今日午前中、火曜日のコパAWAYティーグレ戦のチケットを買ってきました。
ビシタンテスの私たちにはいつもの通り2,000枚の割り当て。
枚数が少ないのでここのチケットは毎回取りにくいものですが、今回は2時間並んだだけでゲットです!
というのも、月曜日が祝日のため昨日の夜から小旅行に出かけてしまった人が多いこと、今のところさして重要ではないコパの初戦であること、価格が45ペソ(約1,200円)と高額なこと、という複数の要因から競争率が低かったのであります。
中でも価格の影響が一番大きく。
45ペソを日本円にすると大したことないですが、うちの店(喰いもん屋)で働いてくれているお姉さんは8時から16時までの8時間労働で60ペソしかもらってません。
45ペソは6時間分の稼ぎにも相当します。
ここでは結構な額なのです。
リーグ戦のゴール裏ならプリメーラの全クラブ一律料金で昨期は(おそらく今期も)30ペソ。
しかしコパの価格設定は自由で、国際舞台初登場のティーグレは調子に乗って吹っかけてきました。
"ポプラール(大衆席)"もしくは"ヘネラール(一般席)"と呼ばれるこの席、少なくとも価格に関してこれらの言葉はもはや当てはまりません。
AFAの言う「庶民のためのフッボル」はいつ戻ってくるのか?
有料ケーブルに加入しなくてもテレビで試合が見られるようになるだけだったら、何だかなぁ。。。
そんなわけで、大した稼ぎがあるわけではない私にとっても45ペソは大きな出費。
加えて、昨日は査察官という名のスーツを着た泥棒3人が店にやってきて、何かと粗探しをしては「告発するぞ」との脅しを。
彼ら公務員たちには計150ペソで納得してもらいました。
そういやこいつら、2ヶ月に1回のペースで来てるな。
さらに、街を歩いたら歩いたで本物の強盗がいて。
旅行者にとって、かつては"運が悪ければ無事に帰れない"国だったのが、最近はもう"運が良ければ無事に帰れる"国になりつつあります。
バスの中で聞いたおばちゃん二人の会話で、「昔は抵抗しなければ殺すまではしなかったのに、今は簡単に殺しちゃう」というのがありました。
実際、そうかもしれません。
こちらに来られる方は十分気をつけて下さい。
お金の話、いやチケットの話からだいぶ脱線しました。
来週は割と日程が詰まっています。
火曜日にそのコピータを戦った後、翌日水曜日にはスーペル8の決勝対アルヘンティノスがフェロのカンチャであり、噂によると金曜日にリーグ第1節HOMEでのアトレティコ・トゥクマン戦です。
ここ数日、まだ冬なのにやたら暑く、今日は日中30度を越えました。
試合の日もこんな気候だったら最高。
現時点ではスーペル8も応援に行こうと思っています。
フェロはうちから一番近いので。