番勢はどちらもスタメンにしたいほど調子がいいです。
9番の2人も本来の実力からするとまだまだですので、7番の2人でツートップというのも面白いかもしれません。

それから、順位表関係で2,3あります。
まず後期の順位表ですが、ラシンサポーターの暴動により77分に中断された7節のラシン対エストゥディアンテスは、中断時のスコア2-1をもってピンチャの勝利が確定するようです。
この結果を反映させた順位表を掲載するところが増えてきましたので、今日からここでもそうします。
次にコパの出場権獲得に関連する順位です。
後期もほぼ半分が終了しましたので、こちらも気になってきました。
来年のリベルタドーレスは出場チームの決定方法に変更があって来期終了まで決まりませんが、今年後半に戦われるスダメリカーナは今期までの成績で確定です。
07/08シーズンの順位が関係しますので、合わせて掲載していきます。
最後に降格にまつわる順位ですが、サン・ロレンソとは無関係ですし、ウラカンも珍しく絡んでませんので面白くありません。
ということで、こちらは放っておきます。

次節は4月12日土曜日、今節NOBとのクラシコに敗れた"元"友人セントラルと、HOMEヌエーボ・ガソーメトロで対戦します。
この間、コパはありません。

     <対戦表>

     <08後期リーグ順位表>

     <07/08シーズン順位表(上位のみ)>

〇スダメリカーナ2008への道!
・今期終了時に確定。
・アルゼンチンからは7チームが出場。
・昨年の勝者アルセナルはディフェンディング・チャンピオン枠で
 出場が確定。
・ボカ、リーベルはCONMEBOLの招待で出場が確定。
・残りはアルセナル、ボカ、リーベルを除いた成績上位4チームが
 出場。
・成績は07/08シーズン(07前期+08後期)トータルの勝ち点・得失点差等
 により確定。(上表)
・前期及び後期優勝による出場権獲得はなし。
 (但し上位4チームに入る場合多し)

〇リベルタドーレス2009への道!
例年ではスダメリカーナと同様に後期終了時点で確定していましたが、2009年大会は前々年の前期リーグ(=その年の後半)の勝者が出場権を獲得する現状を是正するため選考方法が変更されています。
(効果が出るのは2010年大会から)

・08前期終了時に確定。
・アルゼンチンからは最少5、最大6チームが出場。
・07前期勝者のラヌースは出場が確定。
・残りは08後期勝者と08前期勝者及び優勝チームを除いた成績上位
 2チームが出場。
・成績は3期(07前期+08後期+08前期)トータルにおける1試合当たり
 平均獲得勝ち点(総勝ち点/総試合数)により確定。
・成績2位のチームは予備選から出場。
・ディフェンディング・チャンピオン枠があり、今年の勝者がアルゼンチン
 のチームだった場合は、そのチームも出場。
・その場合、成績1位のチームも予備選から出場。
・1つのチームが複数のタイトルを獲得した場合、成績3位以下も出場権
 獲得。
・その場合、予備選に回る順位も繰り下げ。

2010年大会には09後期勝者と09前期勝者及び成績上位3チームが出場することになると思いますが、リーグの1年は引き続き年またぎで、降格・昇格もそれに合わせて決定されるため、出場権獲得の順位決めでは「1試合当たり平均獲得勝ち点」方式が踏襲されるものと思われます。

2008年4月5日土曜日

クラウスーラ2008 第9節 vsティーグレ(A)直前情報

リーグとコパを合わせた連勝は6でストップしたサン・ロレンソですが、リーグに限れば4連勝中。
明日はティーグレとAWAYで戦います。

日  時:4月6日18時30分(日本時間翌6時30分)
カンチャ:モヌメンタル・デ・ビクトリア
主  審:フルチ
節前順位:サン・ロレンソ9位(勝ち点12) ティーグレ4位(同14) SLは-1試合
通算成績:サン・ロレンソの31勝6分8敗(116得点63失点)
直近結果:サン・ロレンソ 2-1 ティーグレ(アペルトゥーラ2007第9節)

予想スタメンは以下の通りです。

GK:オリオーン
DF:トゥーラ
DF:メンデス
DF:ボティネーリ
DF:アギーレ
MF:リベーロ
MF:アセベード
MF:A.トーレス
MF:ビーロス
FW:メンセゲース
FW:シルベーラ

最近、ラモンは前日練習を非公開にすることが多くなり、スタメンも発表しなくなりました。
上記は今日の最終練習でスタメン組に入ったメンバーですが、3番アギーレとかよく解りませんので、いつもの通り外れてほしいです。。。
というか、6番がアギーレで3番がボティの間違いじゃないかと思いますが、ボティもサイドを嫌がっているので、やっぱりこの通りなのかな。
いずれにしてもプラセンテよりはまし?

さて、ティーグレです。
トップディヴィジョンの公式戦AWAYでティーグレと対戦したのは過去に22試合あります。
成績は11勝4分7敗(37得点34失点)。
敵地でもシクロンが優位を保っていますが、気になるのは7敗という数字です。
ティーグレ戦の通算敗戦数は8ですので、ほとんどがここで負けたことになりますね。

逆に好ましい材料といえるのが主審のフルチです。
これまでに彼が裁いた15試合は9勝3分3敗(31得点24失点)で、9勝のうち8勝は完封勝利。
この人はエリソンド氏と同じ赤のファンですが、シクロンとは一番相性がいいと思います。

以下、小ネタを少し。

〇チームカラー
ともに「青赤」です。
その時々で濃かったり薄かったりしますが、基本的に同じです。
ティーグレもサン・ロレンソと同じ縦縞のユニフォームを使っていた時期がありました。

〇ニックネーム
ともに「マタドール」です。
それぞれ複数のニックネームを持っていますが、特にティーグレはマタドールが代表的です。
あちらはカラーが同じこともあり、サン・ロレンソにあやかってつけられました。

〇トラとネコ
クラブの名前ティーグレは都市名ですが、単語本来の意味はトラ。
しかし強くないうえ、長い間エンブレムに「クルブ・アトレティコ・ティーグレ」のそれぞれのイニシャルを取って"CAT"と入っていたため、ネコと揶揄されていました。
そのためか、今はエンブレムの表記が"TIGRE"に変わっています。

明日の試合、ティーグレがAWAYの私たちに割り当てたチケットは2,000枚だけ。
今日の10時から「ソシオ1人につきチケット1枚、仲間の会員証持参で代理購入する場合でも+1人まで、24ペソ」という条件で発売されましたが、昼過ぎには売り切れて入手できませんでした。。。
この枚数ではペーニャ経由でも回ってきそうにありませんので、明日はどこかのバールで一杯やりながら応援します!

2008年4月4日金曜日

ペーニャのロゴetc.決定!

予定より遅れましたが、ペーニャのロゴ決定・ブログのヘッダー変更・横断幕作成しました。

     こちらがペーニャのロゴ。
     バレンシアのリカルドがもってきたベースに
     ラヌースのフェデが手を加えました。
     Gracias a RICARDO y FEDE.

     こちらはブログのヘッダー用ロゴです。
     イタリアのオルリーがデザインしてくれました。
     Gracias a ORLY.

     Les agradecemos a todos los amigos de SAN LORENZO USA.

     それから横断幕です。
     ロゴを入れるとなると外注になり時間もかかるので
     オーソドックスなスタイルで手作りしました。
     フォントや文字間もバラバラですが、なかなかの出来です。
     豚小屋でのラヌース戦でデビュー済。
     写真を撮るには柵が邪魔でしたね。
     (後で張り直しましたが撮り直しませんでした)

ロゴはサン・ロレンソUSAを通じてデザインを募集しました。
すべてのアミーゴスに感謝です。

サポーターソング(17)



音源の在庫がないので今日はここまでです。

タイトル:"MIRALA"
    「あれを見ろ」

"Mírala que linda viene....
Mírala que linda va....
Es la banda de Boedo....
que al Ciclón viene a alentar....
No me importa donde juegues....
Siempre te voy a seguir....
Yo lo quiero a San Lorenzo....
y por él voy a morir...."

「あれを見ろ、すごい集団が来るぞ。
あれを見ろ、すごい集団が行く。
あれはボエードのサポーターだ。
シクロンを応援しに来たんだ。
どこで試合があるかは関係ない。
いつだってついていく。
サン・ロレンソが好きなんだ。
そのために俺は死ぬつもりさ。」

1番の歌詞は他者目線にして「自画自賛」ですね(笑)
試合ではもっとゆっくりとしたテンポで歌います。

<オリジナルソング>
アーティスト:(MIMI MAURA)
タイトル:(CANCION DE LA LUCHA DE PUERTO RICO)

*このムービーは、4月3日の「Fiesta del Centenario(nvo. gasómetro)」
 の中にあるものと同じものです。

サポーターソング(16)



タイトル:"MATADOR"
    「マタドール」

"Me dicen el Matador, nací en Boedo....
que es un barrio de borrachos y faloperos....
Llega el domingo a la tarde, voy a la cancha a ver al Ciclón....
En cancha nueva yo te quiero ver campeón....
Dale Matador dale Matador....
Dale Matador dale Matador...."

「マタドールと呼ばれる俺はボエードの生まれ。
酔っ払いと薬中で溢れる地区さ。
日曜の午後はシクロンに会いにカンチャへ行く。
新しいカンチャでもカンペオンになって欲しいんだ。
ダレ! マタドール!! ダレ! マタドール!!
ダレ! マタドール!! ダレ! マタドール!!」

「マタドール」を愛称の一つとするサン・ロレンソ。
LOS FABULOSOS CADILLACSのヴォーカルVICENTICOはクエルボ。
曲調も勇ましく、応援歌になる条件が完全に揃っていました。
この歌にはウラカンをおちょくったヴァージョンなど3つ4つのヴァリエーションがありますが、ここで載せたものが最もポピュラーです。
ロス・カディラクスが歌うオリジナルは、試合前のスタメン発表時に流されます。

*このムービーは、4月3日の「Fiesta del Centenario(nvo. gasómetro)」
 の中にあるものと同じものです。

<オリジナルソング>
アーティスト:LOS FABULOSOS CADILLACS
タイトル:MATADOR

人様のものなので、消えちゃう可能性があります。

サポーターソング(15)



タイトル:"SEÑORES, YO SOY DE UN BARRIO"
    「皆さん、私はとある地区の出身です」

"Señores, yo soy de un barrio....
barrio de corazón....
Señores, yo soy de Boedo....
y soy hincha del Ciclón...."

「皆さん、私はとある地区の出身です。
愛すべき地区です。
皆さん、私はボエードの出身なんですよ。
そしてシクロンのサポーターです。」

全国区のいわゆる"LOS 5 GRANDES(ビッグ5)"の中で、サン・ロレンソは最も地域性を前面に押し出したクラブです。
そのため、歌詞中にも「ボエード」がよく登場します。
優勝後、他のビッグクラブのサポーターが中心街のオベリスコを目指すのに対し、私たちはボエード地区にあるサン・フアン大通りとボエード大通りの交差点に集結するんです。

<オリジナルソング>
アーティスト:不明
タイトル:不明

サポーターソング(14)



タイトル:"SAN LORENZO ES UN SENTIMIENTO"
    「サン・ロレンソはかけがえのない愛」

"San Lorenzo es un sentimiento....
No se explica, se lleva bien adentro....
Y por eso te sigo adonde sea....
Yo soy cuervo hasta que me muera....
Dale Sanlore dale Sanlore....
Dale Sanlore dale Sanlore...."

「サン・ロレンソはかけがえのない愛。
説明できないけど、心の中にあるんだ。
だからどこにだってついていく。
俺はカラス、死ぬまでカラス!
ダーレ! サンローレー!! ダーレ! サンローレー!!
ダーレ! サンローレー!! ダーレ! サンローレー!!」

うちがライバルをバカにした歌を有しているように、他クラブのサポもうちを貶した歌を持っています。
この歌でも「ダーレ! サンローレー!!」のところで、まず間違いなく「お前はBのクラブ」と被せてきますが、こういう時は指笛でかき消すのが標準動作です。
ここ数年、その他の挑発ソングだと手拍子で盛り上げて、歌い終ると盛大な拍手で褒めてあげたりするようになりました。
こちらは全くこたえてませんし、「お上手、お上手」と言われれば歌った方もしらけますからね(笑)

<オリジナルソング>
アーティスト:ZAPATO VELOZ
タイトル:TRACTOR AMARILLO

人様のものなので、消えちゃう可能性があります。

サポーターソング(13)



タイトル:"YO ERA CUERVO DESDE QUE ESTABA EN LA CUNA"
    「揺りかごに揺られてた時から俺はカラス」

"Yo era cuervo desde que estaba en la cuna....
A San Lorenzo cada vez lo quiero más....
De la mano de la hinchada este año....
El campeonato de Boedo no se va...."

「揺りかごに揺られてた時から俺はカラスだった。
サン・ロレンソへの愛はますます強くなるんだ。
俺たちサポーターが力強く応援すれば、
今年の優勝はボエードのものさ。」

試合前やハーフタイムなど、待ち時間に歌うことが多い応援歌です。
通常のサポーターソングとはちょっと趣が異なりますね。

<オリジナルソング>
アーティスト:GIPSY KINGS
タイトル:EL TORO Y LA LUNA

人様のものなので、消えちゃう可能性があります。

サポーターソング(12)



タイトル:"EL QUE NO SALTA ES DE BOCA Y HURACAN"
    「飛び跳ねない奴はボカとウラカン」

"Hay que saltar, hay que saltar....
El que no salta es de Boca y Huracán...."

「飛び跳ねろ、飛び跳ねろ!
飛び跳ねない奴はボカとウラカンだ。」

飛び跳ねろシリーズその2です。
説明不要ですね。
どっちも大嫌いなんです。

<オリジナルソング>
アーティスト:不明
タイトル:不明

サポーターソング(11)



タイトル:"EL QUE NO SALTA ES DE HURACAN"
    「飛び跳ねない奴はウラカン」

"Hay que saltar, hay que saltar....
El que no salta es de Huracán...."

「飛び跳ねろ、飛び跳ねろ!
飛び跳ねない奴はウラカンだ。」

飛び跳ねろシリーズその1です。
もちろん飛び跳ねながら歌います。
飛び跳ねないとウラカンになってしまいますから。
この歌は、相手がウラカンじゃなくても歌います。
代表の試合では上段の"HAY QUE SALTAR"のところが"Y YA LO VE(なるほど、もうわかった!)"になり、"DE HURACAN"のところが"UN INGLES(エゲレス人)"に入れ替わります。
まぁ、どっちも大嫌いなんです。

<オリジナルソング>
アーティスト:不明
タイトル:不明

サポーターソング(10)



セルヒオから引き続き応援歌をUPするように命じられました。
サン・ロレンソのサポーターソングは、引退した歌までカウントすればトータルで400~500曲はあると思います。
現役が100曲、そのうちまず間違いなく歌うスタメンが20曲、状況によっては歌うベンチ入りが同じく20曲、たまに歌うレセルバが60曲といったところでしょうか。
これに毎年2,3の新人いや新曲が加わりますので、網羅するのは難しいですね。
とりあえず、今は30曲を目標にがんばります。
「試合には手ぶらで」が持論の私には毎回カメラを持っていくのがかなり苦痛ですので、今期中には達成したいです。。。

タイトル:"POR LO QUE YO TE QUIERO"
    「君を愛してるから」

"La vuelta vamo' a dar, quiero salir campeón....
Yo lo llevo a San Lorenzo adentro del corazón....
A ver si los jugadores lo sienten igual que yo....
Por lo que yo te quiero te sigo a todas partes....
Por lo que yo te quiero Ciclón te aliento hasta morir...."

「優勝してパレードだ、カンペオンになりたいんだ。
俺の心にはいつもサン・ロレンソがいる。
選手たちも俺と同じ気持ちでいてくれよ。
愛してるから、どこまでも君についていく。
愛してるから、シクロン、死ぬまで君を応援するんだ。」

私が一番好きな応援歌です。
元歌を生み出したRodrigoは残念ながら2000年6月、交通事故により27歳の若さで亡くなりました。
マラドーナの引退記念試合でD10Sに捧げる歌を歌っていましたので、彼の歌声を耳にした人も多いと思います。
それからさらに残念なことには、動画の前半部分は隣にいた友人の独唱状態になっています。。。
ゴール裏の大音量よりも近くの大声の方が強いんですね、この手の機械には。

<オリジナルソング>
アーティスト:RODRIGO
タイトル:POR LO QUE YO TE QUIERO


WALTER OLMOSヴァージョン

人様のものなので、消えちゃう可能性があります。