2008年2月29日金曜日

クラウスーラ2008 第4節 vsエストゥディアンテス(H)直前情報

100周年まであと1ヶ月の明日土曜日、現在最下位のサン・ロレンソは、現在首位のエストゥディアンテス(以下、ローマ字入力が複雑なのでピンチャと書きます)をヌエーボ・ガソーメトロに迎えます。
ピンチャは火曜日にリベルタ・グループ2のラヌース戦をHOMEで戦い、0-0で引き分けました。
そして来週水曜日にもAWAYウルグアイでダヌービオとの試合があるため、センシーニはシクロン相手にサブ中心のメンバーをぶつけてくるようです。
迎え撃つラモンのチームのスタメンは以下が予想されています。
(今日からまたちょっと表記を変えました)

GK:オリオーン
DF:ゴンサーレス
DF:メンデス
DF:ボティネーリ
DF:プラセンテ
MF:リベーロ
MF:J.M.トーレス
MF:ヒルシーグ
MF:ビーロス
FW:ベルヘッシオ
FW:シルベーラ

ダレッサンドロの離脱によりエンガンチェ不在。
しかし、メンデスとリベーロが復帰という朗報があります。
ヒルシーグも軽く負傷していましたが、明日の試合には間に合うようです。

03前期で勝って以来、ピンチャにはHOMEで勝利していませんが、そんなこと気にしている場合ではありません。
もういい加減ゴールを決めて勝たなければならないのです。
首位のチームとはいえ、サブ主体の相手に負けたら言い訳できませんからね。

2008年2月28日木曜日

主力のパス所有率判明!

今日は朝から雨模様で、私のお腹も下り坂。
ということで、カンチャでもらった雑誌をほじくり返して読んでいました。
その中に、一昨日書いた主力18選手のパスについて所有率を示すものがありましたので、まとめて再度掲載したいと思います。
(金額は一昨日も載せたクラリンによるパス100%分の時価で、略号は、SL=サン・ロレンソ、G=ティネーリ等の投資家グループ、他=他クラブや選手本人もしくはG以外の投資家です)

オリオン:5百万ドル(SL=100%)
ゴンサーレス:1.5百万ドル(SL=100%)
メンデス:2百万ドル(他=100%)
ボティネーリ:3百万ドル(SL=50% G=50%)
プラセンテ:5百万ドル(他=100%)
リベーロ:2.5百万ドル(SL=100%)
J.M.トーレス:2百万ドル(G=100%)
ビーロス:2百万ドル(他=100%)
ダレッサンドロ:10百万ドル(G=50% 他=50%)
ベルヘッシオ:8百万ドル(G=50% 他=50%)
シルベーラ:3百万ドル(SL=100%)
シャンパーニュ:1百万ドル(SL=100%)
トゥーラ:1百万ドル(SL=100%)
アギーレ:1.5百万ドル(SL=30% 他=70%)
ヒルシグ:3百万ドル(SL=100%)
A.トーレス:3百万ドル(SL=50% 他=50%)
メンセゲース:2百万ドル(SL=50% 他=50%)
ロメーオ:5百万ドル(SL=100%)
合計:60.5百万ドル

18選手中、完全所有が8人、半分所有が3人、30%所有が1人、無所有のレンタルが6人でした。
主力の所有分だけだと9.8人で、イレブンが組めないんですね。。。

今現在、クラブ所有選手でオリオンとシルベーラ、ジョナタン・ボティネーリの3人は高値で売れるだろうといわれています。
オリオンにはナポリから、シルベーラにはメキシコのクラブからそれぞれリストの金額でオファーがあり、ともにクラブが拒否したという実績があります。
また、時おり代表に招集されるジョナタンも将来有望です。
彼の場合、ラモン・ディアスを残留させる際にお金が必要だったため、すでに50%を投資家グループに売却してしまいましたが。

他の選手は、購入価格とトントンか、それを下回ることになるでしょう。
例えば、クラリンが3百万ドルとしている100%所有の選手は、いくらで買ったのか知りませんし名指しはしませんが、この値で売れたら奇跡というほかありません。
また、ロメーオには5百万ドルの値がついています。
しかし、サン・ロレンソがその値で買い戻したとは思えませんし、かつてのようにゴールを量産するようになったとしても、年齢的に5百万ドル出して買うクラブは現れないでしょう。
クラリンは一部の選手を除いて数字の根拠を示していませんので、実際のところ、金額は当てにならないのです。

ただ、クラブ所有で18人には入っていない主力級の選手もいます。
現在紛争中のサハにもまだまだ高値がつくと思いますし、アセベードやオルティースもこれから大きく羽ばたくだろう選手です。
ウニベルシダ・カトリカにレンタルで出したジョナタンの弟、ダリーオ・ボティネーリなども、今後は値が高騰するでしょう。
彼はリベルタの1,2戦でともにゴールをあげ、現在絶好調です。
今になってみて惜しい話ですが、なんで貸しちゃったんでしょうね?
息子のエミリアーノとポジションが被るからでしょうか(笑)

最後にこんなこともありました。
"ガタ"フェルナンデスをメキシコのティグレスに売却した際に、クラブのオフィシャルサイトは、「ガタのパスはサン・ロレンソが36%強を、リーベルが64%弱を所有していたため、売却代金の2.15百万ドルはその所有比率によって分けられた」としていました。
しかしカンチャの雑誌では、リーベルのところが投資家グループになっていて、「ガタのパスはサン・ロレンソが0.4百万ドル(36%強)、投資家グループが0.7百万ドル(64%弱)で買取・所有していたため、売却代金の2.15百万ドルはその所有比率で・・・」となっています。
そしてクラリンでは、「ガタのパスは投資家グループが1.1百万ドルで100%買い取っていたので、売却代金の3.04百万ドルは全額彼らの手に渡り、2百万ドル弱の売却益を上げた」といっているのです。

もう何が何だか。。。
有望な若手が知らないうちに投資家グループに売られていた、なんてことが今後もあり得るのかもしれません。

2008年2月27日水曜日

リベルタドーレス2008 グループ1 カラカスvsポトシ結果

昨日、グループ1の2節のもう1試合、カラカスFC対レアル・ポトシ戦がベネズエラで行われ、HOME2連戦のカラカスが2-1で勝利、サン・ロレンソ戦に続く連勝で勝ち点を6に伸ばしました。
2点先行して迎えた前半終了間際に退場者を出したカラカスは、後半ポトシに1点を返されましたがリードを守りきり、引き分けもしくはAWAYのポトシ勝利が理想だったサン・ロレンソには、一番ありがたくない結果となっています。

一方のポトシはAWAY2連戦で2連敗となりました。
しかしこちらも侮れないチームです。
2失点は単純な守備の乱れからでしたが、試合を通してみせた攻撃には迫力がありました。
第3節、サン・ロレンソは3月11日に敵地ボリビアでこのポトシと対戦、もう1試合の1位・2位対決クルゼイロ対カラカスは、1週間前の3月4日にブラジル、ベロ・オリゾンテで行われます。

     <グループ1順位表>

上にいる2チームは直接対決を2試合残していて潰し合います。
サン・ロレンソともそれぞれ1試合ずつ対戦があります。
我々が残りを全勝すれば、両方もしくは片方は抜けるのです。
つまりマジック4です。
なんだ、簡単なことじゃないですか!

2008年2月26日火曜日

目下クラウスーラで最下位、主力の価格は?

ちょっと前のクラリンに、現在のサン・ロレンソの主力18人(スタメン11人+ベンチに入れるサブ7人)の市場価値は6千万ドル強だとありました。
この数字は年俸総額ではなく、各選手のパスを100%売却した場合に発生する金額の時価総額です。
算出基準は、ダレッサンドロなど最近加入した選手はその際の購入価格、オリオンなど最近オファーがあった選手はその価格、その他はクラリンの推定価格だそうで、その内訳は、

オリオン:5百万ドル(以下同単位)
ゴンサーレス:1.5
メンデス:2
ボティネーリ:3
プラセンテ:5
リベーロ:2.5
J.M.トーレス:2
ビーロス:2
ダレッサンドロ:10
ベルヘッシオ:8
シルベーラ:3
シャンパーニュ:1
トゥーラ:1
アギーレ:1.5
ヒルシグ:3
A.トーレス:3
メンセゲース:2
ロメーオ:5
合計:60.5

となっています。
ちなみに同条件でリーベルは87百万ドル、ボカは82百万ドルで、この2クラブに次ぐ60百万ドル強の価値がある戦力でサン・ロレンソは戦っているのです。
(そしてリーグ3節を終え現在最下位です。。。)

注意しなければならないのは、この金額はあくまで18選手各人のパス100%の時価総額で、クラブでパスを所有していない場合は、その資産とはいえないということです。
例えば、今期加入したプラセンテはパスを100%自己所有しており、サン・ロレンソの所有率は0%。
また、同じく新加入のダレッサンドロとベルヘッシオには「それぞれパス50%買い取りで5.1百万ドルと2.5百万ドル※、計7.6百万ドルのお金が動いた」とクラリンはいっていますが、クラブはこれに1銭も支払っておらず、1%たりともこれら2選手を所有していないのです。

※ダレッサンドロは50%で5.1百万ドル、100%にすると10百万ドルで
 リストの金額とだいたい合いますが、ベルヘッシオは50%で2.5百万ドル
 だと100%では5百万ドル、リストの8百万ドルに届きません。
 リストの金額か、パスの買取割合のどちらかが間違っていると
 思います。
 クラリンですので、よくあることです。

それでは誰がダレッサンドロとベルヘッシオを買ったのか?
答えは簡単、最近はやりの外部の投資家が彼らを買ったのです。
これら2選手のケースでは、熱狂的サン・ロレンソファンのテレビ司会者マルセーロ・ティネーリとその投資家グループが絡み、彼らが相当な割合のパスを買い取って連れてきました。
彼らにとっては、愛するクラブを助けることができるうえ投資の対象にもなって、一石二鳥というわけです。
ただ、本来こういった投資は好ましくないということで、パスの所有はクラブ(もしくは選手本人?)に限られており、2選手の名目上の50%所有者はサン・ロレンソになっています。
しかし、身銭をいっさい切っておらず事実上の所有者ではないクラブには、2選手を売却した際に何も入ってこないのです。

60百万ドル強のうち、サン・ロレンソ所有分は一体いくらなんでしょうね。
気になります。

2008年2月25日月曜日

ダレッサンドロ、15~20日間アウト

昨日のリーベル戦で負傷した"カベソン"ダレッサンドロは、右太腿肉離れで復帰には最短でも15日はかかる見通しで、3月11日のリベルタ第3戦AWAYのポトシ戦出場を目指して、しばらくの間、治療に専念すことになります。
ラモンの構想外だったモンティージョをチリに売却し、チームには他にエンガンチェがいない状態で、「ダレに何かあったら・・・」は前々からいわれておりました。
それが不調のチームに追い討ちをかけるかのように現実のものとなりましたが、負傷した本人もかなりヘコんでおります。

しかしこれには別の理由もありました。
カベソンは交代で退く際、古巣のリーベルサポーターからは盛大な拍手と若干の指笛(=ブーイング)で、サン・ロレンソサポーターからは拍手で見送られました。
しかし彼はリーベルのサポーターが陣取るメインスタンドに向かってのみ手を振って応えたため、AWAYに陣取る我々のヒンシュクを買い、「(今お前が所属してるのは)サン・ロレンソなんだぞ、バカ野郎!」と、叱責の歌を浴びせられることになったのです。
私が家に帰ってテレビをみると、この歌に戸惑うカベソンの表情がしっかりと捉えられておりました。

昨日はさらっと書きましたが、現サン・ロレンソ監督のラモン・ディアスも「ペラード、ペラード」と連呼され、リーベルサポーターから温かく迎えられております。
しかしここで、カベソンとは経験の差が出ました。
彼はHOMEのサポーターが陣取る各方面に手を振ると、最後に我々が陣取るAWAYゴール裏2階席にもきちんと挨拶したのです。
我々も、「ラモン・ディアスの手で優勝するぞ!」と歌いそれに応えました。
これに対しては、リーベルサポも「(俺たちが)ラモンのチーム!」と歌い応戦しましたが。。。
それでは、チョロの立場はどうなるのでしょう(笑)

幸い、カベソンとシクロンサポの関係が決定的に壊れたわけではありません。
まぁ今回はアマリージャ1枚ということですね。
みな早く戻ってくることを願ってますよ。

クラウスーラ2008 第3節 vsリーベル(A)結果

20チーム中唯一の勝ち点ゼロで最下位転落です。
とにかく1点が欲しいサン・ロレンソは、今日も攻撃の姿勢をみせて相手ゴールに向かいましたが、多くはシュートに至る前にはね返され、チャンスらしいチャンスをほとんど作れませんでした。
相手のリーベルは、サン・ロレンソの自滅もあり、オフェンス〇、ディフェンス◎。
こちらの完敗です。

ラモンは、自身にとって特別な試合に4-4-2を選択し、またしても予想と異なるスタメンを組んできました。
8番での出場が予想されていたヒルシグを5番に入れてチャコとドブレ・シンコを組ませ、空いた8番にメンセゲースを入れてきたのです。
この選択は、少なくとも序盤は当たっているように思えました。
ダレッサンドロを基点に、このメンセゲースとベルヘッシオがサイドから崩しにかかり、そこそこ期待の持てる攻撃ができていたのです。
しかしすぐに不測の事態が起こります。
ダレッサンドロが負傷退場。。。
以後、オフェンスの核を失ったシクロンは、相手を脅かすような攻撃ができなくなり、サイドからにしろ、中央からにしろ、単調な攻めを繰り返すのみとなりました。

失点のシーンを振り返ると、1点目はコーナーキックからで、ファルカーオをマークしていたトゥーラが最後まで付ききれなかったことによるもの。
2点目は、右サイドで展開中の相手の攻撃に守備が偏ってしまい、左サイドを駆け上がってきたアベライラスにパス1本でGKと1対1の状況を与えてしまったためです。
どちらも集中していれば防げた失点だったでしょう。

それぞれの元選手・監督を私ら彼らがどう迎えたかにも触れておきます。
両チームが入場するとまず、私たちが「ウルグアージョ」コールをアブレーウに送りました。
それに続き、鶏小屋の人たちも「ぺラード」コールでラモンを迎えました。
2人とも手をあげてそれに応えています。
それから、ダレッサンドロ、プラセンテも概ね好意的に受け入れられていました。
一部のニワトリたちは、特にダレッサンドロがボールを持つ度にブーイングの指笛をならしていましたが。

他にもいろいろありますが、今は元気がありませんので、明日気が向いたら書きたいと思います。
次節は土曜日に、リーグ戦開幕3連勝でベレスと並び首位のピンチャをHOMEに迎えます。

     <対戦表>

     <順位表>

2008年2月23日土曜日

クラウスーラ2008 第3節 vsリーベル(A)直前情報

明日のリーベル戦、公式戦では今年最初のクラシコです。
モヌメンタルを訪れるシクロンの予想スタメンは以下の通り。

GK:オリオン
DF:ゴンサーレス
DF:アギーレ
DF:ボティネーリ
DF:プラセンテ
MF:ヒルシグ
MF:J.M.トーレス or アセベード
MF:ビーロス or A.トーレス
10:ダレッサンドロ
FW:ベルヘッシオ
FW:シルベーラ

クルゼイロ戦に続き4-3-1-2で、まったく同じかほぼ同じメンバーになるようです。
(これを書いている時点では、各社予想が割れています)
中2日ですので、選手交代も鍵になるでしょう。

この試合は、クラシコであることに加えて、元リーベルの監督・選手が「客人」としてかつての我が家に帰ってくるということで、かなり注目されています。
すでにシクロンを率いて1年以上経つラモンですが、モヌメンタルで古巣と対戦するのは今回が初めて。
ダレッサンドロとプラセンテもアルゼンチン復帰後まもなくで、リーベルを離れてからは当然初です。

一方ヌーニェスにも、元ボエード区民だった"ロコ"アブレーウが加入し、夏季トーナメントではサン・ロレンソ相手にさっそくPKを決めています。
昨日テレビ番組に出演した彼は、「アスルグラーナのユニフォームやサポーターをみると懐かしく思う。でもプロである以上、グラウンドに立っている90分間はそういった懐かしさや愛情は封印しなければならない」と発言。
「日曜日もゴールを狙っていく」と宣言しています。
ちなみにロコは、夏季でそのPKを決めた際には喜びを表しませんでした。
いま担っている責務を果たしつつ、かつての所属チームにもしっかり敬意を払っています。

最悪のスタートとなったクエルボに、まあまあのスタートを切ったといえるガジーナ。
しかし直近2試合(コパ含む)はともに敗戦とスコアレスドローで終えており、チーム状況は青赤↑、赤襷↓と見る向きもあります。
カラスが先か、ニワトリが先か。
再び勝利の美酒を味わうのは、我々が先であって欲しいです。

最後にサハの続報を。
昨日、許可を得てない状態のままスパイクとグローブを持って練習に現れましたが、やはり追い返されてしまいました。
実にアルゼンチン人らしいストレートかつ大胆な行動です。
でもここは我慢の時ですよ、チーノ。
AGUANTE!

ポジションと番号について

「ポジションを番号で示されることがありますが、よくわかりません」というメールを頂きました。
スミマセン。。。

アルゼンチンではかつて、4-3-3のシステムが主流でした。
その時に、
DF(右から):4番、2番、6番、3番
MF(同じく):8番、5番、10番
FW(同じく):7番、9番、11番
と、ポジションに番号が付けられました。
背番号固定制ではなかった当時、スターターはこのポジション(番号)に沿った背番号をつけていたのだと思います。

その後、ツートップにエンガンチェ(トップ下)を置いた4-3-1-2が長い間主流をなし、エンガンチェなしでボランチ1枚増の4-4-2も好んで使われるようになりました。
代表はともかく、国内リーグでは今でもこのどちらかで戦うチームが多いです。
(Oleの08後期選手名鑑によると、約半数のチームが4-4-2、1/4が4-3-1-2)
そしてこの変遷にともなって、ポジションの番号は以下のように変更されたのです。


4-4-2のダブル・ボランチは5番2枚となり、「ダブル・ファイヴ」の意味で「ドブレ・シンコ」といいます。
またFWの9番と7番はタイプによって決まります。
9番は、世界的にそうであるようにストライカーで、基本的に体格とパワーが必要。
7番は、前線でひっかき回して9番を助けるのが主な役割で、スピードと個人技が求められます。
9番はバティやクレスポ、ロメーオのような選手で、7番はサビオーラやメッシ、ラベッシのような選手と言えばイメージしやすいでしょうか。
もちろん、7番が点を取ったらいけないということはありませんし、メッシみたいにゴールを量産してくれたら言うことありません!

昔のことなど、友人に聞いた話も参考にして書いてみました。
表記が簡単なので、これからも番号を多用することになると思います。

2008年2月22日金曜日

AWAYのリーベル戦、準備万端!

残念ながら、準備万端なのはチームではなく、私の観戦についてです。
先ほど、大雨の中、日曜日のチケットを取ってきました。
今日は中心街のクラブ事務所でPLATEAのみの販売で、明日からはカンチャでPOPULARも販売開始となりますが、POPULARは月々の会費をきちんと支払っているソシオのみ購入可能と制限があるものの、リーベルからの割り当てが少ないので調達できない可能性があります。

場所はともにゴール裏なのにPOPULARが24ペソ(約840円)に対して、PLATEAは70ペソ(約2,450円)とかなり割高。
しかし、さんざん悩んだ末、PLATEAにしました。
PLATEAの割り当ても少ないですが、この価格では間違いなく売れ残るので入手が楽です。
さらに、ゴール裏でもPLATEAと名乗った場合はシートがあるはずなので、まだまだずっと立っているには厳しい腰の状態も考慮しました。
イスがあるかないかで約3倍の価格差。
ぼろい商売ですね。

今回は、いつもHOMEの試合を一緒に観戦している友人も、久しぶりにAWAYに参戦します。
といっても私とは別行動で、放送席での観戦だそうです。
昨日のハーフタイムに、「息子がTyCでバイトしてるから、特等席で観られるんだ」と自慢げに話していました。
2節のサン・マルティン戦後、「リーベル行く?」の問いに「行かない、彼らは俺たちを息○にしてるんだぞ」と言っていたにもかかわらず、この変わり様。。。

まぁ彼の言うとおり、リーベルには直接的な関係で優っているところは一つもありませんし、確かモヌメンタルでは17回しか勝ってないと思います。
間接的な関係で言えば、彼らの宿敵ボカにサン・ロレンソは直接対決で勝ち越していますが、リーベルのパパを名乗る根拠にはなりえません。
リーベルは国際タイトルの数と直接対決でボカに劣っているので、毎回「ボカに勝ってみろ!」と我々は歌いますが、すぐに「リーベルに勝ってみろ!」と歌い返されるのです。
あとは、カンチャに陸上トラックがないことと、インチャーダ、バーラブラーバスが問題を起こすことが少ないこと、インチャスが我慢強いことくらいしか思い浮かびません(笑)

リーベルは今週コパがなく休養十分です。
コンディション的にも不利ですが、今シーズンの公式戦初勝ち点と初無失点は昨日記録しましたので、続けて初ゴールと初勝利を、このリーベルからあげたいです。

リベルタドーレス2008 グループ1 vsクルゼイロ(H)結果

猛攻実らず。
負けなかったことを除けば、土曜日の試合の再現といった感じでした。
相手のクルゼイロは、前半やたらエリア外からシュートを打ってきて、攻撃のチームであることを早々に再認識させられましたが、いかんせんパスミスが多く、今日は自慢の攻撃力が影を潜めていました。
初戦で勝ち点3をあげて引き分けでも御の字の彼らは、後半に入るとあからさまな時間稼ぎに終始し、時おりカウンターを繰り出してくるのみ。
対するサン・ロレンソは、相手の不調と戦い方に助けられたこともあり、尻上がりに調子を上げて攻撃を仕掛け続けました。
しかしシルベーラとロメーオ(途中出場)の最後の一振りが今日も不発、ことごとく決定機を逃しました。。。
チャンスが少ない時には確実に決めてきた彼ら、チャンスが無数にあると入らなくなるとは不思議なもんです。

以下、目立った選手について書きます。
まず、悪かった方です。
試合当日になり、スタメンの11番はA.トーレスではなくビーロスかという情報が流れ出し、ラモンの選択はその通りビーロスでした。
しかしこれが完全に裏目に。
彼が出ていた間、左サイドが死んでいました。
まったく走らず、当たりにも行かないビーロスは、趣味のウォーキングを楽しんでいるかの如く左サイドでフラフラ。
結果としてプラセンテの攻撃参加も抑制しました。
またプラセンテ自身もいいところがありませんでした。
せっかくいい上がりをみせても肝心のクロスの精度がさっぱりで、スタンドでは「奴は右利きだったっけ?」の声も。
ビーロスは今に始まったことではなく毎回こんな感じなので、これからも期待はできないでしょう。
ただ、プラセンテはこのままでは困ります。
昨年の後半をまったくプレイせずに過ごしたと思いますが、これが今の彼の実力だとは信じたくないですね。

良かった選手には3人挙げたいと思います。
最初はアギーレ。
今日の彼は1対1でもドタバタせずに無難にこなし、「やればできる」というところをみせてくれました。
メンデスが少なくとも日曜のリーベル戦はNGなので、このまま安定したプレイを続けて欲しいです。
次にベルヘッシオ。
前半から走り回っていくつかチャンスを作った彼は、ラベッシの後釜として期待が持てそうです。
後半疲れてロメーオと交代しましたが、まだまだパフォーマンスも上げてくるでしょう。
そしてアセベード。
文句のつけようがありません。
サン・マルティン戦に続き好調で、正確無比なサイドチェンジ、前線へのフィードの数々には、スタンドから喝采が沸き起こりました。
もうレギュラー確定でいいんじゃないでしょうか。

とりあえず、引き分けという最低限の結果で、次につなげることはできました。
次回は3月11日にAWAYボリビアでポトシと対戦です。

     <対戦表>※ブラジル人の名前は適当に書いています。

     <グループ1順位表>

なお、昨日のグループ3、マラカイボ対ボカは1-1の引き分け。
マラカイボは勝ち点1を獲得し、ボカは勝ち点2を失いました。
元オンセ・カルダスの宿敵エナーオから1ゴール奪って追いついたことは、評価してあげましょう。

2008年2月20日水曜日

リベルタドーレス2008 グループ1 vsクルゼイロ(H)直前情報

グループ1の2試合目クルゼイロ戦は、HOMEで明日20時開始です。
とあるサイトの掲示板に、「今は『コパが欲しい!』のところを『1点が欲しい!』にかえて歌わなければならない」とありました。
1点が入れば状況はがらっと変わるのではないか、そこまで来てますのであと少しの辛抱です。
それでは、あまり当たらない予想スタメンです。
(外しているのは私ではなく、各紙記者です)

GK:オリオン
DF:ゴンサーレス
DF:アギーレ
DF:ボティネーリ
DF:プラセンテ
MF:ヒルシグ
MF:アセベード
MF:A.トーレス
10:ダレッサンドロ
FW:ベルヘッシオ
FW:シルベーラ

トゥーラとチャコが出場停止、メンデスとリベーロがケガということで、上記のメンバー(4-3-1-2)でスタートすることになりそうです。
毎回のように出す退場者にケガ人もあって、日替わりメニュー状態ですが、出場停止2選手の代役はゴンサーレスとアセベードで安泰、特にアセベードは、リーグ2節のサン・マルティン戦でもよかったので期待が持てます。
不安はメンデスの代役となるアギーレです。
サン・マルティン戦で最後にPKを与えた場面は、単純な切り返しに付いていけずエリア内で不用意に足を出したアギーレによるものでしたし、NOBから移籍後、一貫して凡庸なプレイをみせている彼には、サポーターも我慢の限界にきています。
アギーレ対ブラジル人・・・、頭が痛いです。
(あと、リベーロの代わりに8番の位置に入るヒルシグも。。。)

一方のクルゼイロは、監督と選手数人が元ジュビロで、「MADE IN JAPANのチームだ」というOleの記事をだいぶ前に読んだ記憶があります。
誰が誰だかさっぱりわかりませんが、サン・ロレンソとは対照的に、ここまで戦ったリーグとコパの計6試合をすべて3点以上取って全勝で来ているチームで、リベルタも過去に2回制覇しています。
グループ1で一番の難敵であることは間違いないですね。

主審はパラグアイのアマリージャ。
シクロンはもう負けられません。
ここで終わるのか、ここから始まるのか、大事な一戦になります。
(ラモンは「ここで生き死にが決まるわけじゃない」といってますが)

以降はちょっと個人的な話です。
一昨日、クラブに行ってリベルタ予選ラウンド3試合のシートを確保してきました。
少々お歳をめした友人といっしょに行く関係で、HOMEではもっぱらPLATEA SUR(バックスタンド)での観戦ですが、ソシオでかつリーグ戦の年間シートをもっているためディスカウントがあり、3試合で60ペソ(約2,100円)と格安でした。
日本に住んでいることになっている私の場合、ソシオの会費も月額10ペソ(約350円)と通常の半額以下になり、リーグ戦年間シート(SUR)も300ペソ(約10,500円)とまだまだ安いです。
(後者は居住地に関係なく一律価格)

でも昨年の今頃はまだ、ソシオであればリーグ戦のゴール裏とバックスタンドはタダで入れたんですよね。
その後、優勝に向かって突き進みだすと+αが必要になり、07前期ではSUR半年分で100ペソ(約3,500円)払うことになりました。
今年は年間シートになりましたが、実質、年額100ペソの値上げです。
ラモンへの報酬に補強費用、センテナリオのイベント費用などで出費がかさむため、仕方ありません。
強くなればどこからも文句は出ませんよ、きっと。

チーノ、いぜん蚊帳の外・・・

ここのところアルセナルへの移籍の道を模索しながら、肩のケガを主因に別メニューでトレーニングしていた"チーノ"サハ。
アルセへの移籍もなくなり、チームドクターからゴーサインをもらった彼は、昨日ラモンの前に現れて、トップチームの練習へ合流することを申し出ました。
しかしラモンは再び「自分のプランには入っていない」と説明、練習参加の許可を与えませんでした。

現在のサン・ロレンソの正GKはオリオンです。
すでに代表の第3GKにも選出され、一時期ボカやリーベルも欲しがった彼を外すことなど、もはや考えられません。
しかしそんな逸材だからこそ、近い将来、売らなければならない時もくるでしょう。
クラブの未来を思えば、シャンパーニュそしてセンテーノの育成も考えていかなければなりません。
そしてラモンは、この3選手で戦うとしています。

しばらく沈静化していた問題が再浮上してきました。
チーノのパスは100%サン・ロレンソが持っています。
そしてラモンは彼を不要な選手だとしています。
ここまではっきりすればやることは一つですが、いくつか浮上した移籍話はいずれもまとまりませんでした。

チーノは他のチームに行けば正GKで十分やれる選手ですし、長い間クラブを支えてきた彼が飼い殺しにされることなど、あってはなりません。
何よりこの状況は誰にとってもデメリットでしかないのです。
雑音に悩まされる監督とチームメイト、構想外の選手にお金を払わなければならないクラブ、試合どころか練習にも参加できないチーノ、愛する選手の不遇を悲しむサポーター。。。
クラブ首脳には、何とか早く打開策を見つけて欲しいです。

2008年2月19日火曜日

がんばれ! アスルグラーナ!!

といっても、今日はベネズエラの話です。
明日20日の水曜日、リベルタのグループ3でマラカイボがボカを迎え撃ちます。
で、サン・ロレンソと何の関係があるのかという話ですが、このマラカイボもクラブのカラーがアスルグラーナで、「ベネズエラのエル・シクロン」と呼ぶこともあるのです。
(ただ、本国ベネズエラではイマイチ定着してないようで。。。)

私が知る限り南米には他に、パラグアイのセロ・ポルテーニョが"EL CICLON DE BARRIO OBRERO"で「オブレーロ地区のエル・シクロン」、エクアドルのオルメードが"EL CICLON ANDINO"で「アンデスのエル・シクロン」、コロンビアのウニオン・マグダレーナが"EL CICLON BANANERO"で「バナナ園のエル・シクロン」と、エル・シクロンのニックネームをもったクラブが複数あります。
すべて、アスルグラーナがクラブのカラーだったことから、ボエードのクラブの偉大さにあやかってニックネームにしたのです。
(セロは独自の説を唱えたりもしてますが)

今年のリベルタでは、セロは既報の通りグループ1の予備選でクルゼイロに敗れ、サン・ロレンソとのシクロン対決が実現しませんでした。
また、オルメードもグループ2の予備選でラヌースにやられて、本選出場を逃しています。
マグダレーナは、基本的にかの国の2部リーグが主戦場なので、国際舞台には登場してきません。
そして、ボエードと同じ本選からの出場となったのがマラカイボです。

グループ3はボカの他、チリのコロ・コロ、メキシコのアトラスが同居する、恐らく最も厳しいグループと言えるでしょう。
まぁ、サン・ロレンソの立場で考えても、ボカはボエードにとって「永遠の息子」なのでちっとも怖くなく、ともにシードチームで同組になれないのが残念なくらいですが、コロやアトラスとこんなところから当たるのは正直ごめんですね。

これら3チームは、マラカイボ相手にHOME/AWAY問わず勝ち点3を狙ってくると思います。
そんなかわいそうなマラカイボを、青赤つながりもあって明日は応援しますが、少なくともボカ戦は大丈夫ですよ、奴らはシクロンの息子たちで、アスルグラーナのジュニアーズなのですから!
VAMOS AZULGRANA!!

関連して、私は常々、プレシーズンにサン・ロレンソ+こられ南米の4青赤+FC東京の6チームで、コパ・アスルグラーナとか、コパ・デル・シクロンなんてやったら面白いかなと思っています。
もちろん構想というか妄想にすぎませんけどね。
どこかにスポンサーになってくれる方はいらっしゃらないでしょうか?

ペーニャのロゴと横断幕と「会長」

現在「カラス」では、ペーニャのロゴと横断幕の作成を検討しています。
ロゴのデザインは、メンバーの中にその手の才能があるやつがいないということで、「会長」のセルヒオがサン・ロレンソUSAというサイトの掲示板にデザイン依頼を出しました。
成果も上々で、すでにいくつかデザインが集まってきています。
決定したロゴを使いまして、横断幕も作成予定です。
スケジュールとしては、今月中をめどにロゴを決定し、来月、「会長」のセルヒオがアルゼンチンに帰国した際に横断幕も作る段取りになっています。

肝心のデザインですが、サン・ロレンソUSAで集まったもので、個人的には「これがいいかな」というものがすでにあります。
中には同じくカラスがモチーフのJFAのロゴをそのままパクってきたものなど苦笑させられるものもありますが(こんなの12月にクラブW杯で日本にいった際にカンチャには絶対貼れませんよね)、基本的にみんな良いセンスしています。
決まりましたら、今は単に「サン・ロレンソ」としか言ってないブログのタイトル看板もロゴ入りのものに変更しますので、もうすぐご覧頂けるでしょう。

それから、懸案のペーニャ「カラス」の会長についてです。
セルヒオと私とは、目下のところ会長の職を押し付けあっている状態です。
先制攻撃は彼からで、私がブラジルにいっている間にあった、カンチャで配布される雑誌からの取材依頼に対して、「代表者のsatoが今バカンス中なので、しばらく待って下さい」と一方的に連絡されてしまったのです。
会長の座をめぐって一歩後退した感のある私ですが、私とてこのまま手をこまねいているつもりはなく、この投稿を足がかりに、セルヒオ体制発足に向けて巻き返していきます!

まず、このペーニャ「カラス」をつくり、ブログをはじめたのは彼です。
FC東京の試合会場にビラを配りに行ったり、他のペーニャに顔を出して積極的に交流をはかるなど、対外的な活動を行っているのも彼なんです。
その行動力はすばらしく、私など足もとにも及びません。
「カラス」の人間として外に認知されているのも彼だけですし、どう考えても会長はセルヒオしかいないのです。
私はいちブログ担当でよいのですよ。

それに加えて、実は私はすでに、あのペーニャ「ヨコハマ」の会長なのです!
つくった覚えもなく、セルヒオに教えてもらうまで存在していることすら知らなかったこのペーニャ、にもかかわらずクラブ公認です。
(ソシオになった時に誤って登録されたようです)
親の知らないところでひっそりと生まれ、これまで何の活動も行ってこなかったペーニャ「ヨコハマ」ですが、ペーニャはペーニャで、私はそこで責任ある会長の職に就いているのです!!
いざとなったらこの手で逃げたいと思います(笑)

いや実際のところ、日本で名乗り出てくれる人がいれば一番いいんですけどね。
どうでしょう、同志の皆さん?
我こそはという方、↓にメール下さい!!

E-Mail:karazu_jp@yahoo.com

すでにお気づきかとは思いますが、私の文章は長くて、くどくて、まとまってなくて、読みづらくて、いつのまにかタイトルとまったく関係ない方向にいってしまうことも多いです。
これは卒論を書いた際に、字数稼ぎに形容詞やら副詞やらを無駄に多用する技術を習得したためですが、恐らくこれからも治りません。
簡潔で、さっぱりとしていて、わかりやすくて、美しい文章を書いてくれるブログ担当者も合わせて募集します!

2008年2月18日月曜日

08後期日程と100周年をともに戦う選手たち

クラウスーラのスケジュールと登録選手リストを載せるのをすっかり忘れてました。











<クラウスーラ2008日程>
第1節(2/8):ニューウェルス(L)(0-2)
第2節(2/16):サン・マルティン(L)(0-1)
第3節(2/24):リーベル(V)
第4節(2/29~3/2):エストゥディアンテス(L)
第5節(3/7~9):ラシン(V)
第6節(3/14~16):ベレス(L)
第7節(3/21~23):アルセナル(V)
第8節(3/28~30):ラヌース(L)
センテナリオ(4/1):100歳の誕生日
第9節(4/4~6):ティーグレ(V)
第10節(4/11~13):セントラル(L)
第11節(4/18~20):アルヘンティノス(V)
第12節(4/23~25):ボカ(L)
第13節(5/2~4):ヒムナシア(LP)(V)
第14節(5/9~11):インデペンディエンテ(L)
第15節(5/16~18):ウラカン(V)

第16節(5/25~27):コロン(L)
第17節(5/30~6/1):オリンポ(V)
第18節(6/6~8):バンフィエルド(L)
第19節(6/20~22):ヒムナシア(J)(V)

これから9節まで、歴史的に勝ってないリーベル、最近勝ってないエストゥディアンテス、クラシコのラシン、現在首位のベレス、スダメリ2007優勝のアルセナル、アペ2007優勝のラヌース、同2位のティーグレとの対戦で、強敵が続きます。
L=LOCAL(HOME), V=VISITANTE(AWAY)で、太字になっているカードはクラシコです。

<2008リベルタ&クラウスーラ登録選手リスト>
〇GK
1:アグスティン・オリオーン/Agustín Ignacio Orión
12:ネレーオ・シャンパーニュ/Nereo Champagne
22(24):ブルーノ・センテーノ/Bruno Emiliano Centeno

〇DF
2:アドリアン・ゴンサーレス/Hernán Adrián González
6:ジョナタン・ボティネーリ/Jonathan Pablo Bottinelli
13:ディエゴ・プラセンテ/Diego Rodolfo Placente
16:ニコラス・ビアンチ・アルセ/Nicolás Alexis Bianchi Arce
17:セバスティアン・メンデス/Sebastián Ariel Méndez
20:ガストン・アギーレ/Gastón Damián Aguirre
21:クリスティアン・トゥーラ/Cristian Alberto Tula
25:パブロ・アルバラード/Pablo Andrés Alvarado
-(14):フアン・マルティン・カデラーゴ/Juan Martín Cadelago
-(22):ヘルマン・ボボリール/Germán Voboril
-(30):フェルナンド・メーサ/Fernando Meza
-(33):マイケル・ディアス/Michael Díaz
-(36):ラウターロ・フォルミカ/Lautaro Roque Formica

〇MF
4:ホルヘ・オルティース/Jorge Alberto Ortiz
5:ワルテル・アセベード/Walter Aníbal Acevedo
8:ディエゴ・リベーロ/Diego Alejandro Rivero
10:アンドレス・ダレッサンドロ/Andrés Nicolás D'Alessandro
11:アウレリアーノ・トーレス/Román Aureliano Torres
14(34):エミリアーノ・ディアス/Ramón Emiliano Díaz
18:サンティアーゴ・ヒルシーグ/Santiago Hirsig
23:ダニエル・ビーロス/Daniel Rubén Bilos
24(55):フアン・マヌエル・トーレス/Juan Manuel Torres

〇FW
3:クリスティアン・チャベス/Cristian Gabriel Chávez
7:アンドレス・シルベーラ/Néstor Andrés Silvera
9:ベルナルド・ロメーオ/Bernardo Daniel Romeo
15(32):ゴンサーロ・ベルヘッシオ/Gonzalo Rubén Bergessio
19:フアン・カルロス・メンセゲース/Juan Carlos Menseguez
-(15):クラウディオ・アコスタ/Claudio Germán Acosta
-(27):エルナン・ペイローネ/Hernán Gastón Peirone

背番号は、リベルタ登録25名の番号が中心です。
リベルタとリーグで異なる場合は、リーグの番号をカッコ内に表示しています。
複数のポジションをこなす選手は、起用される可能性が高い方に入れています。

2008年2月17日日曜日

クラウスーラ2008 第2節順位表

クラウスーラ第2節も無事全試合終了。
サン・ロレンソは2連敗で18位です。
それはよいとして(いやよかないですが)、前期のカンペオンがやってはいけないことをしてしまいました。
一瞬たりとも「奴ら」の下にはいたくないのに。。。
ラヌースのバカ!

     <順位表>

さて、今日はブエノスにある日本庭園に行ってきました。
ブラジルで腰痛に苦しめられた時に診てくれた整体師が、「治すのには歩くのが一番」といっていたので、散歩を目的に。
最近の日本庭園はマンガやアニメが好きな人の聖地になっていて、普段からそれらしい人をよくみかけますが、今週末は園内でアニメフェスタがあったので、コスプレを楽しむアルヘンの若者2,3百人で溢れかえっていました。
私がわかったキャラクターは、〇亀のロゴが付いたオレンジ色のシャツの人だけでしたけどね(笑)
パラパラとか日本語でのカラオケコンテストなどもあって、けっこう面白かったです。(結果、ほとんど歩けませんでしたが)

2008年2月16日土曜日

クラウスーラ2008 第2節 vsサン・マルティンSJ(H)結果

1点が遠かったです。
ディフェンスは相変わらず危ういものの、オフェンスではこれまでとうって変わって数え切れない決定機を作ったサン・ロレンソ。
内容に対して結果がともなわず、実に惜しい試合でした。

今日のシクロンは、前日の情報と異なったメンバー、フォーメーションで臨みました。
まずディフェンスラインが、アギーレ、メンデス、ボティネーリのスリーバックに。
中盤は、右にゴンサーレス、アセベードとヒルシグでWボランチ、左にビーロスで、トップ下にダレッサンドロという布陣。
ツートップのみ予定通りで、ロメーオとベルヘッシオのコンビでした。

3-5-2でスタートした序盤は攻守ともにチグハグで、一度も興奮することなく何度かヒヤッとさせられましたが、メンデスの負傷退場によりプラセンテを投入し、システムを4-4-2にした結果、攻撃に急にリズムが出てきました。

ゴールの予感を大いに感じさせながら突入した後半も引き続き好調。
正直、これはいけるなと思いました。
しかしこの日は、公式戦初スタメンで空回りしたのか、残念ながらロメーオが大ブレーキ。
彼だけで試合を通じて6,7回あった決定機をことごとく外し、サポーターの盛大な「ロメーオ!」コールにまったく応えられませんでした。
しかし彼はチームの顔なのです。
これまでに何度も窮地を救ってきた彼ですし、一番くやしいのは他ならぬ本人だとわかっているので、私たちが彼を批判することはありません。
なーに、まだまだこれからですよ。

試合もこのまま終了かなと思われた最終盤、攻め続けて前がかり気味だったところでカウンターをくらい、PKを献上しました。
いっしょにいた友人と私にはノーファウルにみえ、友人の娘にはファウルにみえた、そんなプレイでした。

負けはしましたが、好転の兆しがみえるだけに、サポーターにも明るさが戻ってきた気がします。
ダレッサンドロも徐々に「らしさ」をみせ始めましたし、初登場のベルヘッシオも、恐らく明日の新聞各紙の評価は高くないですが、今いる9番と組ませると面白い存在になりそうです。

それから、今日はアセベードの成長が確認できました。 
守備をきっちりこなした上に、複数回に渡るドリブル突破やシュートに繋がるラストパスなど、今までみせてこなかった攻撃的センスも披露してくれました。
昨年はちょっと太り気味でしたが、だいぶ絞れたからでしょうか。
今日のプレイを継続的にできるようなら、レギュラーの座もそう遠くないでしょう。

リーグ戦は開幕からHOME2連戦でまさかの2連敗となりましたが、次節は、リベルタのHOMEクルゼイロ戦をはさんでAWAYでのリーベル戦と、厳しい試合が続きます。
私satoはどちらも行く予定です。

     <対戦表>
順位表は2節の全試合終了後に掲載します。

2008年2月15日金曜日

クラウスーラ2008 第2節 vsサン・マルティンSJ(H)直前情報

12日にベネズエラのカラカスでリベルタを戦ったサン・ロレンソは、そのまま現地に留まって練習を行い、14日夕刻に帰国の途につきましたが、フライトに遅延が発生したようで今日の午前中に15時間かけてようやく帰国しました。
調子が悪い時は良くないことが重なるもんですが、気を取り直して行きましょう。
明日16日土曜日、サン・ロレンソはサン・フアンのサン・マルティンをHOMEに迎えます。
初対決となった前期はAWAYで2-1と苦戦しながらの勝利でしたが、HOMEではGOLEADA(大量得点・大差での勝利)を期待したいところですね。
恒例の予想スタメンは、

GK:オリオン
DF:ゴンサーレス
DF:メンデス
DF:ボティネーリ
DF:プラセンテ
MF:ヒルシグ
MF:アルバラード or アセベード
MF:A.トーレス
10:ダレッサンドロ
FW:ベルヘッシオ
FW:ロメーオ

です。
ここのところ、現行FW陣でしっくりこなかったツートップを捨ててワントップで臨んでいましたが、同じく結果が出せていないので、明日はツートップに戻して4-3-1-2になる模様です。
また、出場停止の選手に加えて、シルベーラやリベーロなどベストからほど遠いコンディションの選手を外すため、カラカス戦からは5人も入れ替わることになります。
そして、いよいよベルヘッシオがデビューです。
「攻撃的に行く」と明言しているラモン。
その言葉を信じましょう。

人名・チーム名等の表記について

人名等の表記については、これまで統一性がなく、その時々で異なる場合がありましたが、今日からなるべく現地の発音に近い表記に統一して書いていきたいと思います。
大まかですが、以下が主にアルゼンチン他スペイン語圏の名前に適用する基準です。

〇人名
<アクセント>
通常の日本式読み方ではアクセントの位置が大幅にズレてしまう場合、「ー」を入れて対応します。
(例)GONZALEZ→ゴンサーレス
※無名な人の場合は「勘」で書きますので、間違えている場合もあります。

また、国によってアクセントの位置が異なる名前の場合は、国籍に基づいて区別します。
(例)OSCAR→オスカール(アルゼンチン等) オスカル(コロンビア等)

<BとV>
ともにバビブベボで表記します。

<LとRとRR>
ともにラリルレロで表記します。

<先頭がS+子音>
エを加えてエスと表記します。
(例)SCALONI→エスカローニ 

<最後がDやT>
表記しません。
(例)RAMBERT→ランベル

<促音>
一般的に「ッ」の発音はしない(できない)ため、基本的に外して表記しますが、しっくりこない場合は「ッ」を入れて表記します。
(例)
BOTTINELLI→ボティネーリ
BERGESSIO→ベルヘッシオ

<イタリア他移民系>
名前により、スペイン式のみ、スペイン式とルーツ式の両方、ルーツ式のみで発音の3パターンがあり、それぞれの発音に基づいて表記します。(両方ある場合は、より一般的と思われる方で表記します)
(例)
BIANCHI→ビアンチ
CHAMPAGNE→シャンパーン(or シャンパーニュ、チャンパーニュ)
MASCHERANO→マスチェラーノ(or マスケラーノ)
PELLEGRINI→ペレグリーニ
HIRSIG→ヒルシグ
CVITANICH→シタニッチ
※これも無名な人の場合は間違える場合があります。

<アルゼンチン訛り>
音節末のS及び同音のZやXが空気化する特徴を反映させた表記をすることがあります。
この場合、その部分には「ッ」を使用します。
(例)ACOSTA→アコッタ

ジャ行音がシャ行音になる傾向を反映させた表記をする場合もあります。
(例)JONATHAN→ショナタン

<有名人>
すでに定着した表記がある名前の場合は基本的にそれに従いますが、本来の発音から明らかに外れている場合は、独自に表記することもあります。
(例)MONER→モーネル

<その他>
LとRの区別の他にも、日本語で表記上書き分けにくいところ、例えばTORRICOのTORRIとTRISTANのTRIなどがありますが、一般的な表記方法に基づいて、ともにトリ・・・と表記します。 
また、SIをスィと表記する方法もありますが、あまり浸透してないようですので、シで代用します。
この他、細かいところはすべて一般的な表記に従います。

〇チーム名
これらはすでに定着した表記がありますので、現地の発音とズレていても基本的にその表記に従います。
リーベル・プレイではなくリーベル・プレート、バンフィエルもしくはバンフィールではなくバンフィエルド等。
ちなみにARSENALも、最初のAにアクセントでアルセナルと発音するとイングランドのチームで、2つ目のAにアクセントでアルセナールと発音するとアルゼンチンのチームを意味しますが、ここでの表記は、アルゼンチンのARSENALもすでに一般に使用されているアルセナルとします。

と、一応は基準を設けてみたものの、国籍と容姿とスペイン語能力以外、日々いい加減なアルゼンチン人になってきておますので、その時の気分次第でボティネーリと書いたり、ボティネッリやボッティネーリ、ボッティネッリと書く場合もあるかと思います。
また、私(sato)以外のスタッフが書いた場合も、それぞれに異なった表記をすることになると思いますが、多少の不都合はラテン的いい加減さ、いや寛容さで軽く受け流して下さい!

東京にあるボステーロのレストラン

東京の駒場にコスタ・ラティーナという中南米料理のレストランがあります。
タレントのシェイラ*も頻繁に(かどうかは知りませんが、私も彼女が帰るところに1回も遭遇したことがあるほど)訪れるこの店は、ボッテーロのディエゴが経営しています。
日本ではなかなか味わえない料理を提供しているのに加え、サルサ教室なども開催しているので、本人もテレビや雑誌に出たりなんかしてかなり調子こいちゃってますが、ボカの店にもかかわらず清潔感のあるオシャレなお店です。
*彼女自身がテレビで公言していたので名前を伏せずに書きます。

彼と知り合ったのはおよそ1年前でした。
一時帰国した際に当時の仕事の取引先の人にここに連れて行ってもらったのがきっかけで、その後も日本にいる間はアルゼンチンリーグの放送(主にダイジェスト)を見に毎週のように通うようになったのです。

昨年のクラブW杯決勝の際、東京から横浜の我が家にやってきた彼を、私はカンチャまで送迎してあげました。
リーグ放送の終了でボカの試合をまったく見ておらず、チームの不調をよそに勝つ気満々だった彼を。
家でテレビ観戦だった私は、ミランが3-1とした時点から今日は何と言っておちょくってやろうかといろいろと考えていたものです。
が、帰りの車に乗ってくるなり、「今日は何も言うな!」と先手を打たれてしまいました。
私は比較的やさしい方なので、言われた通りそっとしておいてあげましたよ(笑)

年が明けて、アルゼンチンに戻る私に彼は、「ブエノスに住むお姉さんにパソコンを2台持っていってくれ」という無理難題を言ってきました。
私自身のためのパソコンがすでに1台あったにもかかわらずです。
パソコン3台となるとブエノスの空港で税関の詰問にあうことは明白で、到着前からあれこれ言い訳を考える羽目になりましたが、しかし着いてみるとフリーパスでした。
税関職員がストライキ中という幸運に恵まれたのです。
これはひとえに、私の日頃の行いが良かったからに他ならないでしょう。

空港にはお姉さん夫妻と娘さん2人が迎えにきてくれていましたが、年末に急転直下サマータイムが導入されたことなどまったく知らなかった私は、導入前の到着時間を連絡していたため、1時間余計に待たせてしまいました。
にもかかわらず、家まで高速を使って30分の道のりを送ってくれたうえ、高級ワインまで頂いちゃいました。
お姉さん、そしてご家族の皆さん、本当にありがとうございました!
(ワインの味などまったく判らない男なのにスミマセン)

ちなみに、お姉さんは美しい女性でディエゴと真逆のミジョナリアですが、血が繋がってるためディエゴに似ています。
きっとディエゴのことなんて知らなかったら、純粋に美人だなと思えたことでしょう。(相手は既婚者なので、どの道何も始まりませんが)
そういえば、似たようなことが10年以上前にスペインでもありました。
マドリーの地下鉄で会った娘がメチャクチャかわいかったんですが、バティストゥータにほんのり似てたんですよねぇ。。。(でも本当にかわいかったんですよ!)

話が逸れてしまいました。
ディエゴのことはこの辺にして、コスタ・ラティーナには他に(も)すばらしいスタッフがいますので、中でも仲良くしてくれてる2人をご紹介します。

エドウィンくん
コロンビアのカリ出身の彼はディエゴのよきパートナーで、昨年、翼くんという男の子が誕生しました。
日本在住が8年を越える彼は日本語も流暢で、サッカーの話などにも気軽に応じてくれます。
好きなチームはアメリカです。
もちろんメキシコのではなくカリのアメリカですが、メキシコが南米のカップ戦に出場するようになった今、アメリカといえばメキシコのアメリカですよね。(というと彼はものすごく怒ります)
アメリカ(カリ)は、カリ・カルテルがクラブに関与していた(いる?)ため、クリントン大統領の時代、麻薬組織のブラックリストにクラブ自身も載せられてしまったそうです。
そのためか、まっとうな商売のスポンサーが皆逃げてしまい、近年は不調が続いています。
今はW杯南米予選で好調な代表の話の方が乗ってくるかもしれませんね。

セラちゃん
沖縄に10年以上住み、「年末年始は家族が住んでいるドイツの『ぐすく』で過ごしたの!」というアメリカ人の彼女は、現在は東京の大学に通いながらここでバイトしています。
若干スペイン語を話し、弱冠はたちと若く、じゃっかん背が高くて奇麗です。(「じゃっかん」は「背が高く」のみに掛かります)
日本語も電話の応対ができるほど上手いですよ。
好きなスポーツはハードル(真顔で言ってたのでたぶん本当だと思います)で、サッカーにはあまり興味がないみたいですが、「かっこいい男の人がいっぱい出てるので試合はよく見る」とのこと。
「お気に入りの選手は?」「ベッカ~ム!」
あーそうですか。。。

ブログの趣旨とほとんど関係ない話になってしまいました。
頼まれもしないのに宣伝してあげるなんて、我ながら息子思いの良いお父さんだと思いますが、ディエゴとはサッカーでは相容れない関係なので、「このブログを見た!」や「カラスのsatoの紹介です!」では1円も安くならないと思います。(だろ、ディエゴ?)

アクセス等、詳しくはお店のサイトを見て下さい。
COSTA LATINA
奴は木曜が休みだったかな?

2008年2月14日木曜日

リベルタドーレス2008 グループ1 クルゼイロvsポトシ結果

昨日13日、同じくグループ1のクルゼイロ対レアル・ポトシの試合が行われ、HOMEのクルゼイロが3-0で圧勝しました。
クルゼイロは、パラグアイのエル・シクロン、セロ・ポルテーニョとの予備選を3-1(H)/3-2(A)で勝って上がってきたチームで、初戦もものにして、21日(木)、ヌエーボ・ガソーメトロにやってきます。

初戦を落とし、2試合目にして早くもグループリーグの山場を迎えることになったアルゼンチンのエル・シクロンは、ここで負けることだけは絶対に避けなければなりません。
ダレッサンドロを10番(エンガンチェ)に、4-3-1-2で自分たちが理想とするサッカーができればベストですが、負けられない状況+相手の脅威的な攻撃力を前にして、5番(ボランチ)を2人配した4-4-2を、ラモンは選択することになるのではないかと思います。
中盤は、右にリベーロ、チャコが出場停止のためヒルシグとオルティースでドブレ5(Wボランチ)、左にダレッサンドロになるでしょうか。

もちろんシステムがどうであれ、攻撃的に勝ちにいって欲しいですが、初戦をみた限りダレッサンドロはまだまだですし、ラベッシが抜けた後、使える7番タイプのFWがメンセゲースくらいで不足、かといってロメーオとシルベーラの9番タイプを2人並べたツートップもあまり機能していないことなど、昨期からの課題を克服できずにいます。
間にある土曜日のサン・マルティン戦で答えを見つけて欲しいです。

     <グループ1順位表>

CLUB AMARGO IMPOTENTE

先日、といっても年始の挨拶の頃でしたのでだいぶ前ですが、数年前までブエノスに住んでいた大阪の「赤い悪友」からメールが来まして、「そちらのブログですが、冒頭の説明文で『リベルタドーレスカップを掲げた』とか、そういうmentira(嘘)やchiste(冗談)はやめてください!」、「そんなこと出来てたらとっくにCAIを抜いて3番手のクラブとして認知されてますよ(笑)」、「Oleやその他の扱いは3番手以上ですけど、単に富裕層にカラスが多くよく売れるからにすぎません!」とのご指摘を受けました。

アルゼンチン人が一生懸命ニホン語で書いた文章にケチをつけてくるなんて、さすがは「アルヘン1冷たい奴」と呼ばれるロホですが、「アメリカのコパ・リベルタドレスのカップを天高く上げた僕らサンロレンソファンは、クラブ・ワールドカップを優勝したいのだ。ここ日本でこの夢を・・・」とありますので、続く文章まで含めて読めば、夢であり目標、つまり仮定の話だと簡単に分かるはずです。
まったく、チームと一緒でいつも詰めが甘いんですね、赤は。

実はここまでは本人に返信済みで、「こういうhinchasのしょうもない罵り合いがアルゼンチンリーグ最大の魅力です」と彼もわかっているため、友情にヒビが入ることはないのですが、「そのうち、貝おちょくりネタも書きます、というか書かなきゃいけない、というかぜひ書きたい!ので、君のこともブログに載せますよ、お楽しみに!!」といっておいたので、今日載せることにしました。
彼は、「お好きにUPしてもらって結構、息子のブログなど2度と踏み入りませんので」といっていましたが、きっとこれも読んでいるでしょう。

21世紀の今、もはやシクロンが赤貝の後塵を拝することはまずありません。
こちらはカップ戦の常連ですし、あちらはREY DE COPAS(カップ戦キング)も今は昔、スダメリカーナにすら手が届きません。
国内タイトル数でロホに追いつき追い越すのは時間の問題で、直接対決も私が生きているうちには逆転できると確信している次第です。
いや待てよ、後者は難しいか、なぜなら・・・、あちらは近い将来Bに落ちて、対決がなくなってしまいますので(笑)

画像の不具合について

原因はよくわかりませんが、時おり載せている画像が死んでしまうことがあります。
時間が経つと復活しますので、大目に見てください。DISCULPA!

2008年2月13日水曜日

リベルタドーレス2008 グループ1 vsカラカス(A)結果

完敗です。
もうグチしか出てきません。。。
過去3大会の初戦もAWAYで、1分2敗と悪いデータを残していましたが、今回もその壁を崩せませんでした。
カラカスは純粋にいいチームで、格でいえば明らかにサン・ロレンソの方が上でしたが、HOMEで守りに入らず、攻撃的に勝ちにきました。

しかし、まったくかたちをつくれない今のシクロンは、いったいどうしてしまったのでしょう。。。
無事出場できたダレッサンドロは時おり顔を出すもののほとんど消えていましたし、プラセンテの攻撃参加も皆無。
まだ馴染んでいないとはいえ、やりたいことがみえません。
とりあえず、これ以上、安易に退場者を出さないこと!

それから、中継したFOXの解説者に酷評されていたコロンビア人の主審ドゥアルテ。
決定的なミスはなかったものの、ファウルだろうがファウルじゃなかろうが、接触して倒れるたびに笛を吹く彼のジャッジは試合を壊します。
どうせ近隣のコロンビアあたりから来るだろうと予想はしていましたが、これだったら大嫌いなオスカル・ルイスの方がまだマシです。

グループリーグの残り5試合、死ぬ気で立ち向かえ! シクロン!!

     <対戦表>

     <グループ1順位表>

2008年2月12日火曜日

クラウスーラ2008 第1節 vsニューウェルス(H)結果

11日にブラジル・サルヴァドールからブエノスに戻ったsatoです。
3週間あっちにいましたが、最終週に腰をやってしまい、救急車なるものに人生で2度目のお世話になりました。。。
何しろ座ることもできないためトイレで大ができず、2日間CAGADERAに耐える状態も続きましたが、向こうで知り合った現地在住のフランス人のゴルフ仲間のアメリカ人の整体師が懸命に治療してくれたおかげで、何とか飛行機に乗ることができました。
とりあえずは快方に向かってますので、週末のサン・マルティン戦には間に合うでしょう。
(選手じゃないので、私なんかいようがいまいが試合にはまったく影響ないですが)

肝心のクラブの方はというと、不在の間にベルヘッシオが来たり、ダレッサンドロが来たりと、補強面でかなりの成果を挙げました。
プラセンテの件も合わせて、一緒にいたガジーナがかなり悔しがっていましたが、コケコッコーの方たちには、かつてうちにいたアブレウで我慢してもらいましょう(笑)

8日に行われたクラウスーラ2008第1節NOB戦は、開始早々の4分にオルティースが退場し、HOMEで0-2の敗戦を喫しました。
みてませんので結果のみ載せます。

     <対戦表>

     <順位表>

リベルタドーレス2008 グループ1 vsカラカス(A)直前情報

アルゼンチン時間の12日20時20分から、いよいよリベルタの本戦が始まります。
初戦を飾る我々サン・ロレンソは、AWAYベネズエラでカラカスと対戦。
予想スタメンは、

GK;オリオン
DF:ゴンサーレス or トゥーラ
DF:メンデス
DF:ボティネーリ
DF:プラセンテ
MF:リベーロ
MF:J.M.トーレス
MF:A.トーレス
MF:ビーロス
MF:ダレッサンドロ
FW;シルベーラ

ですが、ダレッサンドロは、サラゴサから移籍を完了させる書類がまだ届いていないため、場合によっては出られないかもしれません。。。
何があっても必勝です! AGUANTE CICLON!!

夏季トーナメント2008 第2~4節+サルタ杯

さて、とっくの昔に終わった夏季トーナメントにも一応触れておきたいと思います。
結果は最下位に終わりましたが、まぁいろいろ試せたし、収穫も大いにあったに違いない、と思うことにします。
初戦のラシン戦以降の結果と順位表です。

<夏季トーナメント>
サン・ロレンソ 1 - 1 ボカ
サン・ロレンソ 1 - 1 インデペンディエンテ
サン・ロレンソ 0 - 1 リーベル

     <順位表>

ちなみに、CAIとサルタで戦ったもう1試合も引き分けのすえPKで敗戦です。
<コパ・プロビンシア・デ・サルタ>
サン・ロレンソ 1 - 1(PK 1-3) インデペンディエンテ