痛恨のドロー。

ペドロ・ビデガインで初めてHOMEのボックスに収まったシメオーネに、両チームのインチャスはほぼノーリアクションでした。
しかし、いつものようにAWAYのスタンドを背負って試合開始となった両GKに対しては大きなブーイング。
ブランキセレステを裏切るかたちでロホに移籍し現在レンタルでアスルグラーナに所属しているナバーロと、グローボからセネイセを経てアカデミアにやってきたミグリオーレです。
一度カンチャを失い他地区にヌエーボ・ガソーメトロを新設したサン・ロレンソ、クラブが経営破綻して株式会社化したラシン。
「お前らはどこが地元なの?」
「お前らはサポーターじゃなくて従業員だろ?」
「お前らはコパを獲ったことがないチーム」
「お前らは2部に落ちるチーム」
という罵り合いが開始前から延々と続き、ようやくキックオフの瞬間を迎えました。
試合です。
前半はお互い決定機なくあっさりと終了。
後半もほとんど同じような感じでゲームはスタートしました。
しかし、複数の選手交代を行い残すところ20分を切ったあたりからシクロンが少しだけフットボールを見せ始め、81分、ソラーリがゴメスとのコンビネーションから抜け出し強烈なシュートをゴールに突き刺します。
試合終了まであと9分とロスタイム。
ここからアベジャネーダは総攻撃を仕掛けてきました。
とはいえ単純なミスが多く、フットボールにはなりません。
逆に相手の手薄な守備を突いて、ボエードの方に2点目のチャンスがいくつか。
結局、少ない時間で追加点は奪えず。
あとは主審が最後の笛を吹くのを待つだけでしたが、TyCのサイトによると、ペソータが「この昼唯一のミス」を犯しました。(カンチャにいた者の意見としては"唯一"ではありませんが)
当初ロスタイム4分とした彼は、なぜか1分プラスします。
そしてラスト1プレイのCKから同点に追いつかれるゴールを被弾。。。
リードされた後、あちらは駄目なりに必死に攻めてきました。
この"必死さ"が、これまで同じような状況で淡々とやってきたこちらに足りなかったところです。
今日の引き分けは高くつきましたが、授業料としては安いはず。
今後に活かしてくれるでしょう。
次節は土曜日、AWAYでヒムナシア(LP)と対戦です。
その前の火曜日には、リベルタドーレスのHOMEウニベルシタリオ(PER)戦があります。
コパはもう終わってしまったので、チョロはピーベスを大量投入するかもしれません。
あるいは、自分のチームを早く作リ上げるためにベストメンバーで行くか?
どちらにしても行ってきます。
Sábado 25 de Abril/4月25日(土) 16:10 Estadio/スタジアム:Pedro Bidegain (Nuevo Gasómetro) Arbitro/主審:Sergio Pezzotta | |
Navarro A. González Aguirre Bianchi Arce A. Torres Chávez (58' Rivero) Ledesma Santana (55' Alvarado) Solari 81' Gómez Fornaroli 45' (88' Peirone) | Migliore Sosa Aveldaño 89' Martínez 90' Shaffer (67' Mercado) Zuculini 32' Wagner Yacob 31' Lucero (74' Caballero) Castromán (63' González) Lugüercio |
Centeno Reynoso Rinaldi Rovira | Campagnuolo Peppino Grazzini Ramírez |
Diego Simeone | Ricardo Caruso Lombardi |
順位表は11節の全試合終了後に掲載予定です。
サイドバーにある順位表では、暫定の順位も反映しています。