「緊急補強」が騒がれ出した直後、クラブ幹部の1人は言いました。
「ラモンが現在所属している選手たちとまず話し合い、コンセンサスが得られた場合の話だ」と。
監督と選手たちがどういう結論を出したのかは分かりません。
しかし首脳陣は、すでに投資家グループを交えて動き出しています。
昨夜、会長のサビーノは投資家の1人と接触しました。
また、副会長のインセーラは近日中にスペインに飛ぶ予定。
表向きの理由は、01後期でシクロンを優勝に導いたペレグリーニと旧知の仲で、「ビジャレアルの最終節に招待されたから」とされていますが、かの地で何らかの交渉が行われることは間違いないようです。
2番では、昨日今日で5人の名前が挙がっています。
ファブリシオ・コロチーニ
サビーノと投資家が昨晩もった会合の主題は、コロチーニを連れてくる際の条件についてでした。
一方コロチーニ本人もデポルの会長に説得を試みていると言われています。
マウリシオ・ロメーロ
元ラヌースで現モレリア(MEX)の彼はラジオのインタヴューに答え、サン・ロレンソが代理人及び現所属クラブと接触済みであることを認めています。
「ちょっと前までラヌースで同じように出場する可能性があったけど、敗退により消滅してしまった。サン・ロレンソのような大きなクラブでリベルタに出場できるチャンスなんて滅多に訪れないし、僕に興味を持ってくれたことがうれしい。1週間前にメキシコリーグは終了したけど、体は動かしてるから大丈夫。サン・ロレンソのために戦いたい」と本人もかなり乗り気です。
フェルナンド・オルティース
アスルグラーナでもかつてプレイし、現在はサントス・ラグーナ(MEX)。
コロチーニの話が流れた場合のもう1つのオプションとして、名前が挙がっています。
ゴンサーロ・ロドリゲス
サン・ロレンソの下部組織出身で、02スダメリカーナ優勝メンバー。
インセーラのビジャレアル訪問から出てきた名前です。
ネルソン・カブレーラ
セロ・ポルテーニョのパラグアイ人は、1日経って可能性がほとんどなくなりました。
ある幹部は、「連れてきたがっている人もいるが、首脳陣のプランには入っていない」と言っています。
また彼は、パラグアイのエル・シクロンがグループ1の予備選でクルゼイロと戦った際に出場していますので、これから問題なく登録できるのかもクリアではない模様。
第一希望はファブリシオ、現実的な第一候補はマウリシオで進んでいるようです。
11番は昨日と同じ2選手ですが、1人は候補から消えました。
オスマール・フェレイラ
FCドニプロからパスの50%を買い取った上、マレーボとは3年契約を結びたい意向を持っています。
クリスティアン・ゴンサーレス
クラブ首脳の1人は、「キリは素晴らしい選手」と認めています。
しかし、「サン・ロレンソは、残留を争っているチームから選手を引き抜くようなアクションは取れない」ということです。
キリ自身も、「光栄に思うが、セントラルを見捨てて行くことなどありえない」と明言。
完全消滅しています。
サポーターの声では、「現有戦力で戦え!」が多いです。
私個人もそれでいいと思います。