2012年11月20日火曜日

Un día histórico - 歴史的な一日

15Nプレイバック。


15:30 小売従業員組合が立法府前で法案反対のデモ。
20:03 本日の採決有無、未だ以って不明。
20:15 そんな中、クエルボスに公式な召集が掛かる。
20:35 クラブ幹部、立法府に到着。
20:45 スブコミシオン・デル・インチャ、臨戦態勢に。
21:06 緊張気味の議員たち。
21:24 クエルボス、プレッシャーを掛け始める。
21:33 傍聴席解放。
21:39 しかし、はっきりしない状況が続く。
21:46 投票に入るか、ついに検討開始。
22:00 実施決定。
22:13 投票前最後の議論。

待ち焦がれた瞬間到来!

22:43 法案が読み上げられ投票へ。
22:47 出席議員50人中49人が賛成票。

ボエード復帰決まる!!!

0:52 取り戻した聖地でフィエスタ継続、夜明けまで。

投票シーン巻き戻し。


一票漏れるトラブルがあり、すぐに満場一致の50-0に修正。
抜けてたのは0:45~のお爺ちゃんオスカール・モスカリエーロの票。
ラシンのインチャで元ボカ会長マウリシオ・マクリの政党所属。
当人物は「べレスのインチャでこれまでに一度も"ダレ・ボ"ったことがない」と言われていますが、人事異動により立法府副議長→CABJ第一副会長に配置換えされています。

一方、パッションでCASLA第一副会長を務めているマルセーロ・ティネーリはこの時・・・


視聴率No.1番組ShowMatchに出演中。
もちろん、愛するサン・ロレンソのボエード復帰を報告。

今後。
戦いはまだ続きます。
一応、カルフールと6ヶ月の交渉期間あり。
当然、決裂します。
この時点でブエノス・アイレス市が土地を収用。
その補償としてクラブは市の銀行バンコ・シウダーが算定した94億ペソ(約16億円)をハイパーマーケット側に支払います。
この金額は信託で掻き集めることになりますが、既に60%近くを確保済み。
運用はせずそのまま差し出すそうです。
申込者には各種割引特典あり。
もちろんスーパーにおいてではなく、クラブにおいて。

マネーの方は難なく達成できるでしょう。
問題はここからです。
当法には、これにより失業するかもしれない「現従業員の仕事を保証する」という条件が付いています。
法案成立の翌日に不満を表明した先方が、他支店で吸収する等の協力的な対応を見せるとは思えません。
この辺をどうクリアしていくのか?

しかし会長から我々末端のインチャスまで、クエルボスは前向きです。
2016年には新しいカンチャを建設したい。


モデルはBSCヤングボーイズのスタッド・ドゥ・スイス・バンクドルフ。
3.2万人収容なので大きくする必要がありますが、ベースはこれ。
学校、図書館等を併設した多目的なものになります。

ちなみに現在のところ、取り戻した敷地には商業施設しか造れません。
それ故に評価額を低く抑えられています。
ただ、新エスタディオを建てる時にはこの縛りを外すという立法府の確約があるので大丈夫です。
あちらさんはこの点でも納得いかないようですが、そうなんだから仕方がないですね。

またお金が掛かることになる、でも我々なら出来る!
だって、ヨソにはない本物の"情熱"があるから!!

エル・シクロン、いま確実に吹いています!!!