いや、仮想ウラカンとベリゴーイに!!

前半立ち上がりの時間帯は両チームとも動きが鈍く、やはり1週間に3試合というハードスケジュールの影響を感じさせました。
が、サン・ロレンソは15分過ぎからスウィッチオ~ン!
1点目は21分です。
中盤の底に君臨するレデースマが右サイドのリベーロに展開、フリーでパスをもらったブリートがすかさずクロスを上げ、ベルヘッシオが頭で合わせました。
先制したシクロンは押せ押せ状態になります。
そして34分にもチャンスゲット。
ペナルティエリア付近でボールを受けたコロンのDFがアウレリアーノのプレッシャーにもたつき、パラーグアが奪取、そのままエリア内に進入したところで、下手を打ったその選手に倒されました。
これにはコロン12番目の選手、主審のベリゴーイ(本当はコロンではなくボカのファンなんですけどね、この人)も、仕方なくPKを宣告します。
ところが!
職人ゴンサーレスが向かって右に蹴ったボールはGKブラスケスに読まれまさかの失敗。
惜しいチャンスを逃してしまいましたが、HOMEのサポーターはキャプテンが守備に戻る際、拍手と温かい言葉で励ましました。
前半は1点止まり。
しかし追加点は、後半早々に生まれます。
48分、PKを外したアドリアンが汚名返上とばかりに右サイドをドリブルで駆け上がり、寄ってきた相手選手に股抜きを決めた後リベーロへパス、またしてもフリーでボールをもらった8番の正確無比のクロスに、今度はバリエントスの頭。
これはいったんブラスケスにはじかれますが、運良くリバウンドがピトゥに戻り足でワンプッシュ。
2-0。
この後60分に、これはやられたかというシュートをフエルテスに打たれます。
この試合唯一のピンチは至近距離からのスルダーソでしたが、今年のリベルタドーレス準々決勝敗退の主因となった優勝チームLDUとのHOME試合でのあり得ないミスから失ったサポーターの信頼をほぼ取り戻したといえるオリオーンが左足を出し、難を逃れました。
そして69分、試合を決めます。
オリオーン以外全選手触ったんじゃないかというくらいひたすらボールを動かして相手をかき乱すと、最後は10番がパスで一刺し。
一人抜けだしたラバンディーナがGKをもかわし、放ったシュートは無人のゴールへ。
結果もさることながら、内容もよく面白い試合でした。
先発11人では、アウレリアーノ以外高い点が付けられるはずです。
特にロボとチャコのドブレ5は完璧。
ミゲール・アンヘルも、これを崩してのソラーリの先発起用には躊躇するでしょう。
それからケメーロのモハメー、思い知ったか!
昨期の対戦にて、ベンチでクエルボスをおちょくる行動に出たDTとグローボのお友達チームには、5,6曲立て続けにアンチ・ウラカンの歌を歌ってあげました。
あーすっきりした。
次節は来週土曜日、今日と同じHOMEヌエーボ・ガソーメトロでアルセナルと対戦します。
Viernes 19 de Septiembre/9月19日(金) 19:00 Estadio/スタジアム:Pedro Bidegain(Nuevo Gasómetro) Arbitro/主審:Federico Beligoy | |
Orión González 57' Aguirre Bianchi Arce A. Torres (76' Tula) Rivero (70' Hirsig) Ledesma (80' Acevedo) J. M. Torres Barrientos 48' Bergessio 21' 69' Silvera 72' | Blázquez Aguilar (64' Falcón) Crosa Candia (46' Fuertes 50') Garcé Chitzoff Capurro 88' Rivarola (64' Oyola) Torres Valdemarín Ramírez 10' |
Centeno Solari Menseguez Chávez | Pozo Prediger Acosta Garnier |
Miguel Angel Russo | Antonio Mohamed |
順位表は7節の全試合終了後に掲載予定です。
サイドバーにある順位表では、暫定の順位も反映しています。