いよいよ明日はグループリーグ最終節、カラカスとの決戦です。
日 時:4月16日19時30分(日本時間翌7時30分)
カンチャ:ヌエーボ・ガソーメトロ
主 審:ロルダーン(COL)
現在順位:サン・ロレンソ3位(勝ち点7) カラカス2位(同7)
通算成績:サン・ロレンソの1勝1分1敗(6得点4失点)
直近結果:カラカス 2-0 サン・ロレンソ(リベルタ2008Gr.1第1節)
予想スタメンは以下の通りです。
GK:オリオーン
DF:ゴンサーレス
DF:メンデス
DF:アギーレ
DF:プラセンテ
MF:リベーロ
MF:J.M.トーレス
MF:アセベード
MF:ダレッサンドロ
FW:ベルヘッシオ
FW:シルベーラ
昨日まで、アギーレ、メンデス、ボティネーリの3バック、メンセゲース、シルベーラ、ベルヘッシオの3トップで行くといわれていました。
しかしラモンは結局、あえてここで冒険はせず、これまでに一番結果が出せている4-4-2で臨むことを決断した模様です。
3-4-3はどうしても1点が欲しい時のオプションとして試したのかもしれません。
実現していれば、ともに好調なベルヘッシオとメンセゲースが今季初の同時スタメンでしたので、少々残念ではあります。
驚きなのはボティネーリが外れて、アギーレが引き続きDFラインの一端を担うということです。
彼はラモンの強い要望によりNOBから連れてきた選手ですので、DTのお気に入りなのは間違いありません。
スピードがないのは今更どうしようもありませんが、空中戦には元々強く、最近は1対1の対応も向上、読みを効かせたディフェンスも見せるようになってきました。
メンデス先生の授業を受けてかなり成長してきましたので、ポカがなければ大丈夫でしょう。
基本的な能力はボティの方が高いですが、彼の場合はもはや伝統になりつつあるポカがありますので。。。
グループリーグ後半から終盤のこの時期になると、「電卓を叩きながら戦う」という表現をよく目にします。
勝ち点はもちろん、得失点差や得点数等も計算して試合に臨むということですが、サン・ロレンソの場合はもう足し算も引き算もする必要がなく、「電卓」は不要です。
まず、グループ1ではクルゼイロの1位通過とポトシの脱落が確定済みで、2位の座をかけてカラカスと直接対決ですので、もう1試合の結果がどうなろうと影響を受けることはありません。
それから、カラカスとは勝ち点(7)・得失点差(-2)まで同じで、違いはその次に重要となる得点数(サン・ロレンソ5、カラカス6)で1点劣るだけですので、スコアは関係なく、この試合にとにかく勝てばよいということになります。
裏返すと、カラカスは負けなければよいわけです。
相手はセオリー通りにカウンター主体の守備的な戦いを挑んでくると予想されますが、今のシクロンの攻撃力をもってすればきっと大丈夫!
いや、絶対に!!