2011年9月8日木曜日

アペルトゥーラ2011 第6節 vsコロン(A)直前情報

明日の夜、AWAYでコロンと対戦します。

日  時:9月9日21時10分(日本時間翌9時10分)
カンチャ:セメンテリオ・デ・エレファンテス
主  審:ルナーティ
順  位:サン・ロレンソ7位(勝ち点7) コロン6位(同8)
通算成績:サン・ロレンソの28勝20分21敗(104得点74失点)
直近結果:サン・ロレンソ 1-2 コロン(11後期第8節)
ネット中継:Justin.tv USTREAM ※ない場合あり

予想スタメンは以下の通りです。

GK:ミグリオーレ
DF:カルモーナ、トゥーラ、ビアンチ・アルセ、ボティネーリ
MF:メンデス、カリンスキ、オルティゴーサ、バサーン
FW:メンセゲース、ジグリオーティ

4バック復活でエンガンチェなし。
4番には右膝捻挫で前節から欠場のルーナに代わってカルモーナが入り今期初出場。
3番にはサイドが好きではないボティネーリが久しぶりに入り継続出場。
7番には左膝半月板炎症のサルゲイロに代わってメンセゲースが入り今季初先発。

ベンチ入りは以下から7人。

GK:シャンパーン
DF:フェラーリ、メーサ、パロミーノ
MF:アルバラード、テレチェーア、ロマニョーリ、ゴンサーレス
FW:ロメーオ

第3節HOMEアルヘンティノス戦を最後にリストから外れていたメーサが招集されています。

対サバレーロス。
昨期はHOMEでの対戦で、結果は1-2の負け。

前半の序盤に複数の好機を逃し流れを失うと、19分、左サイドからのクロスにトゥーラ、ボティネーリ不在のDF陣がまずい対応。
さらに35分にも同じ様に左から先制男アコスタの頭。
後半に入って58分、"ロボ"レデースマの一発退場でマタドーレスは数的優位を得ますが、カルモーナが一矢報いた時は既にロスタイムでした。
近年、ボエードにとって鬼門となっているサンタ・フェ。
06後期にラベッシのゴールで1-0勝利を収めて以来、優勝した07後期でさえレデースマのゴールで追い付いた1-1ドロー、07前期スコアレスの後、09後期はサンターナ、ベルヘッシオ、ボティネーリが赤紙を喰らい0-3惨敗、09前期はハーフタイムにピントスとシベーリがケンカしネグロにレッドで1-2の仲間割れ敗戦、10前期も全くいいところなく0-2で敗北と、現在5試合勝利なしかつ3連敗中です。
しかし、あちらもHOMEでは最近なかなか勝てておらず、今期ここまでの2試合でも未勝利。(詳しくは後述)
前々節8年ぶりにタテンゲスを迎えて行われた"ガチ"クラシコでは0-2の完敗を喫しています。
この試合で退場処分を受けたイバン・モレーノ・イ・ファビアネーシは0-0に終わった前節AWAYレプローソス戦におそらく225適用で出場したため、今回出場停止。
さらにこの"プチ"クラシコでも二人の退場者。
怪我からスタメン復帰する主力が一人、チェバントーンもサブ濃厚ながら同じく復帰というプラス面もありますが、万全ではないでしょう。
もう一つの鬼門だったラ・プラタのエスタディオでは今期勝利を収めました。
そろそろかなと思います。

主審はルナーティ。
最後に担当したゲームは昨期18節HOMEでのQAC戦で、結果は0-2の敗戦。

アサー初采配試合は12分、カウンターからロメーオに代わってスタメン復帰していた男。
試合終了間際には、新体制下でキャプテンマークをボティネーリに譲ることになったトゥーラが先制点をアシストしたウルグアージョを捕らえきれず。
決定機ゼロの期最低ゲーム、期待の若手ラミーレスが個人としてはなかなかの出来でデビューしたことだけが収穫の試合でした。
これを含め国内リーグにおけるCASLAの試合実績は17戦6勝3分8敗(20得点26失点)。
一方、CACとこの審判は22戦7勝8分7敗。

アルゼンチン人は"mufa"と"cábala"というやつがやたらと好きです。
前者は私が持っている辞書には載っておらず、この間日本でコロンビア人に使ったら通じませんでした。
後者はヘブライ語から入って来た言葉で一応掲載されていますが、若干ずれた意味で。
ここでのニュアンスを日本語にすると、"疫病神"と"験担ぎ"になります。
で、明日対戦する両クラブも例外ではなく、やるべきこと?をしっかりと実行に・・・

今年に入ってからHOMEでは昨期開幕節キルメス戦(2-0)と同14節ウラカン戦(3-0)に勝利したのみで、今期の上記クラシコまで12戦2勝2分8敗(9得点18失点)と散々な成績しか残せていないコロンは、2002年に寄贈されメインスタンドのテラスに設置されていた高さ2.55mのグアダルーペの処女(聖母)像に責任転嫁、彼女が悪運をもたらしているとして昨日一時撤去しました。
連勝、連敗、引き分けが続くなんてことは9年前から幾度となくあったと思うのですが。
この行動は熱心に信仰しているソシオたちの怒りを買いひと騒動に。
今のところ、幹部一人がケツを拭かされるかたちで辞任に追い込まれたというのが目に見える"効果"。

サン・ロレンソでは、過去に何度か"行事"を催し好結果を出してきたというカルロス・アブド会長が、先週木曜日にクラブ首脳陣、監督及びコーチ陣そして選手たちのフルネームと写真を準備しシャーマンを招聘。
ロッカールームをお祓いさせました。
翌日行われた前節HOMEベルグラーノ戦はその甲斐なく0-1で落としましたが、プレシデンテはまだこれに期待してるんだとか。

ブエノス・アイレスに戻った当日に馳せ参じたそのHOME試合で失点10秒後に周りから"ムーファ"だと言われた私は、その件に関係なく明日は行けません。
何の"カーバラ"もせず我がHOMEに留まります。