2008年7月31日木曜日

冬季トーナメント2008 決勝 対CAI結果

昨日行われた冬季トーナメント決勝は完勝で優勝!


予想スタメンからゴンサーレスが外れ、オリオーンがキャプテンマークを付けた試合。
サン・ロレンソは終始インデペンディエンテを圧倒し、臨時キャプテンのGKにはほとんど守備機会がありませんでした。

先制は16分、ベルヘッシオの左からのクロスがロホの守備陣にクリアされたところをリベーロがペネルティエリア中央やや外で拾いシュート。
このボールは寄せてきたDFに当たりますが、高く上がってエリア内へ、そして落ち際をヒルシーグがダイレクトボレーで決めました。

前半終了間際には、ベルヘッシオのカベサーソがバーを叩き、リベーロの鋭いミドルがアスマンの好セーヴに阻まれる惜しいシュートも。
前半のうちに追加点は上げられませんでしたが、複数の決定的チャンスを作り出します。

そして良いイメージを持ったまま迎えた後半、早々にゲットです。
50分、アウレリアーノのFKを後半からアスマンに代わって入ったGKが中途半端なパンチングではじき、ボールはエリア内でフリーのベルヘッシオの前へ。
ラバンディーナは躊躇なく左足を振り抜きました。

その後CAIは、66分に元CASLAのプシネーリが2枚目のイエローをもらい退場。
グダグダの赤は84分にも元CASLAのエローンが退場となり、試合を通じて何も見せることができず。
青赤は、ロメーオがGKをかわしながらフィニッシュを外したり、ポストに当てるなど、数的有利を活かしたゴールラッシュはなりませんでしたが、調整段階のチームとしては満足の出来。
2-0で勝利しました。

リーベル戦では、3バック採用によりポジションを1つ前に上げたゴンサーレスがいたことからリベーロは中に位置、ブリートが右サイドを疾走する姿が見られませんでしたが、昨日は中盤ならどこでもできる(と言われている)ヒルシーグと時おり入れ替わりながら、効果的なサイドアタックを披露しました。
加えて左サイドのアウレリアーノとボボリールも、ダレッサンドロとプラセンテが去り伸び伸びとプレイ。
ボボリールは試合終了間際に負傷退場しましたが、左の2人にも期待が持てます。
バリエントスの加入により、どちらかが控えに回らなければならないとしたら実にもったいない。
ピトゥがロシアで成長し、夜遊びせず活躍するならそれでいいのですが、今のところ以前チームを去った時の悪い印象が。。。
そしてベルヘッシオは相変わらず別格の輝きを放っており、文句なしです。

新監督にルーソを迎え、サン・ロレンソはいいスタートを切りました。
しかしこの大会は準備のためのもので、優勝には何の価値もありません。
大事なのは本番のリーグ&コパです。

     <対戦表>