シャンパン・フットボール?
昨日マル・デル・プラタで行われた冬季トーナメントのリーベル戦は1-1からPK戦に突入し、6-5でサン・ロレンソが勝利。
出場停止のオリオーンに代わってゴールマウスを守ったシャンパーンが、昨期のカンペオンを止めました。
90分は美しさのかけらもなく、"シャンパン・サッカー"からほど遠い内容でしたが、試合はサン・ロレンソ若干優勢のまま進みます。
すると63分、左からのクロスにロメーオが頭で合わせてようやく先制。
シクロンはこのまま逃げ切り体制に入りました。
が、目論見通りには行かず。
85分、インチャーダが店じまいを始めたあたりで追いつかれてしまいます。
相手のクロスをメンデスが胸トラップしたところ、ボールは流れてオルテーガの前へ。。。
1-1のまま90分を終え、延長戦はなし。
即PK戦に入ります。
先攻のリーベルは、アベライラス、オルテーガ、ポンシオ、ロサーレス、トゥッツィオが〇。
後攻のサン・ロレンソも、ゴンサーレス、ボティネーリ、ロメーオ、メンデス、ベルヘッシオが難なく決め、お互い最初の5人は成功しました。
そして迎えた6人目、これまでの5人は止められなかったものの、真ん中にきた4人目のシュート以外はいずれも方向が合っていたシャンパーンがリオスをストップ。
アスルグラーナは決めれば勝ちの状況で"ネグロ"アセベードの登場です。
GKをあざ笑うチップキックで仕留めたネグロがオヘーダに挨拶に行ったところ、「彼は怒っていた」そうです(笑)
なお、この試合の前には、今年のクラブW杯での対戦がなくなったマンチェステル対フルミネンセが行われました。
試合はクロス気味に放たれたボールがそのままマウスに吸い込まれる幸運なゴールでフルミネンセが先制。
しかしその後は、GK+9人の背番号"32"+1人の"7"という陣容で臨む欧州王者が大反撃を見せます。
結果は、テベスたちの4ゴールとC.ロナウドの1ゴールでマンチェステルの勝利です。
冬季トーナメントの決勝は30日水曜日、場所は昨日と同じマル・デル・プラタ。
今日、ラシンに代わって出場のヒムナシア(LP)を1-0で下したインデペンディエンテと戦います。
<対戦表>