2008年12月1日月曜日

アペルトゥーラ2008 第17節(延期分) vsウラカン(A)直前情報

残りの74分は明後日17時10分から行われることになりました。
場所は前回と同じラ・ボンボネーラで37分ハーフの試合。
中断された時の状況を引き継ぎ、スコアはマイナス1、選手はプラス1で再開です。(正確に言うと、ウラカンの方が選手マイナス1)
ただ、メンバーの入れ替えは可能なようで、メーサが外れてリベーロが入るとのこと。

GK:オリオーン
DF:ゴンサーレス
DF:アギーレ
DF:ビアンチ・アルセ
DF:A.トーレス
MF:リベーロ
MF:レデースマ
MF:J.M.トーレス
MF:ソラーリ
FW:ベルヘッシオ
FW:シルベーラ

長期離脱中のメンデスと出場停止のバリエントスが抜けるのみで、ほぼベストメンバーです。

今日、問題のジャッジをテレビで確認できました。
まず、失点につながるFKが相手に与えられたプレイ。
主審のラベルニは最初ウラカンのファウルを取ったものの、副審のマイダーナがサン・ロレンソのファウルをアピール、主審はより近くにいた副審の目を尊重し、ジャッジを変更したというものです。
しかしどうみてもサン・ロレンソに落ち度なし。
解説のフアン・パブロ・バルスキが「これはどちらのファウルでもない」と言っていましたがまったく同意、あえてファウルを取るならやはりウラカンの方にだったでしょう。

マイダーナは前監督のラモン・ディアスから要注意人物として名指しされたことがある副審です。
現監督のルーソは、「サン・ロレンソはもうずっとマイダーナに苦しめられてるよね? サン・ロレンソがマイダーナと相性が悪いのか、マイダーナがサン・ロレンソと相性が悪いのか?」と、それほど批判的な言葉は使わず、穏やかに語っています。
実際のところ、半ばあきれ気味なのだとは思いますが。

一方、ケメーロがチャコを削って一発退場となったプレイについては、バルスキは「正しいジャッジ」と言っています。
私の目には俗に言う"オレンジカード"。
イエローのような、レッドのような。
アルゼンチンならイエローもあり得るのではと思えるものでした。

とはいえ今回こちらはそれほど注目されないでしょう。
昨日のボカ対ラシンがいつものように、いや、いつにもましてひどかった。
あまりにアカラサマ過ぎて。。。

主審のルナーティはフィゲローアのシミュレーションにPKを与え、ラシンに与えられるべきPKは無視。
バターグリアが複数やった危険なチャージにはイエローを出さず、リケルメがゴール後自チームのインチャを罵倒した時にも、ルール上カードを提示しなければならないのになし。
その他諸々。

ボカの5番について中継では、「なぜルナーティはカードを出さないのか?」と問うアナウンサーに、「なぜなら累積イエローが4枚に達しているからです!」とピッチリポーターが即答。
これはちょっと面白かった(笑)
大事なボカの選手が次の試合に出られなくなると大変ですからね。
ちなみにリケルメも4枚でリーチが掛かっています。
NOB対CASLAでは15枚以上もカードを乱発したルナーティでした。

ネットでは、"12番目の選手=ルナーティ"という定番のものから、ボカとそのインチャスを意味する"ラ・ミタ・マス・ウノ(半分+1=過半数)"をもじった、"ラ・ミタ・マス・ルナーティ(半分+ルナーティ)"などの言葉が飛び交っています。
しかしボッテーロスはどんなに汚い勝ち方でも満足なようで。

ここまでくるともう誤審のレベルを越えていて、もしシクロンがこんな勝ち方だったら、いかに厚かましい私でもさすがに恥ずかしい。
まぁ恥を知ってる人だったら、そもそもボカのインチャなんてやってられないか。

ボカは今、"EL UNKO PUNTERO"です。