2010年12月11日土曜日

会長選挙2010結果

カルロス・アブド(バモス・サン・ロレンソ)勝利。


速報値です。

1.C.アブド(バモス・サン・ロレンソ) 2,930票(35.39%)
2.R.モーネル・サンス(マス・サン・ロレンソ) 1,997票(24.12%)
3.M.モレーティ(ボエード・エン・アクシオン) 1,355票(16.37%)
4.C.ディ・メグリオ(ヌエーボ・サン・ロレンソ) 705票(8.52%)
5.C.デ・シモーネ(クルサーダ・ポル・サン・ロレンソ) 644票(7.78%)
6.R.エディ(グランデーサ・アスルグラーナ) 565票(6.82%)
*無効 83票(1.00%)
合計8,279票(100%)

与党系金庫番は惨敗、アラブ系パラグアイ人の完勝でした。
新会長について、2週間ちょっと前の候補者紹介で、「2007年に投資家グループの一人としてクラブに接近」と書きましたが、表舞台に登場したのがその時期で、実際はもっと前からソシオだそうです。

2ヶ月前までノーチャンスと思われていた彼はここへきて急浮上、それまでリードしていたディ・メグリオ及びモレーティから多くの票を奪っています。
3日前の水曜日に行われた最後のキャンペーンでは、1,500人のソシオたちを前に私財21,000,000ペソ(約4億4千万円)を投じて複数の計画を実行すると公約、公証人立会いのもと誓約書にサインするといったパフォーマンスで締めくくりました。
やっぱりオイルマネーは強いですね。
一滴も保有してないと思いますが(笑)

次点は地道な活動で支持を広げていたマス・サン・ロレンソのラミーロ・モーネル・サンスでした。
ほとんどお金をかけずにこの結果です。
善戦したと言えるでしょう。

選ぶ側だった私たちを振り返ると、今回、ソシオ全員からその歴や年齢等ではじかれた者たちを引いた有権者数は15,932人でした。
8,279人が投じましたので、投票率は約52%になります。
一見すると低いですが、遠隔地在住でこちらまで来られなかった人もたくさんいます。
これはここ40年で最多の投票者数です。
みな危機感を持ってますからね。
なお、最高齢はサン・ロレンソと年の差わずかに5歳、97歳の元気なおじいちゃんでした。

2013年まで会長を務めるアブドはまだ50歳。
1ヶ月と1日後には67歳になる前会長サビーノは"借りてきたおぢぃちゃん"状態だったので、精力的に働いてくれることを期待します。
今のところインチャーダと距離を置いていることだけが気掛かり。