2008年7月9日水曜日

マル・デル・プラタ2日目

キャンプは順調です。
予定通りメニューをこなしています。

問題はボエードに残っているトゥーラで、クラブ、チームとの関係がますます悪化、一部のチームメイトは彼に不快感を示しているという噂も流れてきました。


登場人物はサビーノと当選手、そしてダレッサンドロとオレ紙です。
各々の言うところは・・・。

サビーノ
「先週、彼と話し合って、『いま経済的にちょっと厳しい、でもできるだけ早く支払いを済ませるつもりだ』と言った」

「支払いは一人の選手に対してではなく、同じく滞っている全選手一斉にでなければならない」

「明快な解決策はまだ見つかっていない、近日中に解決予定だが、彼とは先週話して以降連絡をとっていない」

トゥーラ
「彼らが僕のしていることに不満があったとしても、実際に僕は問題を抱えている。ラファエル(=サビーノ)と話し合いの場を持ったことはまったくない」

「彼が『数日のうちに解決し、選手の要・不要は監督たちの判断に任せる』とテレビで言っていたけど、そういう展開にはなって欲しくない」

「さっきラジオで聞いた。『あるチームメイトが僕に不満がある』って。なぜその選手がそう言ったのかわからない。僕は彼らに、『問題を抱えてたり、僕が何か悪いことをしてたら直接言ってくれ』と常々言ってきた」

「昨日、アンドレス(=ダレッサンドロ)が電話してきた。『明日(=今日)、オレ紙が何か書くけど、そんなこと言ってない。記者に載せるなと言おうと思ったけど、つかまらなかった』と。僕は『いつものことだから問題ない、大丈夫』と彼に言っておいた」

ダレッサンドロ
今日のところ、メディアに登場して直接語ることはなし。

オレ紙
「報奨金の分割払い3回分(金額不明)と20試合出場のプレミア(2万ドル)の支払いについて、トゥーラはプレシーズン突入前の入金をサビーノに取り付けていた」

「初日にヌエーボ・ガソーメトロに集合した際、トゥーラは監督・コーチ陣を車の中に連れ込み、このお金が期日までに支払われていないことを伝えた」

「そして結局、マルデルには行かないという結論を出した。この行為は監督、チームメイトの同意を得られていない」

「トゥーラはルーソの"ブラックリスト(=構想外リスト)" 掲載第1号になるのは確実で、チームメイトからも不満が出ている。マルデルに向かうバスの中は重苦しい雰囲気が漂っていた」

「この事態を受けて、クラブはトゥーラに制裁を科す方針。しかし彼と交わしている契約に、『規律違反の際には罰金を課す』という条項が含まれておらず、まだ検討中」

「私たちオレは、ある主力選手がサビーノに対して、『彼が要求している金額は俺が払う。でもあなたは、これ以上彼をサン・ロレンソでプレイさせないようにしないとだめですよ』と言ったのを聞いた」

「昨日トゥーラは、しばらく代理監督を務めていたバティスタのもと、ヌエーボ・ガソーメトロでトレーニングを行う予定だったが、現れず」

起こってしまったことは今更どうしようもありません。
ただ、メディアに踊らされて事態が深刻化することだけは避けて欲しい。