2008年8月13日水曜日

マーケット最終段階

もうすぐ本当の選手登録期限が来ます。

昨日ジェノヴァに着いたジョナタン・ボティネーリの売却金額は、当初伝えられていたトータルで2.9百万ユーロよりも30万ユーロ少ない2.6百万ユーロになりました。
これは、分割払いから一括払い変更によるディスカウント。
この金額を、彼のパスを50%ずつ持っていたボエードと投資家ラヌーチで折半しますが、諸々の"コスト"に40万ユーロかかり、それぞれ1.1百万ユーロ手にすることになるそうです。
昔からの悪しき慣習で、会長以下上の人間が懐に入れてしまう分もあるんですね。


パブロ・バリエントスの加入は早ければ明日、遅くとも明後日には完了する模様。
土曜の2節AWAYゴドイ・クルス戦には間に合うよう進めています。
FCモスクワはリース料50万ドルの要求を取り下げ、サン・ロレンソ提示の25万ドルを了承しました。
と、何度も「クラブ間で合意に達した」と伝えられましたが、ここまでずるずると。。。今度こそ!


クリスティアン・レデースマは、今朝ブエノス・アイレスに到着しました。
さっそく契約交渉に入ります。
オリンピアコスの求める条件は不明ですが、とりあえず「難しい」という言葉はもう聞こえません。
彼を獲得するためのアテ馬だったエベル・バネーガには用なし。
おそらく交渉は全くしておらず、ヨーロッパで輝かしい未来を築きつつある彼の方もこちらに用はないはずです。


ロボが2人目だとすると、3人目の補強選手になる可能性が高いのは、2部デフェンサ・イ・フスティシアに所属しているFWファビアン・ボルダガラーイです。
CASLAに投資する余裕はなく、すべて投資家任せで交渉中。
話がつけばレンタル扱いで加入させます。
選手本人にとってはかなりのステップアップで、大いに乗り気とか。


最後に加入するかもしれないのがクレメンテ・ロドリゲス。
ディエゴ・プラセンテが抜けた際には、3-5-2もしくは3-4-1-2の構想があり、緊急に穴埋めする必要はありませんでしたが、ボティネーリが移籍したことにより、4バック採用も視野に入れる必要性が出てきています。
ルーソはボカで起用していたクレメンテを3番候補に要望し、交渉が始まりました。
しかしここのところずっと彼をレンタルで出していたスパルタク・モスクワはもう売りたく、レンタル希望のシクロンとは合わず。
例によって投資家頼みの状況です。
この3番は、「ここ(ロシア)でもらってる金額と同額もらえるなら移籍してもよい」と、ちょっぴり偉そうなコメントを残しています。


去る方では、いつの間にか「エルナン・ペイローネ、ラシンへレンタルか」の話が出ていました。
彼はサン・ロレンソで登録されていますが、ラ・アカデミアでも仮登録がなされているのでしょう。
1節はレセルバでの出場でした。
こちらは今日、明日にも行くか、留まるかが決まる予定です。