2011年9月25日日曜日

アペルトゥーラ2011 第9節 vsラシン(H)結果

0-0。
今期初のスコアレスドロー。


「0-0で終わったのが嘘みたい」とは番組キャスターの言葉。
点は入らなかったものの、最初から最後まで見どころの多い試合でした。
サン・ロレンソでは、ジグリオーティが前後半各1本バー直撃のシュート。
ラシンにもフィニッシュさえ良ければ、あるいはミグリオーレの好守に阻まれなければというのが幾つか。
これでブランキセレステとの"世界一拮抗しているクラシコ"の通算成績は、アスルグラーナの57勝44分57敗(235得点236失点)で並んだまま来期へ。

勝てませんでした、しかしチームは盛大な拍手に包まれてピッチをあとにしています。
称賛の対象は特にピーベス。
今日出場した14人中8人が下部組織出身。
開始時は11人中6人、終了時も11人中6人。
ボティ&ピピの出戻り組を含めての数字とはいえ、近年なかったことです。
2戦連続スタメンと目されていたチャパーロが今回ベンチにも入れずちょっと残念でしたが、起用されたメーサ、バサーン、ラミーレス、パチェーコ、ゴンサーレス、グティエーレスは全員良かった。
経営を早期に健全化するには彼らに輝いてもらうしかない。
今後、怪我から復帰してきた時にポジションを失っているヴェテラン選手もあることでしょう。
クエルボスに温かく迎えられ、そして見送られる"チーノ"サハが三方向に手を振って応える、美しい光景でした。

次節は月曜日、水曜日にモンテビデオでペニャロール120周年親善試合を戦った後、AWAYでゴドイ・クルスと対戦します。

<記録>
GK:ミグリオーレ
DF:メーサ、トゥーラ、ボティネーリ、バサーン(74' グティエーレス)
MF:ラミーレス、カリンスキ、パチェーコ(61' ゴンサーレス)
10:ロマニョーリ(82' メンセゲース)
FW:サルゲイロ、ジグリオーティ
監督:アサー
サブ:シャンパーン、カルモーナ、ビアンチ・アルセ、メンデス

カンチャ:ペドロ・ビデガイン
主審:ファバーレ
ゴール:なし
退場者:なし