2009年6月30日火曜日

最終節、無観客試合?

ここ数日、「優勝を決める試合が観衆なしで行われるかもしれない」というのが連日ニュースの見出しに。
どうせ死傷者を出した先日のウラカンのバーラ内紛が原因だろうし、そんな試合もうどうでもよかったので、私は気にもしていませんでした。
しかし、実は違いました。

理由は新型インフルエンザの"GRIPE A"。
6月末時点でアルゼンチンでも30人を超える死亡者を記録しています。
現在、不特定多数の人と接触する公的機関などで働く人にはマスク姿が目立ち、学校が閉鎖されたりしている状況なのです。

ということから、政府は感染拡大を防ぐため今日にも「非常事態宣言」を出す、そして各種イベントに客を入れられなくなるという話なのでした。
もしそうなると、ベレス対ウラカンだけでなく、既に選挙前の先週金曜日に行われているアルセナル対インデペンディエンテ以外の最終節9試合が無観客試合になってしまう。。。


タラレバになりますが、先週末に予定通り09後期リーグ終了、今週末に選挙で「非常事態につき延期」とした方が良かったようです、この人たちにとっては。
現大統領クリスティーナの旦那で前大統領のネストル・キルシュネルが僅差で敗北!

とりあえず、今日のところ「宣言」は回避され、観客を入れて行われる方向に進んでいるので一安心。
もし「無観客」になんてしたら、次回は(orも)投票しないぞ!

2009年6月29日月曜日

ラ・グロリオーサ、無敵!

今年の新曲、大好評!!


人様のものなので、消えちゃう可能性があります。

クラウスーラ2009第7節AWAYコロン戦から本格的に歌っているサポーターソング(54)。
動画はその2節後のHOMEべレス戦でハーフタイムの時に撮られたものです。
歌いやすく長さもちょうどいいので完全に定着しました。

"インチャーダ"と呼ばれるものは各クラブにあります。
ラ・ホセ・C・パス、ラ・ドーセ、ラ・カトルセ、ラ・ベインティドス、ラ・ヌーメロ・ウーノ、ラ・パンディージャ・デ・リニエールス、ラ・インチャーダ・マス・ポプラール、ロス・ボラーチョス・デル・タブロン、ロス・ディアブロス・ロホス、ロス・ゲレーロス・・・。

でも"本物"はたった一つ!
神ディエゴは自身の著書で言いました、「サン・ロレンソのインチャーダが最も優れている」と。
そう、その他はすべて"まがい物"、"おママごと"です。

"Hinchada, hinchada, hinchada hay una sola....
Hinchada es la de Boedo y las demás son de las bolas...."

「インチャーダ、インチャーダ、インチャーダは一つだけ!
インチャーダと呼べるのはボエードのそれだけで残りはカス!!」

9:00過ぎからこのコールで締めています。
自画自賛ではありません。
だって、D10Sもそう言ってるんだもん!

新曲は最近こちらに来た東京その他のサポにも評判です。
現状のラ・グロリオーサ発→ラ・ドーセ劣化コピー経由→Jクラブサポ着の流れを断ち切り、ボエード→日本直輸入が実現する日は近いか?

期待してますよ、レ〇ジさん、レ〇ンさん、ア〇〇イさん!

最終節、戦力ダウン

当初、昨日終わる予定だった09後期リーグ。
しかし、その日に国政選挙が行われることが決まり、全日程終了が来月初旬までずれ込むことに。
この影響から、主力に多くのレンタル選手を抱えているサン・ロレンソは、今週土曜日の最終節HOMEアルヘンティノス戦に若干戦力を欠いた状態で臨まなければならなくなりました。
大半の契約でリース期限が「6月30日まで」だったためです。

これに該当する選手は6人います。

ジョナタン・サンターナ(ヴォルフスブルグ)
クリスティアン・レデースマ(オリンピアコス)
ブルーノ・フォルナローリ(サンプドリア)
イラーリオ・ナバーロ(インデペンディエンテ)
ジョナタン・ボティネーリ(サンプドリア)
サンティアーゴ・ソラーリ(パス自己保有)

ただ、6人とも出場できないわけではありません。
上から3選手はNGですが、残りの3選手は1試合分延長OKの許可が出ています。

面白いことに、同じサンプでもウルグアイ人FWはNOで、アルゼンチン人DFはSIです。
後者についてはジェノヴァの方でももう見切りをつけているようで、再レンタル契約が結ばれる可能性もあるとのこと。
去るのと留まるのが逆だったらよかったんですけどね。。。

2009年6月28日日曜日

サポーターソング(62)


人様のものなので、消えちゃう可能性があります。

優勝した07後期あたりから歌ってる応援歌です。

タイトル:"EN BOEDO HAY UNA BANDA"
    「ボエードにはインチャーダがいる」

"En Boedo hay una banda....
que te sigue, siempre aguanta....
Y no le importan los quemeros....
la policía, ni los bosteros....
Y Sanlore....
hoy te vinimo' a ver....
Hoy no podés perder....
Te vamos a alentar....
La banda del Ciclón....
quiere salir campeón....
La vuelta quiere dar...."

「ボエードにはあるんだ、
いつも君に付いて行く忍耐強いインチャーダが。
ケメーロスなんて俺たちの敵じゃない、
警察やボステーロスだって。
サンロレ、
今日は君に会いに来た。
今日は落とせない試合。
俺たちは応援するよ。
エル・シクロンのインチャーダは、
カンペオンになりたい。
優勝パレードがしたいんだ。」

動画ではインチャーダが歌いながら入ってきますが、途中、インチャスのサポーターソング(20)"SOY DE BOEDO"が混ざります。
0:31くらいからみんなで!

元歌はカラスの有名人たち(2)で紹介したNESTOR EN BLOQUEの曲です。
ヴォーカルのNESTOR BORDIOLAはボエードからナポリに旅立った"ポチョ"ラベッシの親友でもあります。

<オリジナルソング>
アーティスト:NESTOR EN BLOQUE
タイトル:UNA CALLE NOS SEPARA

人様のものなので、消えちゃう可能性があります。

サポーターソング(61)


人様のものなので、消えちゃう可能性があります。

またまた画質悪しです。

タイトル:"POR ESO YO TE QUIERO VER"
    「だからお前に会いたかった」

"Por eso yo te quiero ver....
para volverte a correr....
Del cagazo que tenías....
te fuiste a jugar a la B....
Ay che quemero, que miedo que tenías....
sabías que venía la banda del Ciclón....
Siempre corriendo, siempre tirando tiros....
dejaste a un amigo porque sos un cagón...."

「だから会いたかった、
またお前を追い詰めるために。
おのれの臆病さから、
お前は2部を戦うことになったんだよ。
おいケメーロ、すげービビリ方だったぜ、
エル・シクロンのインチャーダが近づいてるのを知ったお前は。
いつも逃げ回って、いつも銃をぶっ放って
あげく友達を見捨てた、お前はヘタレだからな。」

元歌はサポーターソング(8)で紹介したLA MOSCAの曲です。
ヴォーカルのGUILLERMO NOVELLISはペーニャのパーティにもよく来てくれます。

<オリジナルソング>
アーティスト:LA MOSCA
タイトル:YO TE QUIERO DAR

人様のものなので、消えちゃう可能性があります。

2009年6月27日土曜日

サポーターソング(60)


人様のものなので、消えちゃう可能性があります。

60曲に到達!

タイトル:"SOS LA PUTITA DE PARQUE PATRICIOS"
    「お前はパルケ・パトリシオスの売春婦」

"Huracán, Huracán....
Sos la putita de Parque Patricios....
Salir corriendo ya se te hizo un vicio....
Porque a Boedo no te lo aguantás...."

「ウラカン! ウラカン!!
お前はパルケ・パトリシオスの娼婦。
逃げ去るのがもはや恒例行事。
ボエード相手じゃ歯が立たないからな。」

画質が悪くてすみません。
良く歌いますが、重要じゃないのであまりUPされてませんでした。

<オリジナルソング>
アーティスト:不明
タイトル:不明

サポーターソング(59)


人様のものなので、消えちゃう可能性があります。

ケメーロス、今日もお前らをフィーチャーしてやる!

タイトル:"LLEGO LA BANDA DE HURACAN"
    「ウラカンのインチャーダがやって来た」

"Llegó la banda de Huracán, mirenlos que pocos son....
Vienen en un Fiat 600 y en un ciclomotor....
La justicia los condena, esto no se aguanta más....
San Lorenzo pierde un hijo y la patria potestad....
Se fue a la B, se fue al descenso....
Ay por favor un minuto de silencio....
Te quiero así que hinchada fina....
fumando porro y tomando cocaína...."

「ウラカンのインチャーダ到着、見てみなあの少人数。
フィアット600とスクーターに乗って来たんだ。
奴らには死刑が宣告される、もう絶望的。
サン・ロレンソは息子1人とその親権を失うことになる。
Bに落ちた、2部に降格した。
1分間の黙祷を。
俺はそのちっぽけなインチャーダをかわいらしく思ってるよ、
マリファナとコカインをやりながら。」

Fiat 600=小型車。
Ciclomotor=車体がないような小さいスクーター。


さすがにこれだけでは定員オーバーしますが、まぁ少ない。
昨年、彼らがアルヘンティノスのカンチャでHOME試合を戦っていた時は、毎回うちの前の大通りを通って地元に戻っていましたが、まぁ少なかった。


で、こちらはラ・ブテレール。
バス何台分?

<オリジナルソング>
アーティスト:LOS ABUELOS DE LA NADA
タイトル:COSAS MIAS

人様のものなので、消えちゃう可能性があります。

2009年6月26日金曜日

サポーターソング(58)


人様のものなので、消えちゃう可能性があります。

安らかにお眠り下さい。
マイケル!

タイトル:"VOLVISTE A CORRER"
    「君はまた逃走した」

"Cumplieron 100 años....
Vinieron todos al barrio....
Vinieron tirando tiros....
Estaban todos cagados....
Dejaste a un amigo....
como la otra vez....
Ay como corriste....
con la Butteler....
En tu centenario....
nos volvimo' a ver....
Feliz cumpleaños....
Volviste a correr...."

「君たちは100歳の誕生日を迎えた。
みんなでうちの地区にやって来た。
銃を撃ちながらやって来た。
ビクビクしながら。
そして友達を見捨てて行った、
以前と同じように。
あー何という敗走ぶり、
ラ・ブテレールにやられて。
君たちの100周年の日、
僕たちは再会した。
お誕生日おめでとう。
また逃走しちゃって。」

08年前期、ウラカン100周年の日に起こった両バーラブラーバスの衝突を題材にした歌です。
ウラカンのバーラスは結構危ない奴らで、何かと戦闘を挑んできます。
そのたびに撃退していますが。

<オリジナルソング>
アーティスト:RUBEN RADA
タイトル:MURIENDO DE PLENA

人様のものなので、消えちゃう可能性があります。

サポーターソング(57)


人様のものなので、消えちゃう可能性があります。

サポーターソング(16)の別ヴァージョンです。

タイトル:"GLOBO BOTON"
    「グローボ、ポリ公」

"Me dicen el Matador, nací en Boedo....
Y todo Parque Patricios me chupa un huevo....
Cada vez te falta menos, al Bajo vas a venir....
Cada vez te falta menos para morir....
Globo botón Globo botón....
Globo botón Globo botón...."

「マタドールと呼ばれる俺はボエードの生まれ。
パルケ・パトリシオスの奴らは全員俺に跪くんだ。
お前はますます近づくことになるぜ、エル・バホにやってくる度に。
ますます近づくんだよ、死地に。
グローボ! ポリ公!! グローボ! ポリ公!!
グローボ! ポリ公!! グローボ! ポリ公!!」

"BOTON"=「ボタン」の意味ですが、アルゼンチンの隠語では「オマワリ」になります。
警察官はいつもボタンシャツを着ているからなんだとか。
地域性のあるスラングですが、アルゼンチン共和国ウルグアイ州とも言える(失礼!)ウルグアイ東方共和国や、こちらへの出稼ぎで出入りが多いボリビア多民族国、パラグアイ共和国、ペルー共和国などでも通じるはずです。

<オリジナルソング>
アーティスト:LOS FABULOSOS CADILLACS
タイトル:MATADOR

人様のものなので、消えちゃう可能性があります。

2009年6月25日木曜日

サポーターソング(56)


人様のものなので、消えちゃう可能性があります。

サポーターソング(46)の別ヴァージョンです。

タイトル:"CHE QUEMERO, VIGILANTE"
    「おいケメーロ、オマワリ」

"Che quemero....
vigilante....
Con los fierros....
cualquiera tiene aguante...."

「おいケメーロ、
オマワリ野郎。
拳銃をもってりゃ、
そりゃ誰だって戦えるさ。」

歌詞中によく"警察"や"オマワリ"が登場するのは、①普段から職務怠慢や職権濫用などにより一般市民にさえ良い印象を持たれていない②基本的にバーラの敵である③警察の護衛なしでは行動できず、彼らと一緒にいるバーラは警察と同じである等の理由によります。

<オリジナルソング>
アーティスト:不明
タイトル:不明

サポーターソング(55)


人様のものなので、消えちゃう可能性があります。

サポーターソング(53)の別ヴァージョンです。

タイトル:"CHE QUEMERO, SOS CAGON"
    「おいケメーロ、お前はヘタレ」

"Ay che quemero....
vos sos un rastrero....
vos sos un cobarde....
vos sos vigilante....
En el Bajo Flores....
vos tiraste tiros....
y del cagazo....
mataste a un amigo....
Sos cagón, sos cagón....
Che quemero sos cagón....
Sos cagón, sos cagón....
Che quemero sos cagón...."

「おいケメーロ、
お前はビビリ、
お前は臆病者、
お前はオマワリ。
バホ・フローレスで、
お前は銃を乱射して、
その腐った根性から、
自分の友達を殺してしまったんだ。
お前はヘタレ、ヘタレ!
おいケメーロ、お前はヘタレだ!!
お前はヘタレ、ヘタレ!
おいケメーロ、お前はヘタレだ!!」

97年前期、サン・ロレンソのカンチャ場外で起こった両バーラブラーバスの衝突を題材にした歌です。
ウラカンのバーラスは結構危ない奴らで、何かと戦闘を挑んできます。
そのたびに撃退していますが。

<オリジナルソング>
アーティスト:不明
タイトル:不明

2009年6月24日水曜日

ASOCIATE YA!

クエルボならソシオになろう!


ボカやリーベルはすでに定員オーバーで、よほどのコネがない限りすぐにはソシオになれないそうです。
当ペーニャのメンバーであるテツさんの話によると、かつてそのどちらかのソシオ(どっちか忘れました)になりたかった日本人がいて、断られたのでインデペンディエンテのそれになった人がいたんだとか。

しかしサン・ロレンソはいつでもWELCOMEで、常時新規ソシオを募集しています。
もちろん、そのような不純な人を除いて。

日本(というかブエノス・アイレス市及びその近郊以外)に在住している者の月々の会費はわずか20ペソ(約520円)。
物価の上昇が激しいことからすぐに上がってしまいますが、それでも日本円にしたら微々たるものです。

また、クラブの公式サイトが新しくなってから、ネットでも手続きできるようになりました。
スペイン語オンリーですが、日本からでも当然可能です。
(詳細はこちら)

ただ、ただです、ネットではやっぱりネックになる部分が出てきます。
どうやって会員証を受け取るんだろうとか、どうやって「日本在住」を証明するんだろうとか。

そこで日本ペーニャは考えました。

「私たちがソシオの手続きを代行」

マージンなんて取りません!
すべてはCASLAそしてカラスたちのためです。
これは今期が終了してオフシーズンになったら本格的にやろうと思います。(今回は予告編なので詳しく書きません)

話は変わりますが、クラブの職員たちは5月から給料がきちんと支払われていないことを理由に昨日からストに入っています。
先週金曜日にすべて清算される予定だった彼らのサラリー、しかし当たりまえのように履行されず、いよいよ切れてしまいました。
このような遅延は7年前から度々発生しているとのことです。

職員の代表者は監督のシメオーネとキャプテンのアドリアン・ゴンサーレスに会い、このままではグランドキーパー、ホペイロ、料理人など、カンチャで働く人たちも欠くことになると伝えています。
チョロは会長のサビーノに解決を促すことを約束しましたが、どうなることやら。。。

私たちの愛すべきクラブを裏方として支えてくれているのが彼らです。
その彼らを支えられるのは私たちしかいません。
というわけで、彼らのため=CASLAのためにもソシオになって!!

2009年6月22日月曜日

クラシコ場外戦

ヴァイオレンスではありません。
昨夜、グローボのバーラ内部で死亡者を出す衝突があったみたいですが、今日は正反対の話です。


先週木曜日、サン・ロレンソ、ラシン、インデペンディエンテ、リーベル、ボカ、ウラカンの代表的ファンサイトの代表者が集まり、"Liga Argentina de Foros(LAF)"を設立、これら6サイト間でフッボルのリーグ戦を行うことが決定されました。("Foro"は掲示板の意)

サン・ロレンソ代表は、もちろんMundo Azulgrana(MA)!

その他は、
ラシン代表:racingclub.com.ar※
インデペンディエンテ代表:infiernorojo.com
リーベル代表:riverplate.com
ボカ代表:lamitadmas1.com.ar
ウラカン代表:patriaquemera.com.ar
※よく分かりませんが、別URLのオフィシャルに飛ばされます。

開催の主要な目的の一つは「暴力撲滅」です。
すでにリーベル代表とボカ代表は親善試合を行っており、この模様は各種メディアでも取り上げられました。
サン・ロレンソ代表もインデペンディエンテ代表と2試合戦っていますが(いずれも勝利)、今回この規模を大きくして、さらに発展させていこうという意図から組織されています。

概要は以下の通りです。

期間:7月末から週1試合ずつで10月末まで
場所:ヌーニェス地区にあるとある体育館
規則:11人制で基本的に通常のサッカーと同じ
   ただし、交代のみバスケ流で出入り自由
選手:各サイトのユーザー登録者(17歳以上)で1人1試合のみ出場可
   ただし、プロ及び下部組織に所属したことがある者を除く
審判:AFAから招聘
観戦:LAFの理念を理解し、純粋にサッカーを楽しむ者のみ可

MAでは早くも100人以上が参戦を表明。
まもなく選考が開始されるそうです。

気になる対戦順は・・・

<第1節>
ラシン代表 vs ボカ代表
インデペンディエンテ代表 vs ウラカン代表
リーベル代表 vs サン・ロレンソ代表

<第2節>
ウラカン代表 vs ラシン代表
サン・ロレンソ代表 vs ボカ代表
インデペンディエンテ代表 vs リーベル代表

<第3節>
リーベル代表 vs ラシン代表
ボカ代表 vs ウラカン代表
サン・ロレンソ代表 vs インデペンディエンテ代表

<第4節>
インデペンディエンテ代表 vs ボカ代表
ウラカン代表 vs リーベル代表
ラシン代表 vs サン・ロレンソ代表

<第5節>
ボカ代表 vs リーベル代表
ラシン代表 vs インデペンディエンテ代表
サン・ロレンソ代表 vs ウラカン代表

厳正なる抽選の結果で、最終節が"ガチ"クラシコになったのは全くの偶然とのこと。

面白い試みです。
ここでも注目していきたいと思います。

VAMOS MA!!!

2009年6月21日日曜日

スダメリカーナ2009出場権(34チーム中26チーム確定)

今年は第8回大会です。


初代カンペオンのサン・ロレンソは、過去7大会で6回の出場を果たしています。

2002年:優勝
2003年:ベスト16敗退
2004年:ベスト16敗退
2005年:出場なし
2006年:準々決勝敗退
2007年:初戦敗退
2008年:初戦敗退

そして今年の大会も09後期最終節で勝てば確定。
引き分けでも得失点差があることからまず大丈夫。
負けると他チーム(ティーグレ、ウラカン、コロン)次第になります。
詳しくは、「クラウスーラ2009 第18節順位表」でご確認下さい。

これを書いている時点で、参加34チーム中26チーム決定しています。
アルゼンチンの②~④は現在順位に基づく。
②のベレスは出場権獲得済み(順位のみ未確定)。

<アルゼンチン>
①ラヌース(08/09シーズン1位)
②ベレス(同2位)
③サン・ロレンソ(同3位)
④ティーグレ(同4位)
*ボカ(招待)
*リーベル(招待)

<ブラジル>
*インテルナシオナル(前年度同大会優勝)
①フラメンゴ(2008全国選手権5位)
②ボタフォゴ(同7位)
③ゴイアス(同8位)
④コリチーバ(同9位)
⑤ヴィトーリア(同10位)
⑥ミネイロ(同12位)
⑦パラナエンセ(同13位)
⑧フルミネンセ(同14位)
同6位はインテルナシオナル。
同11位のレシフェはコパ・ド・ブラジル優勝により2009リベルタへ。

<ボリビア>
①ラ・パス(2008前期2位)
②ブルーミング(2008後期2位)

<チリ>
①ウニオン・エスパニョーラ(2009前期第1ラウンド1位)
②未確定(プレイオフ)

<コロンビア>
①デポルティーボ・カリ(2008シーズン4位)
②ラ・エキダー(2008コパ・コロンビア優勝)

<エクアドル>
①未確定(2009第1ラウンド1位)
②未確定(同2位)

<パラグアイ>
①リベルター(2008シーズン1位)
②セロ・ポルテーニョ(同4位)

<ペルー>
①シエンシアーノ(2008シーズン4位)
②アリアンサ・アトレティコ(同5位)

<ウルグアイ>
①未確定(プレイオフ)
②未確定(同上)

<ベネズエラ>
①アンソアテギ(2008コパ・ベネズエラ優勝)
②サモーラ(08/09シーズン4位)

<メキシコ>
①モンテレイ(2009後期4位)
②プエブラ(同5位)
メキシコは出る気があるのか分かりません。

<CONCACAF>
①未確定(招待)

UEFAカップみたいなものですが、アルゼンチンの場合はトップから4+インヴィテーションで2が出場。
7月3日金曜日13時30分からパラグアイのアスンシオンで抽選会が行われます。
昨年と同じ方式なら、現在アルゼンチン③のサン・ロレンソは同②のべレスと初戦で対戦です。
リーベル、ボカの招待特権は今回が最後になるとのこと。

Soy Cuervo

昨日、カンチャでビラをもらいました。

     「サン・ロレンソの今を余すとこなく速報します」


アルゼンチン語のみですが、Soy Cuervoは内容充実の優良サイトです。
貴重な情報源がまた一つ。

クラウスーラ2009 第18節順位表

ロレンソが生まれてからサン・ロレンソは3連敗でした。
しかしソシオになったら即勝利!
スダメリカーナ自力出場には得失点差があるのであと1ポイントでOKか。

通年ではダントツ1位のチームが前後期ともタイトル獲得ならず。
恐るべし、短期リーグ。

POSICIONES CLAUSURA 2009 FECHA 18/2009後期第18節順位表
POS
EQUIPO
PTS
PJ
PG
PE
PP
GF
GC
DIF
Huracán
38
18
12
2
4
35
18
+17
Vélez
37
18
10
7
1
28
13
+15
Lanús
35
18
11
2
5
29
24
+5
Colón
34
18
10
4
4
28
16
+12
Racing
27
18
7
6
5
21
20
+1
River
27
18
7
6
5
23
23
0
Estudiantes
26
18
7
5
6
20
17
+3
R. Central
25
18
7
4
7
23
20
+3
Gimnasia (LP)
25
18
6
7
5
21
21
0
10º
Banfield
23
18
6
5
7
25
22
+3
11º
Godoy Cruz
23
18
6
5
7
22
26
-4
12º
Newell's
21
18
4
9
5
20
20
0
13º
SAN LORENZO
21
18
6
3
9
24
26
-2
14º
San Martín (T)
20
18
5
5
8
18
20
-2
15º
Tigre
20
18
5
5
8
21
25
-4
16º
Independiente
20
18
6
2
10
21
35
-14
17º
Boca
19
18
5
4
9
19
24
-5
18º
Gimnasia (J)
17
18
4
5
9
15
22
-7
19º
Arsenal
17
18
4
5
9
18
29
-11
20º
Argentinos
15
18
2
9
7
19
29
-10
POS=順位 EQUIPO=チーム PTS=勝点 PJ=試合数 PG=勝ち PE=分け PP=負け
GF=得点 GC=失点 DIF=得失点差

CLASIFICACION A LA SUDAMERICANA 2009/2009スダメリカーナ出場権
POS
EQUIPO
PTS
PJ
PG
PE
PP
GF
GC
DIF
Lanús
72
37
22
6
9
63
47
+16
Vélez
63
37
17
12
8
50
40
+10
SAN LORENZO
60
37
18
6
13
58
43
+15
Tigre
59
37
17
8
12
52
44
+8
--
Boca
58
37
17
7
13
52
45
+7
Huracán
58
37
17
7
13
53
47
+6
Colón
57
37
15
12
10
57
41
+16
Estudiantes
54
37
15
9
13
44
42
+2
Newell's
52
37
12
16
9
46
38
+8
Gimnasia (LP)
52
37
12
16
9
38
36
+2
10º
Racing
49
37
12
13
12
40
42
-2
11º
Banfield
46
37
11
13
13
43
43
0
12º
Godoy Cruz
46
37
12
10
15
47
54
-7
13º
Arsenal
45
37
12
9
16
44
56
-12
--
River
41
37
9
14
14
43
52
-9
14º
R. Central
40
37
11
7
19
43
46
-3
15º
San Martín (T)
40
37
10
10
17
33
38
-5
16º
Argentinos
38
37
7
17
13
44
55
-11
17º
Gimnasia (J)
38
37
10
8
19
34
53
-19
18º
Independiente
38
37
10
8
19
36
58
-22
POS=順位 EQUIPO=チーム PTS=勝点 PJ=試合数 PG=勝ち PE=分け PP=負け
GF=得点 GC=失点 DIF=得失点差

Clasificarán seis equipos:
Boca (invitado)
River (invitado)
Los cuatro clubes mejor ubicados en la tabla general de puntos (Ap. 2008+Cl. 2009)

・アルゼンチンからは6チームが出場。
・ボカとリーベルはCONMEBOLの招待により出場が確定。
・残りは招待チームを除いた成績上位4チームが出場。
・順位は08/09シーズンにおける獲得勝ち点により確定。(上表)

2009年6月20日土曜日

クラウスーラ2009 第18節 vsインデペンディエンテ(A)結果

1-0。
ザル守備対決は最少スコアでボエードに軍配。


最初から最後までペースを握ったのはサン・ロレンソでした。
これほどヒヤッとする場面がなかった試合は記憶になし。
インデペンディエンテ、やばすぎるんじゃないか。
来年はいよいよ・・・フフフ。

前半は暖機運転。
パスが気持ちよく回りましたが、放ったシュートは数本のみ。
後半からエンジン全開に。

56分、ボロボロのロホのネットを揺らします。
左サイド、センターライン付近からアウレリアーノが縦一本、絶妙なスルーパスをソラーリが受けてグラウンダーのラストパス、これに元CAIのシルベーラが合わせました。

この後もビッグチャンスの連続。
しかし追加点は奪えず。
クキがフリーで撃ったヘッドは惜しくもバーの上。
インディエシートがペナルティエリアに侵入して左足を振り抜くもポスト直撃。
インディエシートがGKと1対1になるも、ループで決めようとしてアスマンがキャッチ。
などなど。

守っては、数少ないピンチをナバーロがきっちり防ぎ、今期の18試合で2試合目のシャットアウト。
相手の不甲斐なさもありますが、いい試合をしました。

これで今期のクラシコはすべて終了。
2勝2分1敗(8得点4失点)と勝ち越しています。
一番負けてはいけないところにやられたのは痛いですが、まずまずです。

今日はウラカンのカンチャでした。
階段を登ってスタンドに入る途中の通路に犬のフンがありました。
ゴール裏の傾斜がものすごくありました。
屋根はありませんでした。
雨が降らなくてよかったです。

次節はいよいよ最終節。
国政選挙があるため間が空き、2週間後の週末にHOMEでアルヘンティノスと対戦します。

FICHA DEL PARTIDO CLAUSURA 2009 FECHA 18/2009後期第18節対戦表
INDEPENDIENTE 0 - 1 SAN LORENZO
Sábado 20 de Junio/6月20日(土) 16:10
Estadio/スタジアム:Tomás Adolfo Ducó
Arbitro/主審:Diego Abal
TITULARES/スタメン
Assmann
Tuzzio
Gioda
Cáceres 26'
G. Rodríguez 68'
Machín (73' Núñez)
Godoy 30'
Pusineri (57' Sosa)
Vissio (66' Echague)
Montenegro
Gandín
Navarro
A. González
Aguirre
Bottinelli 40'
A. Torres
Rivero
Ledesma
Juárez (78' J. M. Torres)
Solari
S. González (77' Bordagaray)
Silvera 56'
SUPLENTES/サブ(不出場)
Gabbarini
Canteros
Delmonte
Vittor
-
Champagne
Bianchi Arce
Voboril
Fornaroli
Romeo
DT/監督
Américo GallegoDiego Simeone
GOLES=得点 CAMBIOS=交代 TARJETAS=警告・退場

順位表は18節の全試合終了後に掲載予定です。
サイドバーにある順位表では、暫定の順位も反映しています。

クラウスーラ2009 第18節 vsインデペンディエンテ(A)直前情報

明日の夕方、パルケ・パトリシオスでインデペンディエンテとクラシコを戦います。

日  時:6月20日16時10分(日本時間翌4時10分)
カンチャ:トマス・アドルフォ・ドゥコー
主  審:アバール
節前順位:サン・ロレンソ16位(勝ち点18) CAI14位(同20)
通算成績:サン・ロレンソの51勝45分63敗(212得点248失点)
直近結果:サン・ロレンソ 4-1 CAI(アペルトゥーラ2008第18節)
ネット中継:futbolenlapc ※ない場合あり

予想スタメンは以下の通りです。

GK:ナバーロ
DF:A.ゴンサーレス、アギーレ、ボティネーリ、A.トーレス
MF:リベーロ、レデースマ、J.M.トーレス or フアーレス、ソラーリ
FW:フォルナローリ、シルベーラ

パプが普通のインフルエンザで欠場。
チャコも同様のコンディションで、だめならフアーレス。
ラバンディーナは累積警告で出場停止です。

ベンチ入りは以下から7人。

GK:シャンパーン
DF:ビアンチ・アルセ、ボボリール
MF:フアーレス or J.M.トーレス、S.ゴンサーレス
FW:ボルダガラーイ、チャベス、ロメーオ

ベルニーが今期初めてリストアップされています。

対ロホ。
アスルグラーナが有する二人のパパのうちの一人です。
しかし今世紀、特に最近はこちらが優勢で、ここ6試合は4勝2敗(11得点7失点)という結果を残しています。
明後日の父の日、お父さんは悲しい朝を迎えることでしょう。

主審はアバール。
体育教師で1971年12月生まれの彼はまだまだ若手。
1部デビューを果たしたのは2005年のアペルトゥーラになります。
シクロンの試合を担当した実績は少なく、これまでリーグではAWAYでの2戦のみ。

08後期第11節:アルヘンティノス 2-1 サン・ロレンソ
08前期第4節:リーベル 0-0 サン・ロレンソ

0勝1分1敗と分が悪いです。

また、昨年のスダメリカーナ初戦1st.レグ対ビーチョ(同AWAY)でも笛を吹きましたが、この時もスコアレスドローでクエルボは勝利を上げられませんでした。
ここは逆にそろそろ勝てるんじゃないか、と思いたい。

明日はウラカンのカンチャです。
グローボは長い間Bにおり、Aにいても戦場がエル・マラドーナだったりラ・ボンボネーラだったりしたので、私は初めて行くことになります。
場外で何も起こらなければいいけど。

ガンバレ、俺たち!

2009年6月19日金曜日

09/10ユニフォーム詳細

今日ようやく手にしました。
前モデルにもましてピチユニです。
XLサイズでも身幅が50cmをちょっと超えるくらいしかありません。
逆に着丈の方は80cmをゆうにオーバー。
細なが~いユニです。
(画像はすべてMサイズ)

メイカー:ロット
生産国:ブラジル
定価:199ペソ(約5,200円)

日々物価が上がっているとはいえ、昨年来の円高ペソ安で何とかなっています。

     HOMEフロント。
     久しぶりに太目の縦縞になりました。
     青赤とも濃い目でよろしいです。
     生地は前モデルとほぼ同じかまったく同じ。
     伸縮性があります。

     新しいWalmart*ロゴとの相性も抜群では。
     伸縮素材にラバーなのでまたすぐに切れちゃうと思いますが。

     透かしもかっちょいい~。

     HOMEバック。
     実にシンプル。
     噂ではナンバーの素材がpoly-twillからラバーになったとのこと。
     それについてはまた今度書きます。

     AWAYフロント。
     これもヒット間違いなしです。     
     キングのジェノア時代のユニはこんなんじゃなかったかな。

     AWAYバック。
     さらにシンプル。

     3RDフロント。
     ご覧の通りAWAYの色違いです。

     3RDバック。
     後ろまで帯を入れなかったのは正解だな。

3モデルともお気に入り。
ロットもやればできる子なんですね。

私はとあるラシンのバーラの店で買っていて毎回割引してくれますが、「明日インデペンディエンテに負けようものなら次回から値引きはなしだ」と言われてしまいました。

頼むぜ、選手たち!!

ロレンソ1ヶ月

5月19日に生まれた我が代子ロレンソ。
本日、無事に1/12歳の誕生日を迎えています。

     一昨日の17日に私が撮った一枚。
     なかなかカメラの方を見てくれず苦労しました。     

     なぜ正面写真を撮りたかったのかというと、代父バカの私が
     誕生からちょうど1ヶ月目にソシオにしたかったからです。

今日は思い切って1年分の会費を払ってしまいました。
会員証は2週間くらいで出来上がって来ると思います。
しかし赤ちゃんでも25ペソ(約650円)/月かかるとは。。。

これも(サン・)ロレンソのため、いや自分のため?
ロレンソにはいずれ日本ペーニャ会長の職を引き継いでもらいます!

2009年6月18日木曜日

ナバーロ出場OK

現在、アベジャネーダからのレンタルでボエードのゴールマウスを守るイラーリオ・ナバーロ。


このリース契約において、「インデペンディエンテとの試合には出場不可、出場させる場合、サン・ロレンソは違約金として5万ドル支払う」という条項が存在しています。

土曜日にいよいよそのロホと対戦するアスルグラーナ。
しかし5万ドルとなると、1試合のために払う額としては高すぎです。
ということで、控えのネレーオ・シャンパーンで凌ぐことになる予定でした。

ところが、CASLA監督のディエゴ・シメオーネはイラーリオに固執。
そのため、個人的にCAI会長フリオ・コンパラーダと良好な関係にあるマルセーロ・ティネーリが出動する羽目になり、結果、「出場可」の承諾を取り付けています。

実際はいくらかお金のやり取りがあったのかもしれません。
クラブ→クラブではなく個人→個人で。
マルセーロは昨日のラジオ番組で、「サン・ロレンソの中にいなければ、私はもっとお金持ちだっただろう・・・」とグチをこぼしています(笑)

ナバーロの貸出期間は「今月末まで」です。
最終節が来月初旬になりましたのでそこでもまた引っ掛かってきそうですが、そこは「今期終了まで」と読み換えてもらえるはず。
250万ドルの買取オプションについてはとても払える額ではありません。
「ポルトガルのベンフィカが触手を伸ばしている」という噂もありますが、シクロンの首脳陣は「レンタル期間延長」の線で話を進めていくことになるでしょう。
他に安くて優秀なGKを獲れないなら。

PASION SIN FRONTERAS

情熱に国境なし。

     先日、ペルーのペーニャが設立1周年を迎えました。

     会長のセーサル。
     今年のコパ第2節でリマに降り立ったマルセーロ・ティネーリと。

     その試合に出陣する時?のソラーリ。
     カンチャ付近で襲撃されたのはこのバスだったかな?

セーサルと知り合ったのはおよそ2ヶ月前、コパ最終節HOMEでのウニベルシタリオ戦の時でした。
すでにシクロンのグループリーグ敗退は決まっていましたが、そんなこと全く関係ありません。
彼はバスを乗り継いでリマからやって来たのです。
この日、母国のチームにリベンジを果たし、気分よく帰国の途についています。

CONMEBOL10ヶ国でペルーとベネズエラにはまだ行ったことがない私に、少なくともリマでの宿はできました。
サン・ロレンソと行ければベスト、そうでなくてもいずれ訪れるつもりです。

2009年6月16日火曜日

09前期開幕日決定

8月14日金曜日に決まりました。
昨シーズンの前期リーグより1週間遅いスタートです。
今月28日(日)に終了するはずだった後期リーグ最終節の日程が、国政選挙実施のため1週間ずれ込んだせいかもしれません。
終了は12月13日(日)予定。

さて、ここから新シーズンになりますのでチームが入れ替わります。
勝手な予想ですが、

降格:サン・マルティン(T)、ヒムナシア(J)、ヒムナシア(LP)
昇格:アトレティコ・トゥクマンチャカリータ、ベルグラーノ(CBA)
※太字は確定済み。

の3チームずつになると、私は思います。

結構遠いトゥクマンがプラマイ0。
超遠いフフイがなくなってまあまあ遠いコルドバ。
やや遠いラ・プラタがなくなってやや近いサン・マルティン。
です。

チャカのカンチャの状況が分かりませんが、まだ使えないならサン・マルティンではなくパルケ・パトリシオスあたりかな。

どこであっても、久しぶりに全部行きたいと思います!

2009年6月15日月曜日

クラウスーラ2009 第17節 vsウラカン(H)いろいろ

昨日のクラシコ。
ピッチでの勝負には敗れました。
しかしスタンドでの勝負では圧勝。
そう、いつものように。

大事な試合にシクロンは新ユニで登場。
クエルボスはそれに合わせて新幕を準備しました。
画像は制作時の風景です。
ヌエーボ・ガソーメトロがある"シウダ・デポルティーバ(スポーツセンター)"の体育館前にて。

そして試合開始時、2階席で手際よく広げられきれいに翻りました。
テレビ中継では、「現在アルゼンチンにある大幕で最も美しいもの」と紹介されたそうです。
全くその通り!

一方、ケメーロスも新作を披露。
しかし最初に大失態をやらかしています。
後半開始時には全貌が見えましたが、試合開始時には全体の20%が見えたあたりで"歪んだ蝶ネクタイ"のようなかたちになってストップ、スゴスゴと引っ込める羽目に。
どうしたの? どっかに引っ掛かったの?
私たちは失笑とともに、「ケ・ボルードス!(何て愚かな奴らだ!)」の歌を送ってあげました。

こちらの後半開始時、今度は3階席に移動。
幕を広げるのなんて朝飯前。
失敗する方が難しいんじゃないだろうか?
"VAMOS A VOLVER"=「戻ろう」
"ビエーホ・ガソーメトロのイメージ"=「ボエードに」
"LA GLORIOSA"=「ラ・グロリオーサ」

屋根があるラ・ボンボネーラでは歌声が反響します。
さらにHOMEではスピーカーを使用して音を増幅させているラ・ドーセの応援を見た人は、単純にすごいと思ってしまうかもしれません。
しかしボステーロスの"ぬるさ"は、屋根なし、スピーカーなしのAWAYに行くと簡単に露呈するのです。

それでもケメーロスよりはましか。
昨日の奴らはひどすぎた。
歌わなければ反響も何も当然なく。
テレビ中継では、アナウンサーのワルテル・ネルソン(インデペンディエンテのインチャ)が、「サン・ロレンソのゴール裏は耳をつんざく応援でチームを後押ししています」と繰り返したのに対し、「ウラカンのゴール裏は完全にサイレンスです」と紹介していたそうです。
全くその通り!

クエルボスは、いつでもどこでも世界一の応援をするのさ。

2009年6月14日日曜日

クラウスーラ2009 第17節順位表

3連敗。。。
スダメリカーナもヤヴァくなってきました。
シクロンが負けたのはもちろん、首位だったラヌースが最下位だったアルセに足元すくわれたのも誤算だなぁ。

POSICIONES CLAUSURA 2009 FECHA 17/2009後期第17節順位表
POS
EQUIPO
PTS
PJ
PG
PE
PP
GF
GC
DIF
Vélez
36
17
10
6
1
27
12
+15
Huracán
35
17
11
2
4
32
18
+14
Lanús
34
17
11
1
5
28
23
+5
Colón
31
17
9
4
4
25
15
+10
River
27
17
7
6
4
23
22
+1
Estudiantes
26
17
7
5
5
19
14
+5
Racing
24
17
6
6
5
19
20
-1
Banfield
22
17
6
4
7
24
21
+3
R. Central
22
17
6
4
7
22
20
+2
10º
Gimnasia (LP)
22
17
5
7
5
19
20
-1
11º
Newell's
21
17
4
9
4
20
19
+1
12º
Tigre
20
17
5
5
7
21
24
-3
13º
Godoy Cruz
20
17
5
5
7
21
26
-5
14º
Independiente
20
17
6
2
9
21
34
-13
15º
Boca
19
17
5
4
8
18
22
-4
16º
SAN LORENZO
18
17
5
3
9
23
26
-3
17º
San Martín (T)
17
17
4
5
8
17
20
-3
18º
Gimnasia (J)
17
17
4
5
8
15
20
-5
19º
Arsenal
17
17
4
5
8
18
26
-8
20º
Argentinos
14
17
2
8
7
18
28
-10
POS=順位 EQUIPO=チーム PTS=勝点 PJ=試合数 PG=勝ち PE=分け PP=負け
GF=得点 GC=失点 DIF=得失点差

CLASIFICACION A LA SUDAMERICANA 2009/2009スダメリカーナ出場権
POS
EQUIPO
PTS
PJ
PG
PE
PP
GF
GC
DIF
Lanús
71
36
22
5
9
62
46
+16
Vélez
62
36
17
11
8
49
39
+10
Tigre
59
36
17
8
11
52
43
+9
--
Boca
58
36
17
7
12
51
43
+8
SAN LORENZO
57
36
17
6
13
57
43
+14
Huracán
55
36
16
7
13
50
47
+3
Colón
54
36
14
12
10
54
40
+14
Estudiantes
54
36
15
9
12
43
39
+4
Newell's
52
36
12
16
8
46
37
+9
Gimnasia (LP)
49
36
11
16
9
36
35
+1
10º
Racing
46
36
11
13
12
38
42
-4
11º
Banfield
45
36
11
12
13
42
42
0
12º
Arsenal
45
36
12
9
15
44
53
-9
13º
Godoy Cruz
43
36
11
10
15
46
54
-8
--
River
41
36
9
14
13
43
51
-8
14º
Gimnasia (J)
38
36
10
8
18
34
51
-17
15º
Independiente
38
36
10
8
18
36
57
-21
16º
R. Central
37
36
10
7
19
42
46
-4
17º
San Martín (T)
37
36
9
10
17
32
38
-6
18º
Argentinos
37
36
7
16
13
43
54
-11
POS=順位 EQUIPO=チーム PTS=勝点 PJ=試合数 PG=勝ち PE=分け PP=負け
GF=得点 GC=失点 DIF=得失点差

Clasificarán seis equipos:
Boca (invitado)
River (invitado)
Los cuatro clubes mejor ubicados en la tabla general de puntos (Ap. 2008+Cl. 2009)

・アルゼンチンからは6チームが出場。
・ボカとリーベルはCONMEBOLの招待により出場が確定。
・残りは招待チームを除いた成績上位4チームが出場。
・順位は08/09シーズンにおける獲得勝ち点により確定。(上表)

クラウスーラ2009 第17節 vsウラカン(H)結果

0-1。
晴れの舞台でおろした新ユニの初戦を飾れず。


ナンバーがマイチェンされてますね。
まぁいいや。
ありえない数のチャンスを逃し、ありえる数のピンチから失点して敗戦です。

前半、出だしからリズムよく攻撃を仕掛けるサン・ロレンソ。
しかし15分には息切れしてゲームは停滞気味に。
「いま一番いいサッカーをしている」らしいグローボはたいしたアタックを見せられず、シクロンの方はその後も数度の決定機を作り出しましたが、活かしきれませんでした。

すると38分、押されている方が先制するというありがちな展開で、CKから簡単に破られます。
昨期はFKからやられたゴルツをまたフリーにして頭で。

この後、右サイドを崩してA.ゴンサーレスが押し込むだけという状況を迎えますが、利き足ではない左足から放たれたシュートは外へ。

後半。
リードしたケメーロスはドン引き。
でも個人技とパスワーク、カウンターは鋭し。
リードされたクエルボスは押せ押せ。
でもどこかチグハグでとりわけ最後の詰めが甘く、シルベーラが二人かわして放ったシュートがポストを叩く不運もあり。

効果的だったかどうかは別にして、今年一番攻めたと思います。
あちらのインチャーダは勝ってるのに黙ってる時間帯がありました。
何があっても歌い続けてるはずのインチャーダまで沈黙してしまうのはなかなかない光景です。
それだけこちらが攻めてたわけですが、入らない。。。

個人的には、初めて"B"URACANに負けるという屈辱を味わいました。
明日、もしくは明日は振替休日なので明後日、日本から頼まれたものを買いにキオスコのケメーロおやじに会わなければなりません。
ちょっと言うことが思いつかないので、いっそのことラヌースのユニ(べレスは嫌なので)でも着てってやろうか?
どっちにしろ持ってねーや。

次節は土曜日、ウラカンのカンチャでインデペンディエンテとのクラシコです。

FICHA DEL PARTIDO CLAUSURA 2009 FECHA 17/2009後期第17節対戦表
SAN LORENZO 0 - 1 HURACAN
Domingo 14 de Junio/6月14日(日) 11:00
Estadio/スタジアム:Alberto J. Armando
Arbitro/主審:Saúl Laverni
TITULARES/スタメン
Navarro
A. González 71'
Aguirre
Bottinelli
Voboril
Gómez (86' Fornaroli)
Ledesma 69'
J. M. Torres (70' Bordagaray)
Solari (83' Santana)
Bergessio 54'
Silvera
Monzón
Araujo
Goltz 38'
Domínguez
Arano
Díaz
Bolatti
Toranzo 61' (65' C. González)
Pastore (90' Sánchez)
De Federico
F. Nieto
SUPLENTES/サブ(不出場)
Champagne
Bianchi Arce
A. Torres
Rivero
-
Calviño
Filippetto
Cura
Esmerado
Medina
DT/監督
Diego SimeoneAngel Cappa
GOLES=得点 CAMBIOS=交代 TARJETAS=警告・退場

順位表は17節の全試合終了後に掲載予定です。
サイドバーにある順位表では、暫定の順位も反映しています。

2009年6月13日土曜日

クラウスーラ2009 第17節 vsウラカン(H)直前情報

明日午前から、ボエードはラ・ボカでパルケ・パトリシオスとクラシコを戦います。

日  時:6月14日11時00分(日本時間同23時00分)
カンチャ:ラ・ボンボネーラ
主  審:ラベルニ
節前順位:サン・ロレンソ16位(勝ち点18) ウラカン3位(同32)
通算成績:サン・ロレンソの70勝39分39敗(280得点197失点)
直近結果:ウラカン 1-4 サン・ロレンソ(アペルトゥーラ2008第17節)
ネット中継:futbolenlapc ※ない場合あり

予想スタメンは以下の通りです。

GK:ナバーロ
DF:A.ゴンサーレス、アギーレ、ボティネーリ、A.トーレス
MF:ゴメス、レデースマ、J.M.トーレス、ソラーリ
FW:ベルヘッシオ、シルベーラ

Sub 21でフランスにいたパプは決勝ラウンド進出を果たしたチームを残して早々に帰国。
W杯予選でエクアドルにいたラバンディーナもフライトの問題で大幅な遅れが生じたものの何とか到着。
同じくブラジルにいたグアラニーも。
体調を崩し復帰後も練習をサボったりしていたシルベーラが今のところ先発に名を連ねています。

ベンチ入りは以下から7人。

GK:シャンパーン
DF:ビアンチ・アルセ、ボボリール
MF:リベーロ、サンターナ、フアーレス、S.ゴンサーレス
FW:フォルナローリ、ボルダガラーイ

対ケメーロスです。
アルマグロ地区に創設されたサン・ロレンソはその後ボエード地区へ移転。
ヌエーバ・ポンページャ地区に創設されたウラカンはその後パルケ・パトリシオス地区へ移転。
この辺はもう本当にご近所。
ヌエーボ・ガソーメトロはフローレス地区の通称"バホ・フローレス"(="下フローレス")にあるとされていますが、私の持っている地図だと"上ヌエーバ・ポンページャ"に位置しています。
ウラカンの練習施設ラ・ケミータもこの辺です。
詳しくは、ウィキペディア(スペイン語)Barrios de la Ciudad de Buenos Airesをご覧下さい。

それがどうしてラ・ボカ地区で戦うのかというと・・・
昨期はあちらのHOMEで場所がボンボネーラでした。
その対戦のおよそ1ヶ月前にグローボのバーラスがクエルボのバーラスを襲撃しにかかり、逆に返り討ちにあって1名死亡していたため、安全当局の指示でここに決まったわけですが、その際、両クラブの会長間で「不公平にならないように次回もラ・ボンボネーラで」という口約束が交わされていたのです。
はっきり言っていい迷惑、でも決まってしまった以上仕方ありません。

通算成績は149戦70勝39分39敗。
1試合数字が合わないのは、97前期に試合中場外でサポーター同士の乱闘があり、ウラカンのバーラが頭に銃弾を受けて死亡、0-1で両者敗戦の処分が下されたため。
シクロンはHOMEでもAWAYでも中立地でも大きく勝ち越しています。
ここ6試合は一度も負けていません。

02後期:ウラカン 1-1 サン・ロレンソ
02前期:ウラカン 0-4 サン・ロレンソ
03後期:サン・ロレンソ 4-0 ウラカン
07前期: サン・ロレンソ 1-1 ウラカン
08後期: ウラカン 0-0 サン・ロレンソ
08前期: ウラカン 1-4 サン・ロレンソ

勝つ時はいつもゴレアーダ!!!

主審はラベルニが務めます。
詳しくは、6月10日の「主審はラベルニ」に書きましたので、そちらをご覧下さい。

03後期はヌエーボ・ガソーメトロでの試合でしたが、時間は同じく11時からでした。
たしか、私がソシオになる直前か直後のゲームだったと思います。
明日も同様に圧勝を!

2009年6月11日木曜日

09/10ユニフォーム(2)

本日ヌエーボ・ガソーメトロにて新ユニフォームが正式発表されました。


HOMEは伝統の2色、AWAYは白、3RDは黒と変更なし。
日曜日のクラシコから着用される予定です。

メイカーのlottoとは今年いっぱいで契約が切れます。
延長されなければ半年ちょっとでフルモデルチェンジになりますね。
09/10シーズンのユニ」と言えなくなる可能性の方が高いかな。

今回のAWAYはけっこういいかも。

2009年6月10日水曜日

主審はラベルニ

日曜日のクラシコを裁く主審が決定しました。

     サウール・ラベルニ。
     1970年1月21日ロサリオ生まれの39歳。
     1.84m/86kg。
     (オレ紙「09後期選手名鑑」より)

オラシオ・エリソンド(キルメス)が去り、エクトル・バルダッシ(コルドバ)、セルヒオ・ペソータ(ロサリオ)の世代がトップに立つ時代を迎えていますが、その次につけているのがこの男です。

来年、南アフリカにまず間違いなく行くであろうコルドバ人は現在負傷中で14節からお休み。
そのライバルのロサリオ人はかつての高評価を一転させるジャッジを続けており、今期11節のサン・ロレンソ対ラシンでも疑惑の判定を下したため選択肢になし。
ということから、若手の方のロサリオ人が起用されています。

実際のところ、各試合への割り当ては怪しい(?)抽選により決定されますが、大きな試合になると指名で決められたりします。
(今回はどうだかわかりません)

では、ラベルニについてです。
昨期は7節のヒムナシア(J)対アルヘンティノスで"フフイ嫌い"が露呈。
当地での試合では毎回隣州のサルタに滞在しているうえ、「フフイを蔑視する発言があった」としてHOMEの会長から吊るし上げられました。
(画像の通り)
彼のキャリアはそこでポシャってしまうのかとも思われましたが、ちょっとした休養が与えられただけですぐに復帰。
今は何事もなかったかのような状況で、悲願だったロボ・フヘーニョのB落ちも決まっています。

国際主審であるこのアンチ・フフイは、近年、大きな大会でも実績を積み重ねており、先週はW杯南米予選でウルグアイ対ブラジルを担当しました。
結果、AWAYのカナリアが4-0でセレステに勝利。
見ていませんが、ニュースでも取り上げられていないので問題はなかったのでしょう。
今日の予選5試合で登板可能な4試合にアルゼンチンからの審判団派遣はありませんので、コンディション的には万全な状態で試合に臨んでくれると思います。

クエルボとサウールはこれまで10戦6勝3分1敗(14得点8失点)。
ケメーロとサウールはこれまで7戦3勝2分2敗(得失点不明)。
豪雨のため2日にわかれて行われた昨期の同カード(同じくラ・ボンボネーラで彼らのHOME)でもサウールが笛を吹き、我々が4-1で勝利しました。

今期は7節のコロン対サン・ロレンソに登場し、3人の退場者を出したシクロンは0-3で負け。
それまでラベルニとは5連勝中でしたが、そこで担当試合無敗記録に終止符が打たれています。
一方、今期のグローボの試合では週末のクラシコで初登場です。

この1年、ボエードはいろんな主審から被害を受けています。
ラベルニにしても、昨期のプレイオフ第1戦ティーグレ対サン・ロレンソでは、勝利したとはいえ不満の残る仕切りでした。
でも、消去法でもうこの人くらいしか。。。

なお、前節のラヌース対サン・ロレンソで一波乱起こしたグスターボ・バッシは、少なくともボティネーリに対する発言については公式に謝罪しましたので、お咎めなく今節のラシン対ボカを担当します。

2009年6月8日月曜日

アペルトゥーラ2009マーケット(2)

パーセント表示は保有または購入もしくは売却するパスの割合。

<IN>
なし

<OUT>
DF:セバスティアン・メンデス(0~30%=保有)→引退


鉄人にもその時が来たようです。
約1ヶ月後に32歳の誕生日を迎える彼はここ1年ケガがち。
最近は通常練習に復帰していますが、チョロのリストには毎回入らず。
「サン・ロレンソが私にとって最後のクラブである」と常々公言しているペラードは契約をまだ1年残しているものの、今週中に選手生活にピリオド打つ交渉をクラブ首脳と持ちます。
もしかすると、後で気持ちが変わって現役続行となるかもしれません。
しかしそれはボエードでではなく。
それはそれでまた良しです。
ありがとう、ガジェーゴ!

DF:ジョナタン・ボティネーリ(0%=レンタル終了)→サンプドリア
契約期間の半年終了、延長なし。

MF:ジョナタン・サンターナ(0%=レンタル終了)→ヴォルフスブルグ
契約期間の半年終了、延長なし。

MF:クリスティアン・レデースマ(0%=レンタル終了)→オリンピアコス
契約期間の1年終了、延長なし。

MF:パブロ・バリエントス(0%=レンタル終了)→FCモスクワ→カターニア

今回、主力の2/3は刷新されます。
吉と出るか凶と出るか?

2009年6月6日土曜日

CUERVOTUBE


動画、画像、応援歌等。
内容盛りだくさんのCUERVOTUBEができました。

すべてのクエルボスのために。

2009年6月4日木曜日

一生ものの"サン・ロレンソ"

数日前、シウダ・エビータのペーニャのダミアンからfacebookを通して問い合わせがありました。
「"San Lorenzo"を日本語で書くと"サンロレンツォ"?」と。

     写真向かって右が今回の主役。

ある程度のことは自分で調べてきたわけですが、"サンロレンツォ"だとイタリア語の発音に基づいた表記になってしまいます。
私は、「スペイン語なら"サンロレンソ"か"サン・ロレンソ"だね、個人的にはスペースを表す"中黒"が入った後者の方が好き」と回答しました。

     すると今日、予想通りの結果が。

外国人からこの手の質問があった場合、だいたいこうなりますね。
しかし、この地球上でカタカナの"サン・ロレンソ"を体に刻みこんでいるのは彼だけではないだろうか?

GRANDE DAMIAN!!!

2009年6月3日水曜日

ハリケーンを止めろ!

クラウスーラも残り3節となりました。
残念ながら、サイクロンは優勝争いに絡んでいません。
しかし目標はあります。

1.今年のスダメリカーナ出場権を獲得。
2.来年のリベルタドーレス出場権を獲得。
3.今期のウラカン優勝を阻止。

1は今期終了時に確定します。
2は来期終了時に確定しますが、今期の成績から計算されるため、今からできるだけ勝ち点を上積みしておく必要があります。
3は言うまでもなくライバルなので。

1~3は優先順位通りではありません。
一番重要なのは2です。
で、3もそれに匹敵するくらい大きなテーマ。
これを達成するには、やはり次節のクラシコでグローボを叩き割る必要があります。


優勝を争う3チームの今後の対戦相手を確認してみました。
※カッコ内は勝ち点もしくはHOME/AWAYの別。

ラヌース(34):アルセナル(A)、ベレス(H)、サン・マルティンT(A)
ベレス(33):ニューウェルス(H)、ラヌース(A)ウラカン(H)
ウラカン(32):サン・ロレンソ(A)、アルセナル(H)、ベレス(A)

ということで、当該チーム間の直接対決も多いです。
それらがどうなるかは誰にも予想できないでしょう。
しかしクエルボスがケメーロスに勝利すれば、勝ち点で劣る奴らが優勝する可能性は格段に下がります。

ボエード対パルケ・パトリシオス、ブエノス・アイレス最大のクラシコは、当初言われていた通り14日の日曜日午前11時から、ラ・ボンボネーラで戦われることが正式に決定しました。

必勝あるのみです。
ボステーロの隣に埋葬してやります!

2009年6月1日月曜日

アペルトゥーラ2009マーケット(1)

まだ後期中ですが、前期に向けたチーム作りはすでに始まっています。
いつものように出て行く選手が先です。
パーセント表示は保有または購入もしくは売却するパスの割合。

<IN>
なし

<OUT>
MF:パブロ・バリエントス(0%=レンタル終了)→FCモスクワ→カターニア


6月にリース期間を全うしFCモスクワに戻る、もしくはパス100%で5~5.5百万ドル(あるいはユーロ)の買取オプションをサン・ロレンソが行使しボエードに留まる、のいずれかだったピトゥ。
最終的に買取金額は4.5百万ユーロになったようですが、CASLAにそのような大金はありませんでした。。。
結局、モスクワからカターニャへの売却が決まり本日お披露目されています。

このシチリアのチーム、私はジャッポネーゼのモリモートしか知りませんが、現在6人のアルジェンティーニが所属しているそうです。
まぁ、すぐに溶け込めるでしょう。

嘘つきバッシ

一昨日のAWAYラヌース戦で怪しいPKを取られて敗れたシクロン。
昨日、この試合で主審を務めたグスターボ・バッシがゲーム後に発した前言を翻しました。


人様のものなので、消えちゃう可能性があります。

「試合結果」のところで書いたことも含めて、これまでの流れをもう一度要約します。

<土曜日>
1-1で迎えた75分、ラヌースのCKの際に主審がPKを宣告。
アスルグラーナはもちろんグラナーテの選手たちもどこでファウルがあったのかよくわからず。
このPKをサンに決められて1-2となり、同スコアのまま試合終了。
試合後、主審がPKを取る直前に「ラヌースにゴールが生まれるよ」と発していたことを、言われた本人ボティネーリに代わってアギーレが告発。
これに対してバッシは、「(ウラカンの優勝阻止のために)ラヌースを勝たせようとしてたのはボティネーリ自身、私はレデースマがフリーツレルを掴んでいたからファウルを取った」と反論。
実際レデースマはフリーツレルのユニフォームを軽く引っ張っていた。
しかしフリーツレルは、「確かにレデースマに掴まれたけど、主審は僕と関係ないところでファウルを取ったと思う」と発言。

<日曜日>
大きな問題に発展。
各試合中継でも同様のプレイに対して、「今のはバッシが主審ならPKですね」とアナウンサーや解説者から皮肉られる。
22時開始のダイジェスト番組"FUTBOL de PRIMERA"にバッシ本人がスタジオ出演。
そしてこの日になって、リプレイを見る限りよりはっきりとラヌースの選手を掴んでいた「アギーレに対してファウルを取ったのであり、そのことは彼に伝えた、あのジャッジは正当」と別のプレイに根拠を変更。
ますます大問題に。

疑惑の判定については試合後2,3日取り上げられるのが常で、今日月曜日も各メディアで主要なテーマとして扱われています。
そしてバッシと意見を同じくする人はほとんどいません。

いったん何だったんでしょうか?
うがった見方をすると、ラヌースの勝利は試合前からどこかで決められていた。
バッシはサン・ロレンソの選手たちも負けることを前提に戦っていると思っていた。
そのため同点後、相手に先制点をプレゼントした"共犯者"ボティネーリに「もうすぐラヌースのゴールだから(安心しろ)」と口を滑らしてしまった。
しかしボティネーリは生来のアホ、バカ、マヌケその他諸々なだけで、ミスからゴールを許したにすぎなかった。
バッシは試合後サン・ロレンソの選手たちから"裏切り"にあいびっくり仰天、ということになります。

昨期からこちらに不利な判定が続き、その度に担当した審判に「次節停止」という名の「有給休暇」が与えられて事が済まされています。
はっきり言ってもう皆うんざりです。

でも今回に限って、一番憤っているのはベレス、ウラカン、バンフィエルドの奴らかな。
はっはっは、ざまーみろ?