2012年5月30日水曜日

ブファリーニ、出場停止?

第17節AWAYティーグレ戦。
生き残りを賭けた決戦を前に相手から先制攻撃が。


フリオ・ブファリーニは前節HOMEニューウェルス戦にてイエローを1枚もらいました。
出したのはネストル・ピターナで、公式記録上はこれで通算4枚目。
実際は、前所属フェロ・カリル・オエステでもらった1枚+サン・ロレンソでもらった4枚(他対ラシン、オール・ボーイス、ウニオン)で5枚目。
より正確にはカバジートで6枚+ボエードで4枚の計10枚らしいですが、いずれにしても本来なら次の試合には出られないことになります。

しかし、AFAが把握していた枚数は上記の通り1枚少なく、対NOBを前に出されたボレティン4650の"リーチが掛っている選手リスト"にもその名前はなし。
当然、CASLAにも8番本人にも通達はありませんでした。
これはFCOでもらった1枚が漏れているに違いないと思われましたが、そうではなく。。。

カルーソ・ロンバルディがアスルグラーナを初めて指揮した第9節AWAYでのブランキセレステ戦で、ブーファは開始4分にその試合最初のイエローを前節と同じ主審から提示されています。
ところがこのレフェリーを含む審判団が大失態。
試合後、第4審判まで交えて作成、協会に提出したマッチリポートの「警告を受けた選手」には、サルゲイロ、オルティゴーサ、メーサ、ミグリオーレ、カリンスキ+敵3人のみを記載していたのです。

昨日、ビクトリアが証拠となるビデオを提出し、自身との試合に「当該選手は出場停止である」と訴えました。
そして明日ビアモンテのオフィスに出頭することになっているピターナは修正報告する模様。
あちらの希望に沿い、累積警告がリミットに達してますね、という裁定が下されるようです。
日曜日に"5"枚目もしくは"10"枚目を出していなければ突っつかれることはなかったであろう案件。
役者になる夢が破れて審判になったこの男もきっと後悔していることでしょう。
あるいはこれもシナリオ通りなのか?

試合前に正しい累積枚数を知っていたならば、大事な一戦を次に控えカードをもらわないよう十分に注意することが出来ました。
この点を主張してカルロス・アブド会長は戦えるだろうか?
残念ながら早くも辞任をほのめかしているこの人の政治力はゼロ。
期待薄です。