2008年6月7日土曜日
クラウスーラ2008 第18節 vsバンフィエルド(H)結果
3-2。
フットボールで一番面白いとされるスコアで、今日は勝利しました。
ベルヘッシオのトリプレーテです。
(2点目はパティーニョのOGの可能性も)
後で書きますが、訳あって試合については簡単に済ませます。
18分:ゴンサーレスのクロスにベルヘッシオが合わせて先制。
24分:ゴンサーレスのクロスにベルヘッシオが合わせて追加点。
(もしくはパティーニョのOG)
33分:シベーリのゴールで1点返される。
54分:シタニーチのPKで同点に。
62分:名手ゴンサーレスがPKを止められる。
73分:ロメーオのシュートがGKにはじかれるもベルヘッシオがゲット。
という流れで勝ちました。
この結果、今年後半に行われるスダメリカーナ出場が確定です。
次節はいよいよ最終節。
AWAYでヒムナシア(J)と対戦ですが、代表のW杯南米予選があるため、2週間後に戦います。
で、試合内容を細かく書く気にならない理由ですが、ここ2,3ヶ月の間に5人の友人・知人に起こったことで、ついに「私の番が来た」ということです。
今日は、いつも車で一緒に行っているオッサンが友人のお誕生日会で欠席。
私はというと、アルゼンチンサッカーを観に2週間前にブエノスにやってきた、HACHANを試合にお連れすることになっていました。
彼女は行動力がある女性で、昨日はバスと電車を乗り継ぎサランディまでアルセナルとヒムナシア(LP)の試合を観に行ったつわものです。
ですので、普通なら一人でどんどん観戦に行けちゃうくらいですが、サン・ロレンソのカンチャはスラム街に面しており、近郊にある彼女の宿からは道を選んで行かなければなりません。
ということで、よく知っているはずの私がお供することになりました。
とはいえ、カンチャから少し離れると、普段用事がないこの辺のことはよく分かりません。
結果として、私は誤った道を選んでしまいました。
これ以上進んだらまずいかなと思った時、人生で初の強盗に遭遇です。
相手は5人組で、特に刃物や銃のようなものは持っていませんでした。
しかし完全AWAYであり、「強盗に遭ったら抵抗するな」は鉄則です。
私と同じくらいの体格の奴ひとりが私の方に、残りの4人はHACHANを襲いました。
盗られたものは、HACHANが2万円くらいしたPUMAのジャケットに現金約50ペソ(約1,700円)、私はジーンズメイトで買った8,000円くらいのジャケットに現金104ペソ(約3,500円)と約24,000円の携帯。
ついでに、12月分まで払ったソシオの会費の領収書と、今週出来たばかりのペーニャの名刺も渡しちゃいました。
この名刺は75ペソ(約2,600円)で200枚作ってまだ180枚くらい残っていますが、もうゴミです。
盗られた携帯の番号が書いてありますので。。。
(同じ番号で携帯を買い直すのはたぶんムリ)
宿からカンチャまで、地域的に危ないのはどうしようもありません。
しかし道によっては比較的安全に行けるのです。
私が同行せずに1人で行っていたら、彼女は何事もなく試合を楽しめたのではないかと思うと、悔しさが込み上げてきます。
HACHAN,ゴメンナサイ!
カンチャに着くといつもの仲間がいます。
中には初対面なのに、話を聞いて親身になってくれた人もいます。
「寒いだろ、コーヒー奢ってやるから飲め」とか、「帰りの交通費がないなら俺が出してやる」とか・・・。
彼らのやさしさには本当に癒されました。
さらにうれしいことに、試合後HACHANは、「サン・ロレンソのソシアになる!」と断言。
明後日の月曜日に、一緒に事務所に行って手続きします。
中心街にあるので、今度は私が同行しても大丈夫!
ちくしょー、絞められた首が痛いぜ。
<対戦表>
順位表は18節の全試合終了後に掲載します。