アペルトゥーラ2008からシクロンを率いることになる新監督は、ミゲール・アンヘル・ルーソの線で固まってきたようです。
昨日、会長サビーノとルーソが初めて会談を持ちました。
すでに「数字」も提示され、彼はサン・ロレンソが出したオファーに満足している模様です。
ルーソは2004年にも契約寸前まで行ったことがあります。
とにかくサビーノのお気に入りで、当時副会長だった彼の意向が働いたためですが、しかしこの時はクラブのアイドル"ピーポ"ゴロシートの後釜を探しているところ、そしてすぐ後には会長選挙を控えていました。
そのためサビーノの取り巻きは、会長の椅子を狙うドンに対して、同じくサン・ロレンソのアイドルでソシオの票を集めやすい"バンビーノ"ベイラを推薦。
助言を聞き入れたサビーノはバンビを招聘することにしました。
現在、クラブ首脳の大半はアメーリコ・ガジェーゴ支持と言われています。
アンケートによると、インチャスの支持率も彼がナンバー1です。
しかし昨年12月に再選を果たしたサビーノは、自分の希望を退ける理由が今回はありません。
加えてガジェーゴは、「個人的に重大な問題に直面しており、チームを引き受けられる状況にない」という話もあります。
ルーソとの交渉は始まったばかりですが、一気に決まる可能性もありそうです。