2008年2月20日水曜日

チーノ、いぜん蚊帳の外・・・

ここのところアルセナルへの移籍の道を模索しながら、肩のケガを主因に別メニューでトレーニングしていた"チーノ"サハ。
アルセへの移籍もなくなり、チームドクターからゴーサインをもらった彼は、昨日ラモンの前に現れて、トップチームの練習へ合流することを申し出ました。
しかしラモンは再び「自分のプランには入っていない」と説明、練習参加の許可を与えませんでした。

現在のサン・ロレンソの正GKはオリオンです。
すでに代表の第3GKにも選出され、一時期ボカやリーベルも欲しがった彼を外すことなど、もはや考えられません。
しかしそんな逸材だからこそ、近い将来、売らなければならない時もくるでしょう。
クラブの未来を思えば、シャンパーニュそしてセンテーノの育成も考えていかなければなりません。
そしてラモンは、この3選手で戦うとしています。

しばらく沈静化していた問題が再浮上してきました。
チーノのパスは100%サン・ロレンソが持っています。
そしてラモンは彼を不要な選手だとしています。
ここまではっきりすればやることは一つですが、いくつか浮上した移籍話はいずれもまとまりませんでした。

チーノは他のチームに行けば正GKで十分やれる選手ですし、長い間クラブを支えてきた彼が飼い殺しにされることなど、あってはなりません。
何よりこの状況は誰にとってもデメリットでしかないのです。
雑音に悩まされる監督とチームメイト、構想外の選手にお金を払わなければならないクラブ、試合どころか練習にも参加できないチーノ、愛する選手の不遇を悲しむサポーター。。。
クラブ首脳には、何とか早く打開策を見つけて欲しいです。