2008年9月24日水曜日

12番目の選手

あれはシクロンがリベルタドーレスで勝ち進み、今よりもさらに調子ぶっこいていた5月の頃だったと思います。
セルヒオから、「これ面白いからブログに載せて」というメールとともに1枚の画像が送られてきたのは。


意味不明でしょうか?
私も最初はそうで、ラ・ドーセをおちょくったものだというのはすぐに解しましたが、どこが面白いところなのかは分からず。

西語の"PARLANTE"は英語の"SPEAKER"に当たる語です。
ゴール裏で座って話し込んでいるところが突っ込みどころなのか?
画像からは試合中だと確認できないし、試合前やハーフタイムならどのカンチャでも見られる光景。
だとすると、ちょっとずるいような。。。
そう思ってお蔵入りにしていました。


昨日、ふらりと入った各クラブのインチャスが集うBBSでこの画像を発見。
1枚目の画像をいじったもので、作者はリーベルのインチャです。
「ラ・ボンボネーラは鼓動せず、接続する!!!」
何のこっちゃですが、写っている"人間"から目を外してようやく気付きました、禁止マークの中に鎮座する音響機器の「スピーカー」に。

ボカのインチャは「それはスピーカーではなく、トランペット用の機材だ」とカウンターを繰り出します。
しかしコロンのインチャが「でも、近くにトランペット持ってる奴が写ってないぜ」とクロスカウンター。
続けてラシンのインチャが「うちの選手をブーイングするのに使いたいから、俺たちにも貸してくれよ」と攻撃に厚みを加え、最後はセントラルのインチャが「クラブカラーをぱくって、選手を強奪して、今度はスピーカーまで俺たちの真似?」という自虐レスでゴール(笑)


ということで、元祖はセントラルのインチャーダらしく、ライバルNOBのインチャーダは、毎回「スピーカー禁止」の横断幕を出しています。

インチャス、インチャーダスは地声で勝負が基本です。
したがって、スピーカーの存在がばれちゃうのは相当に恥ずかしいこと。。。


しかしボカは商品化にも成功。
"ラ・ドーセ"クオリティですか?

12番目の選手たちの場合、まだ音を拾うマイク的なものが見つかっていないので、現状は「推定無罪」です。
ただAWAYでは、トランペットが何の機材も介さずに素でいい音出してるのは事実だよね、ね!