CONMEBOL会長ニコラス・レオースは、抽選に先立ち、「公平を期すため大会方式を変更した」と宣言。
しかし、昨日まで言われていたような大幅な変更はなく、肩透かしを食っています。
まず、本日の抽選により決まった組み合わせです。
〇予備選
G1:ウルグアイ2 vs ウニベルシダ・カトリカ(CHI)
G2:マラカイボ(VEN) vs アメリカ・カリ(COL)
G3:ウニベルシタリオ(PER) vs エクアドル2
G4:オリンピア(PAR) vs ブルーミング(BOL)
〇予選ラウンド
O1:ウルグアイ1 vs リベルター(PAR)
O2:リーガ・キト(ECU) vs ボリーバル(BOL)
O3:G2の勝者 vs デポルティーボ・カリ(COL)
O4:ニュブレンセ(CHI) vs アンカシュ(PER)
O5:G1の勝者 vs G4の勝者
O6:アラグア(VEN) vs チーバス(MEX)
O7:サン・ルイス(MEX) vs G3の勝者
O8:アルセナル vs 北中米カリブ3
O9:(アルヘンティノス vs エストゥディアンテス)
O10:(インデペンディエンテ vs サン・ロレンソ)
O11:パラナエンセ(BRA) vs サン・パウロ(BRA)
O12:インテルナシオナル(BRA) vs グレミオ(BRA)
O13:ヴァスコ・ダ・ガマ(BRA) vs パルメイラス(BRA)
O14:ボタフォゴ(BRA) vs ミネイロ(BRA)
※カッコ内のアルゼンチン対決は現在順位に基づいています。
ピンチャとシクロンは出場確定済みです。
〇決勝トーナメント1回戦
C1:ボカ vs O2の勝者
C2:O3の勝者 vs O14の勝者
C3:O7の勝者 vs O10の勝者
C4:O6の勝者 vs O11の勝者
C5:O1の勝者 vs リーベル
C6:O4の勝者 vs O13の勝者
C7:O9の勝者 vs O8の勝者
C8:O5の勝者 vs O12の勝者
〇準々決勝
S1:C8の勝者 vs C1の勝者
S2:C7の勝者 vs C2の勝者
S3:C6の勝者 vs C3の勝者
S4:C5の勝者 vs C4の勝者
〇準決勝
F1:S4の勝者 vs S1の勝者
F2:S3の勝者 vs S2の勝者
〇決勝
F2の勝者 vs F1の勝者
全ステージ先に書いてあるチームが初戦HOMEです。
ボカ、リーベルの決勝Tからの出場は変わらず。
前年優勝チーム(今回はアルセナル)と北中米カリブが予選Rから出場に。
アルゼンチン、ブラジルを除いたCONMEBOL加盟8ヶ国は、それぞれ1番手が予選Rから、2番手は予備選から出場することになりました。
決勝T進出までの道のりに関して、ディフェンディング・チャンピオンとして出場するアルセナル以外、アルゼンチン、ブラジルのチームには変更なしと言えます。
この他、引き分け時の決着方法など、組み合わせ以外の面ではリベルタドーレスと同じ基準が適用されることになったそうです。
細かくはサン・ロレンソの試合の時に見たいと思います。
ここでは「予選ラウンド」と「決勝トーナメント」という言葉を使いました。
しかし実際は、最初から最後までトーナメントです。
加えて、ある2チームは優遇されベスト16から。
未だ中途半端なコパという印象がぬぐえず、スダメリカーナが価値を持った大会になるのは、まだまだ先になりそうです。