2012年11月28日水曜日

イニシアル2012 第18節 vsインデペンディエンテ(H)日時

いつにもましてドタバタ。


協会は当初今節のサン・ロレンソ対インデペンディエンテを12月1日(土)17時開始でプログラム。
しかしその後、HOMEチーム1点ビハインドのハーフタイム明けに延期された15節ディアブロス対ピラータスの残りを今日18時から前半23分、後半22分で行うと決定。
このためアベジャネーダは当クラシコを土曜日ではなく日曜日にずらすよう依頼。
昨日午後認められて、安息日の19時15分キックオフになりました。

この時点でボエードにダメージあり。
翌日12月2日は1979年にエル・ガソーメトロで最後の試合が行われた日。
それから33年経ってようやくこの聖地取戻しが法的に保証されたところ。
立法府の急なスケジュール変更により法案成立に立ち会えなかった多くのクエルボスのために、土曜日の試合後、エル・ヌエーボ・ガソーメトロから今のところまだ営業中のスーパーマーケットがあるラ・プラタ大通りまで歩いて0時を迎えようというイベントが用意されていました。
またしても日程で大混乱。
とはいえ、今回はそれぞれ別に行けばいいだけのこと。
ここまでは許容範囲でした。

ところが、日曜開催に今度は安全当局が難色。
同じ日にブエノス・アイレス市でべレス対ウニオン、リーベル対ラヌースがあり、市警に3試合担当する能力なし。
加えて近郊サランディでアルセナル対ボカ、ボステーロスの移動も。
これを受け、首都中心街ビアモンテ通りにあるフッボル・アルヘンティーノの最高府は夕方、5大クラブ間の伝統の一戦を平日月曜日21時15分に動かすことを決断します。

CASLAは当然納得せず。
こういう時に何もしなかった、あるいはやっている振りをしていたのが前々会長ラファエル・サビーノ。
やってはみたものの何もできなかったのが前会長カルロス・アブド。
しかし背後にマルセーロ・ティネーリが控える現会長マティーアス・ラメンスの機動力、交渉力はこれら二人のものとは異なります。
昨日の段階で白紙に戻させて明けた今日、日曜日19時15分開始を勝ち取りました。
安全当局もしぶしぶ了承?

CAIはハビエール・カンテーロが会長に就任後、バーラス排除を敢行。
上記ベルグラーノ戦が中断されたのはHOMEゴール裏の危ない奴らがAWAYチームのGKフアン・カルロス・オラーベに爆発物を投げつけたため。
クラブに迷惑を掛けることでプレシデンテを屈服させようとしています。
でも、この件ではとりあえずロホにペナルティなし。
被害を蒙ったのは無駄な遠征を強いられることになったセレステと、予定を狂わされたアスルグラーナです。
処罰なしもさることながら、自らの不祥事で半分の45分を今日消化することになった者どもに中三日、元ここの会長であり現AFAの会長であるフリオ・ウンベルト・グロンドーナの温情か?
カンテーロとはそりが合わないらしいですが。
ちなみにスダメリカーナ参戦中のティーグレはコロンビアのボゴタで明日ミジョナリオスと準決勝第2戦。
アルゼンチンに戻って日曜日にはコルドバでのリーグ戦が待っています。
中二日です。

前節ヌーニェスのミジョナリオスをエル・リベルタドーレス・デ・アメリカ(未完成)に迎えて2-2のドローに終わった相手の監督アメーリコ・ガジェーゴは、この試合の主審ネストル・ピターナに不満爆発。
今期他の試合でもジャッジで様々な不利益を受けてきたそうです。
加えて、名指しこそしなかったものの、最近調子が良いこちらは「利益を得ている」と牽制発言。

クラシコながら通常ほとんど前哨戦がないこのカード。
フアン・アントニオ・ピッツィ(ウニベルシダ・カトリカ)対ガジェーゴ(コロ・コロ)で舌戦を繰り広げた過去あり。
残留争いも含め、盛り上がってまいりました。