2008年4月16日水曜日

リベルタドーレス2008 グループ1 vsカラカス(H)結果

記念すべき1960年の第1回大会に、前年度のアルゼンチンリーグ・チャンピオンとして出場したサン・ロレンソ。
それから49回目となる今大会で出場回数は10を数えます。
後述のとおり、シクロンが参加した大会で最初の5回は当前のように決勝ラウンドに進出していましたが、2000年以降に出場したここ4回はグループリーグすら突破できずにいました。
しかし10回目となる節目の今回は100周年でもあり、気合いが違います。
多少もたつきながらも、久しぶりに決勝トーナメント進出です!

ただ勝利だけが求められた試合で、アスルグラーナは結果を出しました。
前半16分に先制点をあげると、35分には追加点。
後半に入っても78分に勝利を決定付けるゴールを決め、完璧な守りでカラカスを零封です。

1点目はゴンサーレスのクロスをプラセンテがヘディングで落としてベルヘッシオがゲット。
2点目はべルヘッシオのアシストでシルベーラがゴールです。
このゴールはクキとDFとGKがもつれあってゴチャゴチャしてましたので、カンチャで見た時は何がどうなったのかよく分かりませんでした。
3点目は完全に相手からのプレゼントで、アセベードが前線に出したパスをクリアしにかかったGKが空振りし、クキが拾って決めています。

試合後、気分が良くて飲みすぎてしまいましたので、まともに文章が書けません。
詳しくはサン・ロレンソUSAにゴールシーンの動画がありますので、そちらを見てください。
いつまで残っているかわかりませんが。。。

サン・ロレンソUSAのカラカス戦(H)ゴール動画

「決勝トーナメントから本当のコパが始まる」といわれるリベルタドーレス。
勝負はこれからです。

<リベルタドーレス過去大会での到達地点>
1960:準決勝 対ペニャロール(URU)
1973:準決勝 対インデペンディエンテ、ミジョナリオス(COL)※
1988:準決勝 対ニューウェルス
1992:準々決勝 対ニューウェルス
1996:準々決勝 対リーベル
2000:GL 対ジュニオル(COL)、セロ(PAR)、ウニベルシタリオ(PER)
2001:GL 対コンセプシオン(CHI)、ナシオナル(URU)、ビルステルマン(BOL)
2002:GL 対ポトシ(BOL)、エル・ナシオナル(ECU)、ペニャロール(URU)
2005:GL 対オンセ・カルダス(COL)、コブレロア(CHI)、チーバス(MEX)
※この時代、決勝ラウンドもグループでH&Aの総当たりでした。

     <対戦表>

     <グループ1順位表(全日程終了)>

2008年4月15日火曜日

リベルタドーレス2008 グループ1 vsカラカス(H)直前情報

いよいよ明日はグループリーグ最終節、カラカスとの決戦です。

日  時:4月16日19時30分(日本時間翌7時30分)
カンチャ:ヌエーボ・ガソーメトロ
主  審:ロルダーン(COL)
現在順位:サン・ロレンソ3位(勝ち点7) カラカス2位(同7)
通算成績:サン・ロレンソの1勝1分1敗(6得点4失点)
直近結果:カラカス 2-0 サン・ロレンソ(リベルタ2008Gr.1第1節)

予想スタメンは以下の通りです。

GK:オリオーン
DF:ゴンサーレス
DF:メンデス
DF:アギーレ
DF:プラセンテ
MF:リベーロ
MF:J.M.トーレス
MF:アセベード
MF:ダレッサンドロ
FW:ベルヘッシオ
FW:シルベーラ

昨日まで、アギーレ、メンデス、ボティネーリの3バック、メンセゲース、シルベーラ、ベルヘッシオの3トップで行くといわれていました。
しかしラモンは結局、あえてここで冒険はせず、これまでに一番結果が出せている4-4-2で臨むことを決断した模様です。
3-4-3はどうしても1点が欲しい時のオプションとして試したのかもしれません。
実現していれば、ともに好調なベルヘッシオとメンセゲースが今季初の同時スタメンでしたので、少々残念ではあります。

驚きなのはボティネーリが外れて、アギーレが引き続きDFラインの一端を担うということです。
彼はラモンの強い要望によりNOBから連れてきた選手ですので、DTのお気に入りなのは間違いありません。
スピードがないのは今更どうしようもありませんが、空中戦には元々強く、最近は1対1の対応も向上、読みを効かせたディフェンスも見せるようになってきました。
メンデス先生の授業を受けてかなり成長してきましたので、ポカがなければ大丈夫でしょう。
基本的な能力はボティの方が高いですが、彼の場合はもはや伝統になりつつあるポカがありますので。。。

グループリーグ後半から終盤のこの時期になると、「電卓を叩きながら戦う」という表現をよく目にします。
勝ち点はもちろん、得失点差や得点数等も計算して試合に臨むということですが、サン・ロレンソの場合はもう足し算も引き算もする必要がなく、「電卓」は不要です。

まず、グループ1ではクルゼイロの1位通過とポトシの脱落が確定済みで、2位の座をかけてカラカスと直接対決ですので、もう1試合の結果がどうなろうと影響を受けることはありません。
それから、カラカスとは勝ち点(7)・得失点差(-2)まで同じで、違いはその次に重要となる得点数(サン・ロレンソ5、カラカス6)で1点劣るだけですので、スコアは関係なく、この試合にとにかく勝てばよいということになります。
裏返すと、カラカスは負けなければよいわけです。

相手はセオリー通りにカウンター主体の守備的な戦いを挑んでくると予想されますが、今のシクロンの攻撃力をもってすればきっと大丈夫!
いや、絶対に!!

2008年4月14日月曜日

サポーターソング(18)



先週末のセントラル戦にはカメラを持って行きましたが、集中して応援したかったのでほとんど収録しませんでした。

タイトル:"ESTA HINCHADA NO TE DEJA DE ALENTAR"
    「俺たちサポーターはいつも君を応援する」

"Vamo' Azulgrana, que tenemos que ganar....
Que esta hinchada no te deja de alentar...."

「バモ! アスルグラーナ!! 必勝だ。
俺たちサポーターがいつも君を応援してるんだから。」

シンプルな定番曲です。
クラブ名やニックネームを入れ替えた歌を他チームのサポーターも歌っています。

<オリジナルソング>
アーティスト:不明
タイトル:不明

リベルタGL最終節の楽しみ方

リベルタドーレス2008も全32チームがグループリーグの5試合を消化しました。
すでに決勝トーナメントへの進出を決めたチーム、逆にチャンスがなくなったチームもありますが、まだ多くのチームに可能性が残されていますので、明日から始まるGL最終節では白熱した試合がたくさん見られるはずです。
しかし、ただ各グループの進出・脱落状況を見るだけでは面白くありません。
決勝Tの組み合わせを考えながら、もっというとサン・ロレンソの次の相手がどこになるのか?を見ながら追っていくと、より一層楽しめます(笑)
まず、グループ毎に可能性のあるチームを見てみましょう。

〇グループ1
1位クルゼイロ(BRA)*:勝ち点11/得失点差+8/得点10(以下同並び)
2位カラカス(VEN):7/-2/6
3位サン・ロレンソ:7/-2/5

〇グループ2
1位エストゥディアンテス:8/+2/7
2位ラヌース:7/+2/7
3位クエンカ(ECU):6/-1/2
4位ダヌービオ(URU):4/-3/4

〇グループ3
1位アトラス(MEX):10/+5/10
2位コロ・コロ(CHI):9/+2/10
3位ボカ:7/±0/9

〇グループ4
1位フラメンゴ(BRA)*:10/+3/7
2位ナシオナル(URU):9/+2/6
3位シエンシアーノ(PER):7/-2/4

〇グループ5
1位アメリカ(MEX):9/+2/10
2位リーベル:9/+1/9
3位ウニベルシダ・サン・マルティン(PER):6/-1/4
4位ウニベルシダ・カトリカ(CHI):6/-2/4

〇グループ6
1位ククタ(COL)*:11/+4/6
2位サントス(BRA):7/+7/12
3位チーバス(MEX):6/-1/5
4位サン・ホセ(BOL):4/-10/4

〇グループ7
1位ナシオナル(COL):8/+4/8
2位サン・パウロ(BRA):8/+1/5
3位アウダックス・イタリアーノ(CHI):7/±0/5

〇グループ8
1位フルミネンセ(BRA)*:10/+7/10
2位リーガ・デ・キト(ECU)*:10/+6/10

32チーム中、*印の5チームが決勝トーナメント進出決定済み、6チームが脱落確定、サン・ロレンソを含む21チームにチャンスが残されていますが、次に進めるのはW杯やUCLに同じく各グループ2枠で16チーム(未決定11)です。

決勝Tに進出した16チームは、これも他のメジャーな大会と同様に、グループ☆の1位がグループ△の2位と対戦します。
しかし、その組み合わせの決定方法は異なっていて、W杯のように予めヤマが用意されているわけでもなく、UCLのような抽選でもありません。

リベルタでは、まず、1位で通過した8チームをそれぞれのグループで獲得した勝ち点等により1位から8位まで順位付けし、同じように2位通過の8チームで9位から16位まで順位付け、この後に、1位対16位、2位対15位・・・8位対9位といったように対戦相手を決めていきます。
その際、同国チームの対戦や同グループにいたチームの対戦になっても全く考慮されません。
南米10ヶ国+メキシコだけの大会ですので、細かいことをやると収拾がつかなくなるからでしょう。
ただ、ちょっと前に規定ができて、準決勝の4チームが確定した際に同じ国の2チームが別のヤマにいた場合は、決勝の対戦が同国チーム同士の対戦にならないように入れ替えられ、そこで対戦することになりました。
3チーム同じ国だったらどうするんでしょうね?
(どうもしないか。。。)

現在の順位を基にちょっとシミュレーションしてみましょう。
最後の試合でサン・ロレンソがカラカスに1-0で勝利しグループ1を2位で通過、その他の15試合はすべてスコアレスドローで各グループ現在の順位通りに終了したとします。
すると、

A:1位クルゼイロ(BRA) vs 16位ラヌース
B:2位ククタ(COL) vs 15位サントス(BRA)
C:3位フルミネンセ(BRA) vs 14位サン・パウロ(BRA)
D:4位アトラス(MEX) vs 13位サン・ロレンソ
E:5位フラメンゴ(BRA) vs 12位リーベル
F:6位アメリカ(MEX) vs 11位ナシオナル(URU)
G:7位ナシオナル(COL) vs 10位コロ・コロ(CHI)
H:8位エストゥディアンテス vs 9位リーガ・デ・キト(ECU)
※準々決勝はAの勝者対Hの勝者(S1)、B対G(S2)、C対F(S3)、D対E(S4)で
 準決勝はS1対S4、S2対S3と予め決まっています。

Bはグループ6同士の対戦で、Cはブラジル対決。
Dのサン・ロレンソはアトラスに勝って次に進むとEのフラメンゴかリーベルか。
といった感じです。

UCLのような抽選も一大イベントになりますが、GL最終節の試合結果ですべてが決まるリベルタのこの方式もけっこう面白くないですか?
最初の方ははっきりいって無意味な作業です。
でも、日程が進むにつれてだいたい固まってきますので、それはそれで楽しいんですよ!

2008年4月13日日曜日

クラウスーラ2008 第10節順位表

6連勝のサン・ロレンソは順位を1つ上げ4位につけています。
そしてまだ1試合少ないです!(しつこい性格なので毎回言います)

アルゼンチンリーグの連勝記録は13で、その記録保持者はなんとサン・ロレンソなんですよ。
クラウスーラ2001をマヌエル・ペレグリーニの手で獲得した際、8節のHOMEリーベル戦を落として以降、9節から最終19節まで11連勝。
期をまたいで3節のAWAYバンフィエル戦で引き分けるまでの13試合を勝ち続けました。
この01後期では、短期リーグでの最多獲得勝ち点47も記録。
今期は残りが10試合ですので、全部勝つと勝ち点48で自らの記録を抜け、連勝記録も16に伸ばせるというわけです!!
そこまでは望みませんけどね。

     <08後期リーグ順位表>

     <07/08シーズン順位表(上位のみ)>

〇スダメリカーナ2008への道!
・今期終了時に確定。
・アルゼンチンからは7チームが出場。
・昨年の勝者アルセナルはディフェンディング・チャンピオン枠で
 出場が確定。
・ボカ、リーベルはCONMEBOLの招待で出場が確定。
・残りはアルセナル、ボカ、リーベルを除いた成績上位4チームが
 出場。
・成績は07/08シーズン(07前期+08後期)トータルの勝ち点・得失点差等
 により確定。(上表)
・前期及び後期優勝による出場権獲得はなし。
 (但し上位4チームに入る場合多し)

〇リベルタドーレス2009への道!
例年ではスダメリカーナと同様に後期終了時点で確定していましたが、2009年大会は前々年の前期リーグ(=その年の後半)の勝者が出場権を獲得する現状を是正するため選考方法が変更されています。
(効果が出るのは2010年大会から)

・08前期終了時に確定。
・アルゼンチンからは最少5、最大6チームが出場。
・07前期勝者のラヌースは出場が確定。
・残りは08後期勝者と08前期勝者及び優勝チームを除いた成績上位
 2チームが出場。
・成績は3期(07前期+08後期+08前期)トータルにおける1試合当たり
 平均獲得勝ち点(総勝ち点/総試合数)により確定。
・成績2位のチームは予備選から出場。
・ディフェンディング・チャンピオン枠があり、今年の勝者がアルゼンチン
 のチームだった場合は、そのチームも出場。
・その場合、成績1位のチームも予備選から出場。
・1つのチームが複数のタイトルを獲得した場合、成績3位以下も出場権
 獲得。
・その場合、予備選に回る順位も繰り下げ。

2010年大会には09後期勝者と09前期勝者及び成績上位3チームが出場することになると思いますが、リーグの1年は引き続き年またぎで、降格・昇格もそれに合わせて決定されるため、出場権獲得の順位決めでは「1試合当たり平均獲得勝ち点」方式が踏襲されるものと思われます。

2008年4月12日土曜日

クラウスーラ2008 第10節 vsセントラル(H)結果

こんなところでは止まりません!
先発FWのベルヘッシオとロメーオがそれぞれ1ゴールずつで、ダレッサンドロも1アシスト。
取るべき人が取り、取らせるべき人が取らせたゴールで勝った試合です。
後半失速する悪い癖が出ましたが、全体的にはボールを支配し上出来といえる内容。
リーグでの連勝を6に伸ばしました。

序盤からいいリズムでパスが回り、先制点の匂いが充満するサッカーをしていたシクロンは8分、アセベードの華麗なヒールパスを受けたプラセンテが左サイドを駆け上がり、同サイドのダレッサンドロへ。
ダレがエンドライン付近からエリアに入りマイナス方向にパスを出すと、これを中央のベルヘッシオが捕えてゴールに叩き込みました。
24分には、左のカベソンから右のゴンサーレスへのサイドチェンジが決まり、カピタンの完璧なクロスにロメーオが合わせて追加点。
この5分後にミドルレンジからゴラーソをくらいますが雰囲気は悪くなく、前半をリードして終えました。

後半に入ると、立ち上がりの時間帯にセントラルの攻撃を許します。
しかしこれを乗り越えた58分、カウンターのロングボール1本からこの日最後のゴールが生まれました。
センターサークル辺りにいたロメーオが相手DFの追跡を振り切りながらドリブルでエリアに侵入すると、GKが飛び出してきて交錯。
シクロンにPKが与えられ、職人ゴンサーレスがきっちり決めました。

この後は残念ながら攻撃が実らず。
セントラルも遠目から鋭いシュートを2,3本放ったのみでオリオーンの壁を突破できずに、3-1のまま試合終了です。
今日は気温が低く寒かったですが、試合で温めてもらいました。

次節は4月20日(日)に、"ピーポ"ゴロシートのアルヘンティノスとAWAYで対戦します。
その前の16日(水)にはリベルタのHOMEカラカス戦があり、後には23日(水)に延期された6節のHOMEべレス戦、27日(日)に12節のHOMEボカ戦と、週2試合ペースで連戦です。
幸いHOMEと近距離AWAYでの試合ですので、何とか乗り切りたいですね。

     <対戦表>
順位表は10節の全試合終了後に掲載します。

2008年4月11日金曜日

クラウスーラ2008 第10節 vsセントラル(H)直前情報

リーグ5連勝中のサン・ロレンソは、明晩ロサリオ・セントラルとHOMEで戦います。

日  時:4月12日21時10分(日本時間翌9時10分)
カンチャ:ヌエーボ・ガソーメトロ
主  審:サビーノ
節前順位:サン・ロレンソ5位(勝ち点15) セントラル9位(同13) SLは-1試合
通算成績:サン・ロレンソの49勝46分41敗(218得点175失点)
直近結果:セントラル 1-3 サン・ロレンソ(アペルトゥーラ2007第10節)

予想スタメンは以下の通りです。

GK:オリオーン
DF:ゴンサーレス
DF:アギーレ
DF:ボティネーリ
DF:プラセンテ
MF:リベーロ
MF:アセベード
MF:アルバラード
MF:ダレッサンドロ
FW:ベルヘッシオ
FW:ロメーオ

アテネ五輪で金メダルに輝いたカベソンは、いま世界中を騒がせている北京オリンピックの聖火リレーに参加し、無事ランナーを務め上げました。
では、試合についてです。
コパ、リーグの両方で可能性がある今、ラモンは1試合に集中して主力を休ませるのではなく、だいたい3試合に1試合のペースで順番に休養を与えています。
今回はメンデスとシルベーラがお休みのようです。

相手のセントラルは昨期からしばらくB落ちの危険地帯にいましたが、今期は尻に火がついて、そこから抜け出せるくらいの結果は出しています。
しかし、前節NOBとのクラシコにHOMEで敗れ、再び入替戦ゾーンに入る一歩手前のところまできていますので、明日の試合には気合十分で向かってくるでしょう。

それから主審のアレハンドロ・サビーノについて。
彼は、サン・ロレンソの会長ラファエル・サビーノとは何の関係もありません。
スペイン語の発音上区別がないですが、あちらの「ビ」は"BI"で、こちらは"VI"です。
1部で笛を吹いた試合は昨期終了時点で6試合だけですので、まだ新しい審判ですね。
私は生で見た記憶がありません。

最後に昔話をしたいと思います。(ちょっと長いです)
かつて両クラブのサポーターは、「セントラルとエル・シクロン、心は一つ」という歌を声を合わせて歌っていました。
クエルボスとカナージャスは、30年以上にも渡ってお友達だったのです。
アルゼンチンにおいて最も認知された友好関係だったので、日本でもそこそこ知られているでしょう。
で、「過去形」で表現していることからもお分かりの通り、もうお友達ではなく、「なぜ友情が壊れたのか?」というのが本題です。

友情にひびが入った原因について、「セントラルのバーラ内で政権交代があり、新勢力が、旧勢力と仲が良かったサン・ロレンソのバーラとも敵対する関係になったから」と私は聞いていました。
きっと、現在ロス・ボラーチョスやラ・ドーセが繰り広げているような権力闘争が、ロサリオの地でもあったんだろうなとつい最近まで思っていたわけです。
しかしセルヒオに聞いた話によると、根っこの部分は別のところにありました。
90年代の出来事になります。

1995年のクラウスーラ最終節、2位だったサン・ロレンソはロサリオでセントラルと戦い1-0で勝利。
一方、1ポイント差で首位だったヒムナシア(LP)は、HOMEでのインデペンディエンテ戦を0-1で落としました。
結果、シクロンの逆転優勝で、ロサリオではクエルボスとカナージャスが一緒になって朝までお祭り騒ぎ。
この時、この友情は永遠に続くものと思われました。

1999年のアペルトゥーラ最終節、セントラルは首位リーベルから3ポイント差の2位でべレスとHOMEで対戦。
ラモン・ディアス率いるトップの赤襷は、オスカール・ルジェーリ率いるサン・ロレンソとヌエーボ・ガソーメトロで戦いました。
この時期日本にいた私は雑誌の立ち読みで、「ルジェーリは『友人セントラルのために最大限がんばる』と言っています」というの目にした記憶があります。(読んだ時には試合はとっくに終わっていたと思いますが)
彼はエル・シクロンとラ・アカデミアの友好関係を十分理解していましたし、何より95年の優勝時、選手としてその場に立っていたのです。
しかし、実際にはサブを大量投入して試合に臨み、終了間際にロメーオが同点弾を決めて追いつくのが精一杯、2-2の引き分けで終了。
セントラルはべレスに1-0で勝利しましたが、サン・ロレンソの「裏切り」により1ポイント及ばず、優勝決定戦に持ち込むことができませんでした。

ルジェーリがレギュラーを使わなかった理由で、少なくとも説得力のあるものは何一つありませんが、セルヒオは、現場監督よりさらに上に位置する人たちの間で何やらあったと言います。
彼の話ではこうです。
「リーベルがお〇を積んできたからね。いや、セントラルも積んできたんだよ、勝ってくれって。でもリーベルの方が〇額が高かったんだもん、しょうがないじゃん。ハハハ」
本当かどうかはわかりません。
しかし本当であっても私は驚きません。
むしろ、この手の話にもはや驚かなくなった自分に驚くぐらいです(苦笑)
(ここでは全然関係ないですが、リベルタで崖っぷちのボカがマラカイボとどういう動きを見せるのか、ではなくどういう試合をするのかが、今から楽しみ!)

真実はともかく、この一件をきっかけに、両クラブのサポーターの友好関係は急速に冷え込みました。
「95年の時に俺たちは助けてやったのに、お前らは・・・」というセントラルとサン・ロレンソは、対戦する度に罵り合うようになり、"エル・ピジーン"ことアンドレス・ブラカモンテがトップを務めるロス・ピジーネス(現ロス・ゲレーロス?)がカナージャのバーラを牛耳るようになって以降はさらにエスカレート。
2005年のロサリオでの試合で、ついに大規模な場外乱闘が起こりました。

現在、ラ・ブテレールとロス・ゲレーロスの関係は最悪、一般のインチャスもそれにつられて大半は反目している状態です。
極一部に「復縁」を願う声があり、たまにネットで友好的なメッセージを見ますが、元に戻ることは恐らくないでしょう。
ロサリオのクラシコがなくなるとサッカーファンとして寂しいので、明日の試合以外ではセントラルを応援しますよ!(今期は)

2008年4月10日木曜日

驚異の回復力? それとも・・・

昨日9日付のオレ紙には、「チャコは21日間ダメ」と確かにありました。
そして今日10日の同紙記事には、「チャコは回復してフィジカルトレーニングを行った、試合に出るかは監督次第」と出ています。
チャコが鉄人なのか、それとも記者が適当に仕事してるのか?
答えはたぶん後者でしょうね。
これら2つの記事はWEB版で6つしか離れていないところにまだ載ってます。

それから、ヌエーボ・ガソーメトロのピッチ状態も昨日の記事で書かれていたより悪いようで、ラモン・ディアスは明後日のHOMEセントラル戦を、再びボンボネーラでやるようにクラブ首脳に要請しました。
この話はすんなり通るかわかりませんが、試合2日前でも時間や場所はサクッと変更されるので、可能性はあります。
この辺はいい加減だと解せずに、柔軟さがあると見るべきでしょうか。。。

2008年4月9日水曜日

ATLAS LA MISMA PASION

ケガ人情報

前々々節のアルセナル戦で負傷退場したヒルシーグは今週から通常練習に復帰済み。
前々節のラヌース戦で負傷退場したJ.M.トーレスは、肉離れで少なくとも3週間はプレイできず。
前節のティーグレ戦で負傷退場したビーロスは、「超痛かった」けど単に足がつっただけで大事に至らず。
という現状で、戦列を離れている主力はチャコだけです。
彼もケガしてからすでに10日以上経っていますので、欠場確実なのは今週土曜の後期10節セントラル戦と来週火曜のリベルタ最終節カラカス戦のみ、早ければ20日(日)の後期11節アルヘンティノス戦には間に合うでしょう。
代役を務めるアセベードが、チャコと同等かそれ以上の活躍を見せていますのでとりあえずは安泰。
しかし、彼もチームに欠かせない戦力であることに変わりはありませんので早期復帰が望まれます。

それから、ケガ"人"ではないですが。。。
100周年のイベントをカンチャで行ったため、自慢のピッチが若干傷んだようです。
頻繁にイベントが開催され慢性的にピッチコンディションが悪いモヌメンタルに比べれば症状も軽く、気にするほどではないとのことですが、ここ数年ピッチを完ぺきな状態に保ってきたヌエーボ・ガソーメトロのグラウンドキーパーの方々には少しのダメージも見逃せず、懸命に修復しているそうです。
ホント、頭が下がりますね。
一方、ピッチの惨状が叫ばれて久しい鶏小屋では、3月30日(日)から4月6日(日)までの間に、計4日Quilmes Rock 2008が開催されました。
リーベルに影響を及ぼす分には構いませんが、代表の試合も開催されるので何とかして欲しいですよ!