「ポジションを番号で示されることがありますが、よくわかりません」というメールを頂きました。
スミマセン。。。
アルゼンチンではかつて、4-3-3のシステムが主流でした。
その時に、
DF(右から):4番、2番、6番、3番
MF(同じく):8番、5番、10番
FW(同じく):7番、9番、11番
と、ポジションに番号が付けられました。
背番号固定制ではなかった当時、スターターはこのポジション(番号)に沿った背番号をつけていたのだと思います。
その後、ツートップにエンガンチェ(トップ下)を置いた4-3-1-2が長い間主流をなし、エンガンチェなしでボランチ1枚増の4-4-2も好んで使われるようになりました。
代表はともかく、国内リーグでは今でもこのどちらかで戦うチームが多いです。
(Oleの08後期選手名鑑によると、約半数のチームが4-4-2、1/4が4-3-1-2)
そしてこの変遷にともなって、ポジションの番号は以下のように変更されたのです。
4-4-2のダブル・ボランチは5番2枚となり、「ダブル・ファイヴ」の意味で「ドブレ・シンコ」といいます。
またFWの9番と7番はタイプによって決まります。
9番は、世界的にそうであるようにストライカーで、基本的に体格とパワーが必要。
7番は、前線でひっかき回して9番を助けるのが主な役割で、スピードと個人技が求められます。
9番はバティやクレスポ、ロメーオのような選手で、7番はサビオーラやメッシ、ラベッシのような選手と言えばイメージしやすいでしょうか。
もちろん、7番が点を取ったらいけないということはありませんし、メッシみたいにゴールを量産してくれたら言うことありません!
昔のことなど、友人に聞いた話も参考にして書いてみました。
表記が簡単なので、これからも番号を多用することになると思います。