
「良い時も悪い時も君について行く」
どのクラブのインチャスもそう歌う。
でも、降格したことがなく、カンチャを失ったこともないクラブのインチャスは真の"悪い時"を知らない。
クエルボスにとってBに落ちたことは恥でも何でもなく、毎試合熱い応援を繰り広げ1年でA復帰を果たしたことは誇りですらある。
エル・ガソーメトロを取り上げられ、14年以上も続いたホームレス生活に耐え抜いたことも。
サン・ロレンソは過去に獲得したタイトルによってのみグランデとされるクラブとは違う。
サン・ロレンソはその人々によってグランデなんだ。
本当のどん底を経験できず、本当の根性を見せる機会に恵まれていないクラブのインチャスは逆にかわいそう。
栄光だけに彩られた人生はきっとつまらなくて、味気ないもんなんじゃない?
OHHH VAMOS A VOLVER!!