2011年4月29日金曜日

クラウスーラ2011 第12節 vsウラカン(H)前日

最も重要なクラシコを前にDTが去るという緊急事態。


難しい時期に迎える大きな試合で、快く暫定監督の任を引き受けてくれたミゲール・アンヘル・トーホ、カルロス・ベグリオに敬意を表します。

クラブは焦らず慎重に新監督を選ぶつもりです。
とはいえ、そうのんびり構えてもいられず、来週中には決めたいと思っています。
ポイントは、下部組織を重視し、そこから選手を引き揚げてくれる人かどうか。
既に複数の候補者と会談済みで、だいたい以下の面々に絞られてきました。

レオナルド・マデローン
最初に接触。
サン・ロレンソで選手としてのキャリアをスタート。
08前期にはあのヒムナシア(LP)を率いてボカとスコアレスドロー。
そこと優勝を争うこちらにとっても重要な一戦で、試合前に「アスルグラーナのためにがんばる」とコメントし、最低限の結果を出しました。
ナシオナルBの06/07シーズンにはオリンポを率いて前期/後期とも制覇しています。

ディエゴ・カーニャ
二番目に接触。
ティーグレとプリメーラに昇格。
08前期にはチームを優勝決定戦まで持って行きました。
マデローンと並び有力候補の一人です。

ルイス・スベルディーア
昨日接触。
膝の怪我で早々に現役引退、指導者の道に。
08前期、27歳の時にアルゼンチン1部リーグ史上最年少監督として出身クラブであるラヌースでデビュー。
面談では、CASLAの5,6,7軍のピーベスたちまで把握しているところを披露し、首脳陣を驚かせています。

ロベルト・センシーニ
今日接触。
監督としては、ウディネーゼ、エストゥディアンテス、ニューウェルス。
08後期のピンチャ、09前期のレプラでは準優勝。
ロサリオでの最終節で戴冠を阻止したのはボエードでした。

ネストル・ゴロシート
今日接触?
選手時代、出はガジーナながらクエルボスのアイドルに。
既に一度シクロンを率いており、03前期に2位を記録。
首脳陣の何人かは招聘に拒絶反応を示しているとも。

ディエゴ・マラドーナ
接触する?
"こちら"からというより"あちら"から。
神の右腕「アレハンドロ・マンクーソがしきりにアプローチをかけてきている」と言われています。
代表でのD10Sをラ・グロリオーサは一貫して支持してきました。
本当は(もしくは元は)赤のインチャで今は青黄のインチャと認知されていますが、「サン・ロレンソのインチャーダがアルゼンチンでナンバーワン」と自伝で絶賛したこともあり、青赤ゴール裏の受けは抜群に良いです。

状況は、アンヘル・カッパが去り(クビになり)、ホタ・ホタを代理監督としてスーペルを迎えた昨期のリーベルと似ています。
あちらの場合、宿敵に勝利し、その後の結果もなかなか良く、これといった引き受け手がいなかったため、そのまま正式監督に昇格しました。
こちらも新監督候補と話がまとまらなければ暫定体制継続となります。
ただ、元Sub-17アルゼンチン代表監督のトーホは若手の育成を続けたい意向を持っており、今後いかに好成績を残しても、新たな指揮官を迎えることになりそうです。

グローボに勝つ。
明日はこれのみ!!