2008年6月5日木曜日

サン・ロレンソが主役!

リーグ終盤、優勝にも絡んでないのに連日メディアを騒がせているのは、うれしいやら悲しいやら。。。
今日のトピックです。

ボティネーリとラモン
今期途中からアギーレにレギュラーポジションを譲ったボティネーリも、ラモンと対立していた1人でした。
彼の話によるとこうです。

「監督と選手たちの確執は最近発覚したとはいえ、今期の始めからあった」

「オリオーンが生贄にされたけど、その責任はたぶん僕たち全員にある」

「ラモンの退団でチームの雰囲気は若干良くなっている」

ペラードが去り、再びスタメンの地位を取り戻すチャンスがめぐってきたボティ。
しかしそうなっても、後期終了後に海外へ移籍することを模索しているそうです。
今期は低調で、大事な試合で愚行も犯しました。
評価を下げましたが、その分価格も下げたはずなので、買い手は付くかもしれません。

さよならエミリアーノ
ラモンの長男エミリアーノは、コパでの敗退前から弟マイケルと共に今期限りでチームを去ることを決めていたそうです。
「ラモンと選手たちが対立した原因は君の存在にあるのか?」の問いには、「僕を絡めて語られてるけど、本当にあった問題は違う」と答えています。
「意見の違い・確執は選手間にもあった。30人のチームメイト全員と仲よくすることなんて誰だって出来ないよ。僕と親しくしてる選手もいるし、そうじゃない選手もいる。監督の息子だからという理由で、僕に責任を押し付けるのは簡単なことだ」と。


彼は今、別の国内クラブでの現役続行を希望しています。
サン・ロレンソでは活躍できませんでしたが、「もし僕が監督"ラモン・ディアス"の息子じゃなければ、『継続してプレイする機会がなかったから』と言ってもらえたはずだ。僕は単なる1人の選手として見てもらえなかった・・・」という苦悩もあったそうです。

「今度は父親の庇護なしでがんばる」と言うエミリアーノ。
プリメーラAは正直厳しい。
しかしその下なら十分にやっていけるはずです。
新しいチームでの活躍を期待しましょう。

その前に、とりあえず洗車しろよ!

復帰と離脱
入退院が続きます。
チームが失速した原因は、第一に監督と選手たちの確執を含む内紛にありましたが、それと同じくらい影響が大きかったのがメンデスの不在。
リベルタ決勝トーナメント1回戦2nd.レグでラダメール・ガルシーアに右膝を壊されたガジェーゴは、およそ1ヶ月間スタンドから戦況を見守ることを強いられました。
ようやく復帰にこぎつけたディフェンスリーダーは、昨日からボールを使った練習を開始。
会長のサビーノは彼の残留意思を確認済みで、パスの一部を買い取り2期目のレンタルに突入することになります。

また、同じく長期離脱中のビーロスも、近日中にドクターからゴーサインをもらえる予定です。
ケガが絶えないフラーコ、今回は何日もつでしょうか?

一方、日曜日のオリンポ戦で出場直後に傷んだアルバラードは重傷でした。
左膝の前十字靭帯断裂及び半月板損傷で6ヶ月間戦列を離れる見込みです。
彼にはメキシコのプエブラが興味を示していましたが、こうなるとこの話もないですね。

サハはギリシャへ
ラモンに干され、クラブ首脳との関係も悪化していたチーノは、ギリシャリーグの強豪AEKアテネと基本合意に達し、現在、契約を結ぶためかの地に滞在しています。

形態はレンタルで、1年+2年オプションになる模様。
本人そして私たちインチャスも一安心です。

長いシーズン、良いこともあれば悪いこともあります。
だからサッカーは面白く、サン・ロレンソは応援のし甲斐があるクラブなんです!